栗城偲のBL小説おすすめ|お仕事ものから異世界・ホラーまで

栗城偲さんは、ディアプラス文庫やキャラ文庫で作品を発表しているBL作家です。

会社を舞台にしたお仕事ものから、異世界ファンタジー、ホラーの味わいのある物語まで作風が幅広く、口コミでは「設定の説明が丁寧で読みやすい」「仕事の描写がしっかりしている」という声がよく見られます。

もくじ

口コミから見える作風

会社が舞台のお仕事BL

紡績会社を舞台にした「鷹羽紡績」シリーズは、横領事件をきっかけに、営業部・経理部・社史編纂室の社員たちの恋が一冊ずつ描かれます。

同じ事件を別の部署の側から描く構成も評判です。

初めてでも読みやすい特殊設定

Dom/Subユニバースのように好みが分かれやすい設定でも、作中で丁寧に説明されるので、初めての人でも読みやすいという声が多くありました。

孤独な二人が寄り添う物語

人狼と修道士、神社で搾取されてきた青年と民俗学者など、孤独を抱えた者同士が互いを支えに前を向いていく物語も書いています。

おすすめの作品

ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした (栗城偲)

ポイント 過労で倒れた会社員が、Dom/Subのある世界で目覚める。設定の説明が丁寧

ブラック企業で残業に追われ、会社で意識を失った幹人。目覚めると、なぜか会社はホワイトになり、勝手にライバル視していた同期の梁川とも親しくなっていた。どうやら過労で倒れたあと、第二の性「ダイナミクス」があるパラレルワールドに転生していたらしい。ここでSubだった幹人は、うっかりそれを明かしてしまい、転生を信じてくれたDomの梁川と便宜上のパートナーになるが……。

基本情報

著者栗城偲
発売日2023/08/01
ページ数253ページ
評価 4.5
スコア85
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口コミ

良い点
  • Dom/Subの説明が作中でしっかりされているので、この設定が苦手な人や初めての人でも読みやすいという声がとても多くありました。
  • お仕事小説としての面が強く、世話を焼くことで満たされる溺愛Domと、仕事に一生懸命な受けの両片思いが好評です。篁ふみさんのイラストでコミカライズもされています。
悪い点
  • Dom/Subならではの要素を期待すると、マイルドで物足りないという声がありました。
  • お話が短く、もう少し読みたかったという意見もあります。続編が出ています。

経理部員、恋の仕訳はできません (栗城偲)

ポイント 「鷹羽紡績」シリーズ。横領事件を経理部の側から描く

鷹羽紡績で起きた、営業部・大町志月の横領事件。経理部員の山田倫理はその事件に違和感を覚え、ひとりで調べ始めるが、なぜか苦手な同僚の染谷が近づいてきて……? 規則とルーティンを守る生真面目な経理部員と、社交的な同僚の恋。『社史編纂室で恋をする』シリーズの、別カップルのスピンオフです。

基本情報

著者栗城偲
発売日2021/10/01
ページ数251ページ
評価 4.5
スコア87
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口コミ

良い点
  • シリーズ1作目と同じ事件を経理部の側から描く構成が面白く、結末がわかっていても楽しめるという声が多くありました。
  • ルーティンを守り、簿記の問題集を解くのがストレス解消という生真面目な主人公が可愛く、応援したくなると評判です。巻末の攻め視点の短編も好評です。
悪い点
  • 主人公の性格が極端で、共感しにくかったという声がありました。
  • シリーズ1作目を読んでおくと、より楽しめます。

犬も食わない同期の恋愛 (栗城偲)

ポイント 言い争ってばかりの同期との、ケンカップルのお仕事BL

社内の同期グループのなかで、なぜか篠田とだけは馬が合わず、言い争ってばかりの加藤。ところが同期の飲み会で酔いつぶれ、目覚めるとラブホテルで篠田の隣に……。記憶のないまま「責任を取る」と宣言し、篠田と付き合うことになった加藤だったが……。栗城偲の「鷹羽紡績」シリーズ第4作で、単独でも楽しめます。

基本情報

著者栗城偲
発売日2024/08/01
ページ数230ページ
評価 4.4
スコア84
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口コミ

良い点
  • 好きな子をいじめてしまう攻めと、恋愛にうとい鈍感な受けのケンカップルぶりが楽しく、にやにやしながら読めるという声が多くありました。
  • 曲がったことが嫌いな受けが、攻めを守って言い返す場面が好評です。みずかねりょうさんのイラストも人気で、シリーズでいちばん好きという感想もあります。
悪い点
  • 二人のやりとりが年齢のわりに幼い、事件の解決があっさりしているという声がありました。
  • 既刊の主要キャラクターの登場を期待すると物足りないという意見もあります。

はぐれ銀狼と修道士 (栗城偲)

ポイント 狼男退治を命じられた修道士と、心優しい人狼が家族になっていく

村人をさらって喰らう凶暴な狼男を退治してこい――司祭から無理難題を押しつけられ、ひとりで山へ向かった修道士のシリル。死を覚悟した彼の前に現れたのは、美しい銀狼のグレアムだった。怪我で動けないシリルを、青年の姿に変身して助けてくれた彼は、噂とは正反対の穏やかな人狼で……。孤独な二人が寄り添い、家族になっていく物語です。

基本情報

著者栗城偲
発売日2022/06/01
ページ数321ページ
評価 4.4
スコア86
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口コミ

良い点
  • 身寄りのない修道士と、ひとりきりで暮らしてきた人狼が、互いを思いやって寄り添っていく姿が優しく温かいという声が多くありました。
  • 前半は事件の真相に迫るミステリー、後半は新天地での二人の暮らしが描かれ、攻め視点も好評です。純真な人狼グレアムが可愛いと評判です。
悪い点
  • 里の大人たちの冷酷さに腹が立ち、読み返すのがつらいという声がありました。
  • 修道士や教会の設定に違和感がある、謎解きが中途半端という意見もあります。

推しが現実にやってきた (栗城偲)

ポイント ゲームの最推しの吸血鬼が、現代日本に現れて地に足をつけて生きる

給料もボーナスも全額つぎ込んできたソーシャルゲームの最推し。大人気キャラなのに、シナリオの途中で殺されてしまった――日々の癒しを失い、悲しみに暮れる裕貴。ところがその夜、夜道で黒い靄とともに、最強の吸血鬼ドラクルが目の前に現れた。「必死で敵と戦ってきた私は、この世界ではただのゲームキャラだったのか!?」。いきなり現代にやってきて愕然とする推しを、裕貴は家に居候させることになって……。

基本情報

著者栗城偲
発売日2024/03/01
ページ数319ページ
評価 4.5
スコア85
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 貴族的な吸血鬼が、あっという間に現代になじんでバーでカクテルを作り、戸籍まで取って地に足をつけて生きようとする姿が新鮮です。真面目で誠実なドラクルに好感が持てます。
  • ゲームの推しではなく、目の前で生きている彼を好きになって悩む裕貴の真面目さが素敵です。ファンタジーが苦手な人でも楽しめる、優しいお話です。
  • 二人がいい雰囲気になると気を利かせて巣に戻る、眷属のこうもりバーニーが可愛いと大評判です。
悪い点
  • 物語としての深みはあまりないという声がありました。裕貴を傷つけた先輩がそれほど報いを受けないのも心残りです。

はじめての一冊は

お仕事ものが好きなら「鷹羽紡績」シリーズから、特殊設定を試してみたいなら『ブラック社員の転生先はDom/Subユニバースの世界でした』からどうぞ。

そのほかの掲載作品

読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。

Dom/Subユニバースの作品はDom/Subユニバース特集、お仕事ものはお仕事BL特集にもまとめています。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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