君しか見えない
小柄で可愛らしい見た目ながら、霊も怖い話もまったく寄せつけない現実主義者の鳥居哉。行きつけのバーで、かつての親友でひそかな初恋の相手だった熊谷蓮司と十年ぶりに再会する。すっかり素敵な大人になっていた蓮司だが、実は霊を呼び寄せる体質で、心霊現象に悩まされていた。哉のそばにいるときだけは何も起きないと知る彼に「今夜泊めてほしい」と頼まれ、居候が始まるが、蓮司の連れの男・増田の存在がどうにも不穏で……。うっすらホラー風味の再会ラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 栗城偲 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/11/01 |
| ページ数 | 227ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
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口コミ
良い点
- タイトルからは想像できないホラーとサスペンスの展開に、読む手が止まらなかったという声が多くありました。幽霊よりも増田のほうがずっと怖いという感想が目立ちます。
- 怖がりな攻めの蓮司と、何も見えない男前な受けの哉の組み合わせが良いバランスだと好評です。後半の蓮司視点で明かされる両片思いの心情が良かったという声もありました。
- 木下けい子さんの挿絵が人物にぴったりで、怖さを和らげてくれたと評判です。「君しか見えない」というタイトルの掛け言葉も面白いという意見があります。
悪い点
- 思ったよりも本格的に怖いので、苦手な人は注意という声がありました。巻末の祖師谷さんの手紙に出てくる「生島」の正体が最後まで分からず、もやもやしたという意見も多くあります。
- 霊の話とストーカーの話、過去の両片思いが入り組んでいて話に入り込めなかった、事件に尺が割かれて恋愛面が物足りないという声もあります。
