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3月22日、花束を捧げよ(下)

3月22日、花束を捧げよ(下)

「このまま何もしなければ、いずれ光一君は死にます」――ひとりだけ時を巻き戻った海路は、衝撃の未来予知で蓮を仲間に引き込む。明るく洞察力のある蓮は頼もしい味方だけれど、海路は、かつての冷たい蓮の面影を追ってしまう。なぜ蓮は頑なに協力を拒んだのか。理不尽な行動の裏に何を隠していたのか。三人で運命に挑む日々の先に、すべての謎が明かされるタイムリープラブの完結編。

基本情報

著者小中大豆
発売日2024/07/01
ページ数455ページ
評価 4.7
スコア90
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口コミ

良い点
  • 上巻の苦しさから一転、三人で協力して運命に挑む下巻は明るく前向きで、ハラハラしながらも楽しく読めました。なぜ時が巻き戻るのか、なぜ蓮が冷たかったのかが明かされて、すべてがつながる爽快感があります。
  • 緻密な伏線の回収が見事で、上下巻の長さを感じさせない筆力に圧倒されました。下巻を読んでから上巻を読み返すと、蓮の言動の見え方が変わるので二度おいしいです。
  • 海路が付ける妙なネーミングを蓮がからかうなど、二人の掛け合いのテンポがよく、思わず笑ってしまいます。最後は三人がそろって笑える結末で、本当によかったと思えました。
悪い点
  • 上巻に比べると切なさが少なめなので、少し物足りなく感じました。蓮の記憶がひとつになる終盤の展開にも、少し引っかかりが残ります。
  • 何度も巻き込まれて命を落とす光一のことを思うと、手放しでハッピーエンドとは思えない気持ちも残りました。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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