恋を半分、もう半分
大学に入ったばかりの卓人は、着物姿の先輩・元宮に熱心に誘われて落語研究会へ。落語などまるで知らなかったのに、マンツーマンで教わるうちにその面白さにのめり込み、面倒見のいい元宮にも惹かれていく。美形の兄に溺愛される地味な自分に自信のない卓人だったが……。後半には数年後、社会人になった元宮の目から、思いがけない道を選んだ卓人を見つめる物語も収めた、芸人シリーズの一作です。
基本情報
| 著者 | 久我有加 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/01/01 |
| ページ数 | 238ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 82 |
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン
口コミ
良い点
- 落語の魅力と関西弁のやわらかな語り口がよく合っていて、引っ込み思案な卓人が少しずつ落語にのめり込んでいく心情が丁寧だと好評です。小椋ムクさんのイラストもかわいいと評判です。
- 卓人にだけ甘い元宮の溺愛ぶりが周囲に筒抜けなのが楽しく、後半で置いていかれる寂しさを打ち明ける元宮がかわいいという声が多くありました。ブラコンの兄との鉢合わせも面白いと好評です。
悪い点
- 前半の恋の決着が、迷惑な女性の登場から一気に両想いになる型どおりの流れで物足りないという意見があります。
- 後半で卓人が選ぶ進路が唐突に感じられ、違和感が残ったという声もありました。
