久我有加さんは、ディアプラス文庫やキャラ文庫で長く作品を発表しているBL作家です。
関西弁の会話や、芸事・スポーツなどの世界を丁寧に描く作品が多く、口コミでは「知らない世界がわかりやすく描かれている」「読後感が温かい」という声がよく見られます。
口コミから見える作風
知らない世界に連れていってくれる
講談の世界を描く「芸人シリーズ」は、実際に講談を聴いてみたくなったという声が多く、トレイルランや菓子メーカーの立て直しなど、仕事や競技の描写も好評です。
ギャップのある攻め
ぶっきらぼうなのにお菓子作りが趣味の兄弟子、ストイックに見えて頭の中は受けへの「かわいい」でいっぱいのアスリートなど、ギャップのある攻めが人気です。
再生の物語
夢をあきらめて心を閉ざしていた受けが、攻めとの出会いで新しい道を見つけていく物語に心が温まるという声がありました。
恋愛の場面は後からついてくる印象だという感想もあります。
おすすめの作品
恋は読むもの語るもの (久我有加)
ポイント ワンコ系の見習い講談師と、毒舌な兄弟子。講談の世界に引き込まれる
パワハラで会社を辞め、どん底にいた進也。偶然入った講釈場で聞いた講談に心を救われ、その講談師・伝井青嵐に弟子入りして、講談の世界に飛び込んだ。兄弟子の芸に惚れ抜き、「兄さん」と慕って追いかけるうちに、進也の気持ちは……。ワンコ系の見習い講談師と、毒舌な兄弟子の恋を描く「芸人シリーズ」の一冊です。
基本情報
| 著者 | 久我有加 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/11/10 |
| ページ数 | 224ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 84 |
口コミ
- なじみのない講談の世界がわかりやすく描かれ、実際に講談を聴いてみたくなったという声が多くありました。
- ぶっきらぼうなのに実はお菓子作りが趣味で、弟弟子の世話を焼く兄弟子のギャップと、兄さんを一途に慕う主人公の関係が温かいと評判です。
- 芸の話が中心で、恋愛の場面は後からついてくる印象だという声がありました。
- 受けがよく泣くのが気になったという意見もあります。
好きになってもいいですか (久我有加)
ポイント 憧れのトレイルラン選手がバイト先に。前半は受け、後半は攻めの視点
動画で見て以来、トレイルランの有望選手・黒谷に憧れている大学生の律。その黒谷が、競技の資金集めのために律のバイト先へ入ってきた。動画の渋いイメージとは違う、明るく暑苦しい体育会系の素顔にとまどう律だったが、一緒にトレーニングをするうちに、やっぱり彼が好きだと気づいてしまい……。現役アスリートと体力ゼロの大学生の、年の差ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 久我有加 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/03/01 |
| ページ数 | 220ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 見た目はストイックで男前なのに、頭の中は受けへの「かわいい」でいっぱいの攻めのギャップが楽しいという声が多くありました。
- 前半は受け視点、後半は攻め視点で、初めて同士の二人が少しずつ距離を縮めていく甘酸っぱさが好評です。ミキライカさんのイラストも人気です。
- 受けの考え方に共感できなかったという声がありました。
- 攻めの陽気なキャラクターについていけなかった、走る場面よりも二人のやりとりを読みたかったという意見もあります。
知らえぬ恋は愛(かな)しきものぞ (久我有加)
ポイント 明治の田舎町。画家の道をあきらめた図画教師と、明るい植物採集家
明治時代。画家の道と淡い恋をあきらめ、故郷の田舎で小○校の図画教師をしている智草。そこへ都会から、珍しい草花を求めて植物採集家の鮫島がやってくる。智草のことも智草の絵も「美しい」と言う、太陽のように明るい彼との出会いが、智草の止まっていた時間を動かし始めて……。明治の純情恋語りです。
基本情報
| 著者 | 久我有加 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/10/01 |
| ページ数 | 220ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 挫折して心を閉ざしていた智草が、鮫島に導かれて花の図譜を描く新しい道を見つけていく再生の物語に心が温まるという声が多くありました。
- 古風な関西弁の会話や明治の田舎の空気感、植物の話が心地よく、好意がだだ漏れの攻めの溺愛ぶりも好評です。
- 受けが坊ちゃんらしく、物足りなく感じたという声がありました。
- 攻めが受けを好きになった理由がぼんやりしているという意見もあります。
はじめての一冊は
はじめてなら、講談の世界を描く『恋は読むもの語るもの』からどうぞ。
兄弟弟子の温かい関係と、芸の世界の面白さを一緒に味わえます。
『恋は読むもの語るもの』の読みどころ|講談の世界のBL
『恋は読むもの語るもの』(ディアプラス文庫・2023年)は、見習い講談師と毒舌な兄弟子の話です。
読者評価は5点中4.6(19件)。
なじみのない講談の世界がわかりやすく描かれ、実際に講談を聴いてみたくなったという声が多くありました。
ぶっきらぼうなのに実はお菓子作りが趣味で、弟弟子の世話を焼く兄弟子のギャップと、兄さんを一途に慕う主人公の関係が温かいと評判です。
気になる点として、芸の話が中心で、恋愛の場面は後からついてくる印象だという声がありました。
講談という題材になじみが無くても読めるという声が多く、久我有加の「知らない世界に連れていってくれる」型の近作です。
あらすじと購入先(DMMブックス・コミックシーモア・ebookjapan)は『恋は読むもの語るもの』の書籍ページにあります。
シリーズではなく1冊で完結します。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
