地角の衆生
仲間を探して夜ごと寂しげに鳴いていた鵺は、ある晩、人間に足を射られてしまいます。痛みと怯えで泣く鵺を連れ帰り、手当てをしたのは、わけあって一人で暮らす寛慶という男でした。奇妙な姿を厭うことなく、そばに置いて頭を撫でてくれる寛慶。ずっと欲しかった温もりに触れた鵺は、彼の隣にいたいと願うようになり、やがて寛慶もまた癒えない孤独を抱えていると知って……。孤独な妖と人間の、ぬくもりあふれる和風ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 栗城偲 |
|---|---|
| 発売日 | 2012/12/01 |
| ページ数 | 227ページ |
| 評価 | 3.7 |
| スコア | 79 |
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口コミ
良い点
- 寛慶に名前をもらい、人の姿に化ける練習をする鵺がけなげで愛らしいと評判です。鵺がくつろぐ挿絵など、ミナヅキアキラさんのイラストも好評です。
- 鵺の友である迅雷と先代の鵺をめぐる短編が切なく、心に残ったという声が多くありました。続きやスピンオフを読みたいという意見もあります。
悪い点
- 話がさらりとしていて恋愛以外の広がりが少ない、寛慶の過去をもっと知りたかったという声がありました。
- 人の顔をした鵺の姿がどうしても受けつけなかったという意見もあります。
