悪魔憑きの男
長く教会に閉じ込められてきた天使憑きの聖良は、悪魔憑きたちにとらわれの身となっていました。満月の夜、悪魔憑きを束ねる俳優の叶枝は、朝まで誰にも屈せずにいられたら解放してやると告げます。逃れようのない「ゲーム」に引き込まれ、誇りを削られていく聖良。けれど、敵として向き合ううちに、叶枝が抱える過去と天使憑き・悪魔憑きが生まれた秘密が明らかになっていき……。『天使憑きの男』と対をなす、ダークな特殊設定ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 沙野風結子 |
|---|---|
| 発売日 | 2011/04/01 |
| ページ数 | 244ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 82 |
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口コミ
良い点
- 前作では謎だった天使憑きと悪魔憑きの成り立ちや、両者が憎み合う理由が明かされ、二冊そろって物語が完成すると評判です。スピンオフ元より面白かったという声もありました。
- 敵対していた二人が少しずつ心を通わせていく過程と、最後の聖良と叶枝のやり取りに胸を打たれたという声が多くありました。作り込まれた世界観と官能的な場面の多さも好評です。
悪い点
- 教会が行ってきた儀式や悪魔憑きたちの生い立ちがあまりに陰惨で、読んでいて気が滅入ったという声がありました。
- 設定の比重が大きく、叶枝がいつ聖良を好きになったのか拾いきれなかった、前作から読まないと分かりにくいという意見もあります。
