神の聖婚 機械仕掛けの神と復讐者
機械人形を「神」としてまつる技術大国ノイエ。神の保守を担う「管理者」の座に就いたのは、先代の孫で有能な科学者のレイだった。彼の手で目覚めた神セルガには、痛みを感じる回路がひそかに組み込まれていた。レイが管理者になったのは、胸の奥に長く抱えてきた神への復讐を果たすためだったのだ。感情を知らなかった機械の神は、やがてレイに思いもよらない想いを向けはじめて……。三国の「神制度」を描くシリーズの完結編です。
基本情報
| 著者 | 沙野風結子 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/07/01 |
| ページ数 | 255ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
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口コミ
良い点
- 感情のなかったセルガが痛みや喜びを知り、少しずつ人間らしくなっていく描写が素晴らしいと評判です。復讐から始まった関係が純愛へ変わっていく流れも好評でした。
- SFらしい設定と、レイの父親の正体をめぐる伏線回収が見事だという声がありました。シリーズで毎回画家が変わり、今回の笠井あゆみさんのイラストも豪華だと好評です。
- 三部作を通して登場する本の扱いがうまく、シリーズを順に読むとより深く楽しめるという意見もあります。
悪い点
- 機械人形と人間の関係やレイの出生などの大事な問題が終盤で急いで片付けられた、結末がふわっとしているという声がありました。
- 機械が感情を持つまでが簡単すぎて入り込めなかった、ハッピーエンドと言えるのか迷うという意見もあります。
