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隠し神の輿入れ

隠し神の輿入れ

かつて神隠しにあった経験から周囲になじめず、家族とも距離を置いて暮らす大学生。ある雨の日、弱った黒猫を拾って介抱すると、翌朝目の前には野性的な美貌の男がいた。自分はあの猫で、山の守り神だと名乗る彼は、人の姿を保つには主人公から力を分けてもらう必要があると迫ってくる。尊大だけれどどこか優しい守り神に心を寄せていく主人公だったが、穏やかな日々は長く続かず、二人は何者かに狙われ始めて……。神隠しと土地の神を題材にした和風ファンタジーです。

基本情報

著者沙野風結子
発売日2013/11/01
ページ数267ページ
評価 4.0
スコア80
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口コミ

良い点
  • 神隠しや土着の信仰を扱った民俗学的な世界観が好評です。こちらの世界にもあちらの世界にも居場所のない二人が互いを必要とし、共に生きる道を探す姿が切ないという声が多くありました。
  • お供え物として洗濯物を持っていったり、くじを当てたりする守り神のユーモラスな一面がキャラクターの魅力になっていると評判です。中盤から敵と戦う姿もかっこいいという感想があります。
  • 笠井あゆみさんのイラストが美しく、作品の雰囲気によく合っていると好評です。巻末のあとがきのイラストがかわいいという声も目立ちました。
悪い点
  • 前半の穏やかな暮らしから一転、後半は戦いが中心の駆け足な展開になり、二人のその後をもっと読みたかったという意見が多くありました。
  • 主人公の兄や教授兄弟の件など解決しないまま終わる話もあり、続きは別作品で、という作りに物足りなさを感じたという声もあります。痛々しい場面がつらいという感想も見られました。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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