黒帝は穢れた魔物に愛される
兄と弟を退けてワダツミの帝となった次男キリイ。だが彼は誰にも明かせない出生の秘密を抱え、罪悪感から眠れない夜を過ごしていた。その苦しみを和らげたのは、正体の知れない薬師スザク。互いに相手を利用しようと腹を探り合う二人だったが、国の存亡をかけた戦いのなかで、しだいに心を通わせていく……。これまでの登場人物が勢ぞろいする、ワダツミ三部作の完結編です。
基本情報
| 著者 | 沙野風結子 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/02/01 |
| ページ数 | 207ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
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口コミ
良い点
- 一・二作目で悪役に見えていたキリイの行動の理由が明かされ、張られていた伏線がきれいに回収されると評判です。彼の苦悩に泣かされたという声が多くありました。
- 腹を探り合いながら対等な関係を築いていくキリイとスザクの二人が好評です。前作までのカップルも登場し、力を合わせて戦うクライマックスに満足したという声があります。
- 短い分量に凝縮されたストーリーと、世界観を的確に映した奈良千春さんの挿絵が高く評価されていました。三部作は順番どおりに読むのがおすすめだという声もあります。
悪い点
- 分量のわりに要素が多く、二人の関係の深まりやエピローグが駆け足で物足りないという意見がありました。
- 悪事を重ねてきたユアハの結末に少しもやもやした、登場人物の名前が覚えにくいという声もあります。
