神の飼育 真白き神の恋
天の浮き島に暮らす長命な天人・桐羽は、人間に欺かれて地上に囚われ、「神」として祀られてきた。神は国の宗主と契りを結ぶ定めにあり、桐羽は百年にわたって歴代の宗主に身を差し出してきたのだ。代替わりで新たな宗主となったのは、桐羽がもっとも避けてきた軍の最高統括者・敷島。神制度そのものを終わらせようとする冷徹な男は、桐羽を冷ややかに扱うが……。三国の「神」をめぐる三部作の第1作となる、和風ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 沙野風結子 |
|---|---|
| 発売日 | 2018/03/01 |
| ページ数 | 247ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 84 |
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口コミ
良い点
- 三つの国が神を立てて和平を保つという世界観が重厚に作り込まれていて、昔のコバルト文庫やホワイトハートが好きな人に勧めたいという声がありました。一冊で完結して読めるのも好評です。
- 反発し合っていた二人が少しずつ理解し合い、互いを想うがゆえに苦しい決断をする展開が切ないと評判です。座裏屋蘭丸さんの表紙と挿絵が作品の雰囲気にぴったりだと絶賛されています。
- 表紙の触手に尻込みしがちだが、物語の中ではアクセントにとどまり、官能的な場面も品を失わない筆致だという意見が多くありました。
悪い点
- 神制度の必然性や、政治の問題の解決方法に説得力が足りないと感じた人もいます。終盤の展開が好みから外れたという声もありました。
