はだれ恋 拾われ男の妄想
親に顧みられず育ち、家を追われて行き場をなくしていた了。そんな彼を拾い、仕事と家庭の温かさを教えてくれたのは、旧車専門の整備会社を営む八尾と、その妻・芙実だった。恩人である夫妻を大切に思うほど、了は八尾への許されない想いを胸の奥に押し込めていく。やがて芙実が遺した言葉が、二人の関係を静かに動かして……。切ない片想いと再生を描く物語です。
基本情報
| 著者 | 中原一也 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/05/01 |
| ページ数 | 207ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン
口コミ
良い点
- 了がずっと受け身で耐え続ける一人称の語りに引き込まれ、幸せを願いながら読んだという声が多くありました。芙実が遺した手紙の場面で泣いたという感想が目立ちます。
- 旧車の整備工場で働く男たちの仕事ぶりや、食卓の場面、逃げた先の店のママたちの優しさなど、人情味のある描写が好評です。
- 小山田あみさんのイラストが作品の雰囲気によく合っていると評判です。題名の「はだれ」の意味を知って余韻に浸ったという声もありました。
悪い点
- 後半が駆け足で、八尾の視点が少ないため気持ちの変化が唐突に感じられたという意見があります。
- 主人公がほかの相手と関係を持つ場面が多く、苦手な人は注意が必要だという声もありました。
