俺が好きなら咬んでみろ
山中に大量の血痕を残して、刑事の菊地が姿を消した。親友の死を受け入れられずにいたバーテンダーの沖野の前に、一か月後の夜、その菊地がふらりと現れます。「俺は吸血鬼になった」――半信半疑の沖野でしたが、彼のまなざしには確かに人ならざる気配が漂っていました。自分を殺した犯人の記憶を失っているという菊地と、二人は犯人捜しに乗り出すことに……。大人の男たちのハードボイルドな吸血鬼ものです。
基本情報
| 著者 | 中原一也 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/01/01 |
| ページ数 | 257ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 84 |
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口コミ
良い点
- 学生時代からの親友同士という大人の男二人の、気の置けない掛け合いとくたびれた色気がたまらないと評判です。イラストが作品の雰囲気にぴったりだという声が多くありました。
- バーを舞台にしたカクテル作りの描写や、ストーカー犯を追うサスペンスの緊張感が好評です。シリアスな中に笑える場面があり、血を吸わない吸血鬼像が新鮮だったという感想もありました。
- 相手を守るために吸血鬼になってまで戻ってきた刑事の包容力と、素直になれないバーテンダーの関係がいじらしいと喜ばれています。
悪い点
- 親友の延長のような関係で甘い雰囲気が少なく、恋愛面は物足りないかもしれないという意見があります。ミステリー要素も控えめだという声もありました。
