拝啓、百年先の世界のあなたへ
一度は小説家としてデビューしたものの挫折し、フリーター暮らしを続けていたなつめ。ある夜、彼の前に金髪碧眼の王子様のような男が現れ、「執事型アンドロイドのキースです」と名乗ります。未来に生きるなつめの子孫が、筆を折った彼にもう一度小説を書かせるために送り込んだというのです……。百年の時を隔てたアンドロイドと小説家の、切ない純愛を描く物語です。
基本情報
| 著者 | 中原一也 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/09/01 |
| ページ数 | 279ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 88 |
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口コミ
良い点
- 何よりエピローグが素晴らしく、なつめが百年先へ宛てた手紙に号泣したという声が非常に多くありました。この結末のためにそれまでがあると感じたという感想もあります。
- 感情を知らなかったキースが、なつめや飼い猫たちと暮らすうちに人間らしくなっていく様子が丁寧に描かれていると好評です。キースとの日々を通して、なつめが再び書き始め成長していく姿も評判です。
- 作家仲間の真島やなつめの姉など周りの人たちも温かく、繊細で美しい文章に引き込まれたという声がありました。
悪い点
- 恋愛描写の場面が多くて物語の流れを妨げた、なくてもよかったという意見がありました。
- タイムスリップの仕組みや解決の仕方が平凡、中盤が少しドタバタしたという声もあります。
