検事が堕ちた恋の罠を立件する
地方検察庁で働く検察事務官の桐谷は、長年組んできた有能な検事・杉原にひそかに想いを寄せていました。けれど杉原の心には、後輩の検事という想い人がいたのです。その恋が実らなかったと知った桐谷は、本心を隠したまま、慰め役を買って出ることに。遊び慣れたふりをして体だけの関係を続けるうちに、望んではいけないものまで欲しくなっていき……。ある事件の捜査と並行して描かれる、一途な片想いの物語です。
基本情報
| 著者 | 中原一也 |
|---|---|
| 発売日 | 2015/01/01 |
| ページ数 | 261ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 80 |
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口コミ
良い点
- 本心を悟られまいと素っ気なくふるまいながら、内心では杉原への想いでいっぱいになっている桐谷が健気で切ないという声が多くありました。報われないとわかっていても止められない気持ちに涙したという感想が目立ちます。
- ラストで杉原が検事らしく桐谷を問い詰め、本心をすべて打ち明けさせる「尋問」の場面が見事だと好評です。気持ちに気づいてからの杉原の包み込むような優しさに胸が熱くなったと評判です。
- 事件の真相が少しずつ明らかになる過程や検察の仕事の描写も面白く、お仕事ものとしても楽しめるという意見があります。
悪い点
- ほかの人を想っていた杉原の心変わりが早すぎて納得しにくい、展開がありがちだという意見がありました。受けが女々しく感じて入り込めなかった、片想いの期間が長く痛々しいという声もあります。
