宮緒葵さんは、キャラ文庫などで、執着の強い攻めを描くことで知られるBL作家です。
口コミでは「この作者さんの攻めは執念深くて怖い」「でもそこが好き」という声が多く、重い愛を読みたいときに名前が挙がる作家のひとりです。
口コミから見える作風
執念深い攻め
受けのためなら手段を選ばない、ときに怖いほどの執着を見せる攻めが多く登場します。
甘い溺愛というより、どこまでも受けを求め続ける重さが魅力です。
ファンタジーとしての読み応え
謎や伏線がきちんと回収される物語づくりに定評があり、「BLにしておくのがもったいない」という感想もありました。
400ページを超えるボリュームでも一気に読んだという声が多いのも特徴です。
読む前に知っておきたいこと
受けがつらい扱いを受ける場面や、官能的な場面が濃いめの作品が多く、口コミでも好みが分かれると言われています。
重めの展開が苦手な方は、書籍ページの「気になる点」を確かめてから選んでください。
おすすめの作品
- 『騎士と聖者の邪恋』 ― 純朴で男前な青年をめぐって、腹黒な司教と騎士団長が張り合う。伏線回収も見事なファンタジー
- 『白百合の供物』 ― 明るい幼なじみに見えて、どこかがおかしい。怪物の正体に迫るスリリングな物語
当サイトに掲載している宮緒葵作品
華は褥に咲き狂う~悪華と純華~ (宮緒葵)
恵渡に幕府が開かれて百年余り。八代将軍・七條光彬のもとへ輿入れした美しき御台所は、紫藤純皓という男だった。困難を越えて名実ともに夫婦となった二人だが、光彬の血を残させようとする幕閣が、御台所の相談相手という名目で宮中から姫君を送り込んでくる。そこには呪詛を用いた陰謀も絡んでいて……。「華は褥に咲き狂う」シリーズの第3巻です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2018/06/01 |
| ページ数 | 250ページ |
| 評価 | 4.7 |
| スコア | 88 |
口コミ
- 小山田先生のイラストが魅力的だという声が多くありました。純皓の徹底した執着と、光彬の天然の人たらしぶりという二人の関係がお約束どおり面白いと評判です。
- 架空の江戸を舞台にした大奥の描写が厚く、情報量で想像を補ってくれるのが好評です。光彬の異母弟の登場や、愛剣が付喪神になる展開で世界が広がったという声もあります。
- 三巻目なのに前巻までの説明が細かく、今の巻の話が薄く感じたという意見があります。
- 伏線がわかりやすく先が読める、どんどんファンタジー寄りになっていくのに驚いたという声もあります。
華は褥に咲き狂う 8 (宮緒葵)
鬼讐丸の復活で、どうにか危機を脱した将軍・光彬。幕府に反旗を翻した佐津間藩と、荒ぶる神・玉兎の脅威から恵渡の民を守り、御台所・純皓との愛を貫くことができるのか――。壮大なスケールで展開する豪華絢爛な色恋絵巻、ついに完結です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/09/01 |
| ページ数 | 252ページ |
| 評価 | 4.8 |
| スコア | 88 |
口コミ
- 敵だった玉兎の真意を受け止め、味方にしていく光彬の包容力に感動したという声が多くありました。鬼讐丸との別れの場面に泣いたという感想も目立ちます。
- 主要な人物たちのその後まで描かれた、まさに大団円の結末だと評判です。「BLに収めるには惜しい壮大な歴史絵巻」という声もありました。
- 敵味方ともに多くの血が流れるハードな展開もあり、読み返すには気力が要るという声がありました。
- 勧善懲悪で、やや出来すぎに感じるという意見もあります。
華は褥に咲き狂う 7 (宮緒葵)
佐津間藩の隆義と麗皓の奸計により、側室を断れない状況に追い込まれた将軍・光彬。その裏では、光彬の子を熱望する神・玉兎が手を貸していた。愛する御台所・純皓と添い遂げたい光彬は――。麗皓の真の目的と、純皓の出生の秘密が明らかになる、クライマックス目前の第7弾です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/03/01 |
| ページ数 | 255ページ |
| 評価 | 4.8 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 麗皓が姿を消した理由や純皓の出生の秘密など、多くの謎が明かされる衝撃の展開に息をのんだという声が多くありました。麗皓の過去があまりに切ないと評判です。
- 周りの人たちの力を借りて、二人で困難に立ち向かう光彬と純皓の愛情が変わらず、癒しになるという感想がありました。
- 祟り神のような玉兎との対決を前に、ひどく気になるところで終わります。
- 妖怪退治のようなファンタジーの要素が強まり、戦いが派手になっていくことに驚いたという声もありました。
華は褥に咲き狂う 6 (宮緒葵)
朝廷から恵渡へやってきた一行の中に、長年行方不明だった御台所・純皓の異母兄・麗皓の姿があった。それは新たな陰謀の幕開けなのか――。側室の受け入れを迫られる将軍・光彬と、純皓の愛の行方は。男の御台所と将軍の色恋絵巻、シリーズ第6弾です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/02/01 |
| ページ数 | 253ページ |
| 評価 | 4.7 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 純皓の異母兄・麗皓が登場し、物語が一気に動き出す巻だという声が多くありました。策士の純皓すら後手に回る麗皓の不気味さに引き込まれます。
- 光彬が流鏑馬や笠懸で見せる腕前が格好いいと評判です。二人の揺るがない関係があるからこそ、困難に立ち向かう姿を安心して見守れます。
- 神である玉兎の不穏な望みなど、気がかりなまま次巻に続くので、まとめて読むのがおすすめです。
- シリーズものなので、1巻から順に読む必要があります。
華は褥に咲き狂う~鬼と剣~ (宮緒葵)
恵渡に幕府が開かれて百年余り。八代将軍・七條光彬の御台所は、美貌と怜悧な頭脳を備えた良妻として知られていますが、その正体は紫藤純皓という男でした。大奥の陰謀を乗り越え、晴れて夫婦となった二人。ところが恵渡の町では辻斬りが相次ぎます。身分を隠して城下に繰り出した光彬は、妖刀をめぐる事件の真相に迫っていき……。痛快時代劇の趣たっぷりの、シリーズ第2巻です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2017/01/01 |
| ページ数 | 250ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 悪人を追い詰める場面の「余の顔を見忘れたか」など、時代劇らしい見せ場が気持ちいいという声が多くありました。1巻より事件性があって面白く、花魁対決もあって一気に読めたと評判です。
- 高貴な血筋と優しく強い人柄で周囲を惹きつける光彬が好評です。小山田あみさんの美麗なイラストや、光彬の祖父など新しい登場人物も魅力的だという感想がありました。
- 辻斬りの真相にひねりがなくあっさり解決してしまう、登場人物を増やしすぎて話がぼやけたという意見があります。前作を読んでからのほうが楽しめるという声もありました。
華は褥に咲き狂う 5 (宮緒葵)
剣の腕は師範級、公正で義に厚い八代将軍・光彬が将軍となって五年。御台所の純皓が闇組織の長であるという秘密も受け入れ、二人の絆はますます固い。そんな折、先代将軍の隠し子を名乗る吉五郎が現れ、江戸を揺るがす騒動が持ち上がる。彼は本物なのか、それとも……。レーベルを移して刊行された「華は褥に咲き狂う」シリーズの第5巻です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/11/01 |
| ページ数 | 255ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 異母弟かもしれない吉五郎の健気さと、彼にかける光彬の優しい言葉に泣けたという声が多くありました。シリーズの中でも一、二を争う面白さだと評判です。
- 実際の事件を下敷きにした歴史ファンタジーとしての読み応えが好評です。純皓の異母兄や神霊・玉兎の暗躍など、次巻への伏線が気になるという声もあります。
- 小山田先生の最後のイラストページがなくなったのが残念だという意見があります。
- 解決していない謎がいくつも残り、早く続きが読みたいという声もありました。
錬金術師の最愛の悪魔 (宮緒葵)
王位継承争いに巻き込まれ、自分をかばった母を殺されてしまった第三王子フレイ。離宮でひとり悲しみに暮れていた天才錬金術師の王子は、寂しさに耐えかね、ついに禁忌の人体錬成に手を出してしまう。そして現れたのは、知性も美貌も完全無欠な青年ルベドだった。「我が創造主よ、貴方に絶対の忠誠を」。詠唱なしで魔術を操るホムンクルスと、王子の異端の才能は周囲に恐れられ、二人は再び命を狙われて……。二部構成で描く、壮大な執着愛の物語。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/06/01 |
| ページ数 | 429ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 予想できない展開に感情を大きく揺さぶられ、400ページを超えるボリュームでも一気に読んだという声が多くありました。書き下ろしの後半があってこその満足度だと評判です。
- 創造主のためなら何でもするホムンクルスの、重く激しい執着愛がたっぷり味わえます。変わってしまった相手を前に、それでも受け入れる覚悟を決める場面が胸に迫ります。
- 主人公を慕うホムンクルスたちがコミカルに描かれ、苦労人の宰相や自由な神様など、脇役も印象に残ります。
- 後半は主人公たちが強すぎて何でもできてしまい、ご都合主義に感じたという声がありました。錬金術と魔法の違いもわかりにくいという意見があります。
- 前半と後半で同じような描写が繰り返され、中盤が冗長に感じた人もいました。周囲に理不尽な害を与える主人公たちの考え方に共感できないという意見もあります。
騎士と聖者の邪恋 (宮緒葵)
王都で音信不通になった幼なじみを探したい――。固い決意を胸に、田舎から旅に出た青年ニカ。着いて早々に出会ったのは、高い魔力と美貌を誇る司教シルヴェストと、獣も一撃で倒す騎士団長ザカリアスだった。地位も名誉もある二人に、ニカは少しも興味を示さない。魔力すら無意識に退ける彼は、一体何者なのか…? 犬猿の仲の二人は、競うようにニカの関心を引こうとして!?
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/11/01 |
| ページ数 | 385ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 謎や伏線がきちんと回収されるファンタジーとして面白く、BLにしておくのがもったいないという声がありました。
- 純朴なのに男前な受けと、受けをめぐって張り合いながら手を組む腹黒な攻め二人の関係が魅力だと評判です。祖父の正体にも驚かされます。
- 視点が三人でころころ変わり、読みにくいという声がありました。
- 受けの初恋の相手の結末や、攻めたちの執着の描き方は好みが分かれます。後半は官能的な場面が濃いめです。
覇狼王の后(下) (宮緒葵)
妾腹の王子ヴォルフの后とされた神官のアリーシェ。ようやく彼に心を開きかけた矢先、策謀によって王都へさらわれ、敵国の手に落ちてしまう。愛する后を取り戻すため、ヴォルフは鬼神のごとく敵国へ攻め込むが……。戦乱と国の平定、そして主犯の意外な正体。上巻から続く二人の物語が決着する、下巻です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2018/12/01 |
| ページ数 | 320ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 後半は戦乱模様も組み込まれてハラハラの連続で、伏線がきちんと回収されたハッピーエンドに満足したという声が多くありました。
- 強引さはそのままに優しさが見えてくるヴォルフや、アリーシェの心が少しずつ彼に寄っていく様子に、つらい上巻のぶん甘さが沁みると好評です。ヴォルフの義弟である幼い王の活躍も印象的だという意見があります。
- 両性具有の設定の扱いから、これをBLとして読めるのかと戸惑ったという声が多くありました。
- 上巻の勢いに比べて下巻は引っぱりすぎで長く感じた、ヒーローの振る舞いがどうしても受け入れられなかったという意見もあります。
月蝕 (宮緒葵)
後藤は大学サークルの女友達・金子とネットで活動する新興宗教BFHを立ち上げ、大バズりした。礼拝施設を建設するためのクラファンツアーを実施し、岩手の無人島・月蝕島に重課金信者を集める。上陸翌日、信者のYouTuberが首なし死体となって殺され、その後も次々と信者が殺されていく。犯人はいったい誰なのか? 船は3日後まで来ない。極限状態で信じるべき神の存在とは? そして最後は、誰も――。『私雨邸の殺人に関する各人の視点』で話題となった探偵不在のクローズドサークル・ミステリー、再び!
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2025/02/01 |
| ページ数 | 285ページ |
| 評価 | 4.9 |
| スコア | 86 |
祝福された吸血鬼 (宮緒葵)
かつて小国の王子だったアウロラは、ある吸血鬼に連れ去られ、不老の体と強い魔力を持つ闇の眷属に変えられてしまった。それから五百年、魔の森の城で生きることにも倦んでいたある日、彼は妖魔に襲われて傷ついた一人の王子を助ける。王位争いで国を追われた彼は、アウロラの正体を知っても恩を忘れず、忠誠を誓ってそばに留まり続けて……。孤独な吸血鬼と彼に救われた王子の長い絆を描く、切ないファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2017/06/01 |
| ページ数 | 267ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 伏線の張り方と世界観の作り込みが見事で、五百年前の出来事が今につながっていくラストの流れに泣けたという声が多くありました。余韻の残る結末が好評です。
- 不味すぎる霊薬や主人公の天然ぶりなどコミカルな場面が重さを和らげ、読みやすいと評判です。アウロラを吸血鬼に変えたラルウァの哀愁に心を動かされたという感想も目立ちます。
- Cielさんの挿絵が美しく、物語の雰囲気によく合っているという声がありました。
- 作者の他作品に比べて攻めの執着や癖がマイルドで、物足りないという意見がありました。
- 吸血鬼ものというより魔法使いの物語に近い、登場人物の言動にいらだった、結末が受け入れにくかったという声もあります。
華は褥に咲き狂う (宮緒葵)
恵渡に幕府が開かれて百年余り。流行り病で父と兄を失い、思いがけず第八代将軍となった七條光彬は、西の都から輿入れしてきた御台所との初対面で言葉を失う。息をのむほど美しく妖艶な麗人――しかしその正体は、紫藤純皓と名乗る男だったのだ。覚悟を決めて迎えた最初の夜、主導権を握ったのは御台所のほうで……。架空の江戸を舞台に、将軍と男の御台所の恋と活躍を描く時代ものシリーズの第1作です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2015/02/01 |
| ページ数 | 253ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 昼は貞淑な妻を演じ、二人きりになると男の顔を見せる純皓の二面性と、光彬への一途で重い執着が魅力的だという声が多くありました。
- 武芸に秀で、まっすぐで人たらしな将軍・光彬が好評です。城を抜け出して町の事件を解決する勧善懲悪の痛快さもあり、時代劇のように楽しめると評判です。
- 架空の時代設定でも説明が丁寧でわかりやすく、時代ものらしい言い回しも楽しめると好評です。小山田あみさんの表紙とイラストが美しいという感想もたくさんありました。
- 御台所と素の顔を行き来する純皓のキャラクターや、その執着ぶりが痛々しく感じて合わなかったという声がありました。
- 有名な時代劇を思わせる場面が多くて入り込みきれなかった、世界観になじめなかったという意見もあります。
桜吹雪は月に舞う 2 (宮緒葵)
わが子が閻魔像に喰われたという訴えを受け、調査に乗り出した若き北町奉行・好文。手がかりがつかめず難儀していたところへ、突然、百人斬りの大罪人・明星が現れて……。決して交わるはずのない奉行と人斬りの恋を描く、『華は褥に咲き狂う』の世界のシリーズ第2巻です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/12/01 |
| ページ数 | 253ページ |
| 評価 | 4.8 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 昔の時代劇のような勧善懲悪の事件ものとして楽しめ、ストレスなく読めるという声がありました。
- 目的のためには手段を選ばない執着攻めの明星と、好文を溺愛する茨木など、個性的な登場人物が好評です。笠井あゆみさんのイラストも評判です。
- 不穏な空気のまま終わり、続きが気になるという声がありました。
- 恋愛より事件がメインです。前作から読むのがおすすめです。
掌の檻 (宮緒葵)
友人の借金を肩代わりさせられ、ヤクザに追われる会社員の数馬。会社にも居づらくなり追い詰められた彼を救ったのは、同窓会で再会した元同級生で、今は人気弁護士となった椿雪也だった。かつて自分から離れてしまった相手に助けられ、彼の家に身を寄せることになった数馬だが、その優しさの裏には……。美しい男がじわじわと獲物を絡め取っていく執着愛を描く、サイコサスペンス風の一冊です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2015/08/01 |
| ページ数 | 259ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 85 |
口コミ
- すべてが雪也の掌の上だったと明かされる展開にぞっとしつつ、究極の執着愛として楽しめたという声が多くありました。
- 手料理や手作りのハーブティーで数馬を少しずつ囲い込んでいく過程が不気味で読み応えがあると評判です。挿絵が美しいという意見もあります。
- 雪也の狂気についていけない、受けに好感が持てず感情移入しにくいという意見がありました。
- どちらが受けかわからないような雰囲気なので苦手な人は注意、終盤の流れが少し不自然という声もあります。
桜吹雪は月に舞う (宮緒葵)
江戸を思わせる恵渡の町。名門旗本の家に生まれた一人息子の好文は、ある出来事をきっかけに家を飛び出し、ごろつきに絡まれたところを金色の瞳を持つ男・明星に救われる。ひと目で好文に惚れたという明星は、何かと世話を焼いて甘やかしてくれるが、この男には好文の知らない裏の顔があって……。あの「遠山の金さん」を下敷きにした時代もので、「華は褥に咲き狂う」シリーズと同じ世界の物語です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2017/07/01 |
| ページ数 | 317ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 有名な時代劇をこういう形にしたのかと驚いた、「桜吹雪」のお約束の見せ場ににやにやしたという声が多くありました。
- 父の鷹文や育ての親代わりの茨木など脇役まで主役級に魅力的だと好評です。笠井あゆみさんの表紙と挿絵も見ものだと評判です。
- 箱入りだった好文が町に溶け込み、口調まで砕けて世慣れていく成長ぶりが楽しいという感想もあります。
- 二人が結ばれないまま続きを残して終わるので、続編と合わせて読みたかったという意見があります。
- 主人公の親離れできていない様子が合わなかった、恋愛より事件が中心という声もあります。
妖精画家の祝祭 悪食番外編 (宮緒葵)
画家デビューの記念にお祝いをしよう――画商で恋人の泉里に誘われ、遊園地に出かけた水琴。ところがそこで、迷子の子どもの霊に出会ってしまい……。孤独に生きてきた水琴が泉里の無償の愛を知る「密会遊園地」をはじめ、ハロウィンの一夜や、二人の十年後を描く書き下ろしなど、特典や小冊子などに掲載された番外編15作を収録した「悪食」シリーズの番外編集。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2025/07/01 |
| ページ数 | 261ページ |
| 評価 | 4.8 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 恋人を溺愛する泉里の甘い日常と、死者の想いにまつわる切ないエピソードが混じり合い、シリーズのファンにはうれしい一冊です。
- 水琴の独特すぎる服のセンスが判明するエピソードに笑ったという声が多くありました。書き下ろしでは、本編で気になっていた人物の家族のその後も描かれます。
- 本編を読んでいないとわかりにくい部分があるので、本編を読んでからがおすすめです。
蜜家族 (宮緒葵)
暴力をふるう父のもとで苦労を重ね、早く自立しようと懸命に努力してきた暁生。何かとつきまとってくる大企業の御曹司・康将を煩わしく思っていたが、倒れたところを助けられたのをきっかけに打ち解ける。康将の父・勝将も穏やかで、理想の父親に見えた。ところが父の不祥事の代償として、暁生は勝将の養子として迎えられることに。屋敷に閉じ込められ、義父と義兄から過剰なほどの愛情を注がれる日々が始まって……。歪んだかたちで結ばれていく「家族」を描く、執着愛の物語です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2012/12/01 |
| ページ数 | 309ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 84 |
口コミ
- 執着と依存を描かせたら随一の作家らしい、定番から外れた展開が楽しめたという声がありました。三人がそれぞれのやり方で愛し合う、ある意味で幸せな結末に納得したという意見もあります。
- 腹の底が読めない勝将の策士ぶりや、父に負けまいとする康将の成長が見どころだと評判です。
- 主人公の性格や話し方が途中から一変する展開が唐突で、心の変化の描写が足りないという意見が多くありました。
- 後半は物語の起伏が少なく、読む人を選ぶ作品だという声もあります。
羽化 (宮緒葵)
正体不明とネットで噂される「妖精画家」が、ついに姿を現した!? 新しいホテルに飾る絵まで依頼されたらしいその偽者の登場に驚く水琴。恋人で画商の泉里は激怒し、正体を暴くため、二人で招待客として乗り込むことに。一方で水琴は、画家としてどう生きていくのか選択を迫られていく……。宮緒葵さんの『悪食』の続編で、二つの物語を収録しています。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/05/01 |
| ページ数 | 393ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 84 |
口コミ
- 死者の想いを描き取る水琴が、画家として成長していく「羽化」の物語として読み応えがあるという声が多くありました。
- 伝説の画家の死をめぐる謎や、偽者騒動のミステリー要素にハラハラさせられ、死者の想いが切なくて泣けると評判です。ボリュームたっぷりの一冊です。
- 攻めの命令口調や過保護ぶり、受けの純真さの描写が過剰に感じたという声がありました。
- 前作を読んでいることが前提の内容です。
毒婦も仔猫も愛してる (宮緒葵)
失踪した姪を探すため、宮廷医師に扮して後宮に潜入した下町の名医ジェラルド。そこで出会ったのは、王を誑かす毒婦と噂される美貌の寵姫セレスティーヌだった。その瞳は、かつて戦場で「仔猫」と呼んで可愛がり、死んだと思っていた相手とそっくりで……。社交界の毒婦と下町の医師の、宮廷再会ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2025/04/01 |
| ページ数 | 287ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 84 |
口コミ
- 王位をめぐる陰謀や戦争の因縁など、よく練られた設定の伏線が最後にきれいに回収されて心地よいという声が多くありました。
- 正体を明かさず、偽悪的にふるまいながら一途な執着を見せる攻めが微笑ましいと評判です。白猫のプティが大活躍する巻末の短編に泣けたという感想もあります。
- 要素が多く、受けの気持ちが変化していく描写が弱いという声がありました。
- 恋愛要素は控えめだという意見もあります。
覇狼王の后(上) (宮緒葵)
隣国の侵略で戦火に追われた人々が逃げ込む神殿。神官のアリーシェは、矢傷を負って倒れていた傭兵を見つけ、手当てをする。だがその男ヴォルフは「鮮血」の異名を持つ危険な人物だった。アリーシェを女神と呼び、獰猛なまなざしで迫る彼は、神殿の人々を人質に取ってアリーシェを連れ去ってしまう。誰にも知られたくなかった身体の秘密まで暴かれて……。黒狼の伝説を下敷きにした、上下巻のファンタジーの上巻です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2018/03/01 |
| ページ数 | 303ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 84 |
口コミ
- 先が読めそうで読めない展開に一気読みした、戦いの場面に臨場感があるという声がありました。伝説を下敷きにした世界観がしっかりしていて読み応えがあると評判です。
- 不器用で歪んでいながら一貫してアリーシェだけを求めるヴォルフの執着が、執着攻めが好きな人にはたまらないという意見があります。下巻が待ち遠しいという声も多くありました。
- 上巻では二人の関係がほとんど改善せず、無理やりな関係とつらい展開が続くので、両性具有や男性の妊娠の設定が苦手な人には勧められないという声が多くありました。
- 受けが悲観ばかりで疲れる、ヒーローに魅力を感じない、個人サイトで公開されていた話の改稿だと明記してほしかったという意見もあります。
悪食 (宮緒葵)
田舎の小さな村のあちこちに、ひっそりとたたずむ死者たち。祖父のもとに身を寄せる水琴は、その姿を熱心にスケッチし続けていた。風景は描けるのに、なぜか生きた人間だけは描けない……。そんな秘密を抱える水琴の才能に目を留めたのが、銀座の画商・奥槻泉里だった。「君の才能は本物だ」と足しげく通い、口説き始める泉里。死者が見える画家と画商が事件に向き合う、シリーズ第1巻です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/11/01 |
| ページ数 | 351ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 死者が繰り返し登場するのに怖さはなく、透明感のある雰囲気が新鮮だったという声が多くありました。みずかねりょうさんの美しい挿絵も作品に合っていると好評です。
- 水琴の能力を拒まず受け入れ、大切に守ろうとする泉里の一途さと、紳士的な態度の裏の熱情とのギャップが良かったと評判です。
- 分かりやすい悪役が出てきて助けられて終わる展開が型通りで、事件の解決も強引に感じたという声がありました。
- 「……」が多くて文章のリズムが合わなかった、二人が惹かれ合う心の動きをもっと描いてほしかったという意見もあります。
転生した守銭奴、聖者の偽りを暴く (宮緒葵)
借金の取り立て中に命を落とした闇金業者の新名が目を覚ますと、そこは異世界。子どもの頃から夢の中で交流していた唯一の友人アウルムの体に転生していた。どんな病も治せる清らかな聖者でありながら、力を奪われ、虐げられて命を落としたアウルム。その無念を晴らすため、新名は復讐を誓う。献身的に世話を焼いてくれるのは、記憶を失った奴隷のジン――なぜか高い魔力を持つ謎の男だ。中身が別人だと知っても忠誠を捧げてくる彼と共に、新名の復讐劇が始まる。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2026/01/01 |
| ページ数 | 335ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 前世の経験を活かして、虐げられた友のために容赦なく復讐を進めていく主人公の骨太なメンタルが爽快です。悪役は最後まで悪役なので、成敗される場面では胸がすっとしました。
- 中身が別人と知ってもなお忠誠を捧げ、闇の魔法で颯爽と助けてくれるジンが格好いい。もう一人、主人公に執着する聖騎士も登場して、二人がバチバチにぶつかる展開にも盛り上がりました。
- BLの要素を抜きにしても物語として面白く、一気に読みました。報われなかったもう一人の主人公への救いが最後に用意されていたのも、うれしかったです。
- 続きがありそうな終わり方で、すべての謎が解けるわけではありません。一冊で完結する話を求める人は注意が必要です。
- この作者の作品としては執着や甘い場面が控えめで、濃い溺愛を期待すると物足りないかもしれません。序盤の暴力の描写には、少し怖さを感じる場面もあります。
蜜を喰らう獣たち (宮緒葵)
千里眼や念動力を駆使して戦う傭兵たちと、その力を世界に売り込む組織「エクス」。そこには、能力者たちの疲れ切った心を癒す「蜜花」と呼ばれる存在がいた。非力な蜜花のひとりがひそかに想いを寄せるのは、組織でも随一の「闘犬」シナト。何かと気遣ってくれるのに、シナトはなぜか一定の距離を保ち続けて……。もう一人の「猟犬」イービスも絡む、超能力ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2014/11/01 |
| ページ数 | 269ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 笠井あゆみさんの表紙や口絵が美しく、イラストに惹かれて手に取ったという声が多くありました。
- 過去と現在が交錯しながら世界観が少しずつ見えてくる構成や、組織からの逃亡劇、戦闘場面のはらはら感が好評です。
- 命をかけて主人公を守るシナトと、不器用に見守るイービスという対照的な二人が魅力だと評判です。
- 特殊な用語が多く独特の世界観に入り込みにくい、物語を一冊にまとめるにはページが足りないという声がありました。
- 敵役との決着があっけない、主人公の言動が子どもっぽく感じるという意見もあります。
狂犬ドルチェ (宮緒葵)
勤め先を辞め、失意の日々を送っていたパティシエの玲央。そこへ突然訪ねてきたのは、ホテルの支配人だというイタリア人のラウロだった。彼のホテルのパティスリーに招かれ、豪華な社宅を用意され、身の回りの世話まで甲斐甲斐しく焼かれる玲央。不審な者たちに襲われたときも、駆けつけたラウロに救われる。ところが、すがりついた彼の青い瞳には、獰猛な熱が宿っていて……。玲央だけに忠実な“狂犬”の、重すぎる執着愛を描くラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/01/01 |
| ページ数 | 280ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 玲央が作ったお菓子だけを匂いで嗅ぎ分け、玲央に害をなす者には容赦しないラウロの狂犬ぶりが突き抜けていると評判です。丁寧な口調と行動のギャップが面白いという声が多くありました。
- いざというときには自分からラウロを選ぶ玲央の男前さや、ラウロに振り回される上司・村重とのやりとりが楽しいという意見がありました。表紙のイラストが美しいという声もあります。
- 後半は玲央の父親や異母姉たちの話が中心で、パティシエの要素が薄れるという意見がありました。
- 作者の他の作品に比べると執着の濃さが物足りない、異母姉たちへの報いが軽いという意見もあります。
鳥籠の扉は閉じた (宮緒葵)
家族に恵まれず孤独に育った雪加にとって、幼なじみの帷は唯一の親友でした。ところが、極道の家に生まれた帷は、ある日を境に雪加を豪華な部屋に閉じ込めてしまいます。姿を見せないまま、望むものすべてを先回りして揃えてくる帷。その真意がわからないまま、雪加は囚われの日々を送ることに……。言葉の足りない二人がすれ違う、執着と監禁の愛を描く物語です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/02/01 |
| ページ数 | 249ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 受けのためなら何でもする帷の凄まじい執着が好評です。怖さと可愛らしさを併せ持つ攻めで、愛のあるヤンデレが好きな人に刺さるという声が多くありました。
- 雪加の実父や継母の悪事が暴かれて報いを受ける展開がすっきりすると評判です。二人の仲を取り持つ部下の坂本の活躍を評価する声もあります。
- 二人とも言葉が足りず同じすれ違いを繰り返すので焦れた、コミュニケーション不足だけで解決するのはしっくりこないという意見が多くありました。
- 監禁の描写や極道の残酷な場面があり、好みが分かれそうだという声もあります。
極楽あると人は言ふ (宮緒葵)
時は明治中期。行方不明になった級友の生死を探る鋼志郎は、「極楽」と呼ばれる島にたどり着く。そこで出会ったのは、島のもてなし役だという美貌の濡羽と、島の戦士の長だという天満――狗神族の二人だった。二人に執着されながら、鋼志郎が目にした島の真実とは……? 宮緒葵さんが描く、因習の島を舞台にした伝奇ロマン。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/10/01 |
| ページ数 | 253ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 明治の因習の島、死を喰らう神、狗神族など、仄暗く不気味な世界観にぐいぐい引き込まれたという声が多くありました。映画を一本観たような読み応えがあると評判です。
- 友人思いで誠実、まっすぐな主人公の男前ぶりが魅力です。仲の悪い二人の攻めの執着の強さも、この作者らしいと好評でした。
- 攻めが二人の三角関係なので、苦手な方には向きません。官能的な場面も多めです。
- 攻めが主人公を好きになるまでの経緯が描かれず、恋愛のエピソードが弱いという声がありました。
忘却の月に聞け (宮緒葵)
病弱な母と離れ、腹違いの兄・青嗣の屋敷で暮らすことになった藍生。昔から気難しく誰にもなつかなかった青嗣が、ただ一人心を許したのが藍生でした。けれど青嗣は藍生が異母弟だとは知らず、その執着は日ごとに強まっていきます。母のためにと反発を押し隠して彼のそばにい続けたある日、青嗣が事故で記憶を失ってしまい……。執着と記憶喪失が絡み合う、異母兄弟の物語です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2015/06/01 |
| ページ数 | 281ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 横暴だった青嗣が記憶を失って無防備に藍生だけを求める姿と、記憶が戻ってからの溺愛ぶりの落差が楽しいという声が多くありました。一筋縄ではいかない仕掛けに引き込まれ、一気に読んだと評判です。
- 芯の強い藍生がほだされていく心の動きが自然で、力関係が二転三転する展開が好評です。前半の切なさから少しずつ明るくなっていく流れも良かったという感想が目立ちました。
- 青嗣が母親を憎む理由や藍生の母のその後などが描き切られず、周辺の人物の扱いが雑で消化不良だという意見がありました。
- 記憶喪失後の甘えた言動が苦手な人には向かない、記憶を失う前の執着ぶりに引いたという声もあります。
白百合の供物 (宮緒葵)
帝国軍の前線基地に潜入し、機密情報を手に入れよ――法王の命を受け、表向きは兵士の慰問として基地を訪れた若き司教ヨエル。そこで再会したのは、基地を陥落させた戦争の英雄で、同じ修道院で孤児として育った幼なじみのリヒトだった。「ヨエルに会いたい一心で、俺は軍人を目指したんだ」。ヨエルを敬虔で慈悲深い聖者だと信じ、昔と変わらず慕ってくる男は、極秘任務の邪魔にしかならなくて……。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/07/01 |
| ページ数 | 263ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 太陽のように明るい幼なじみに見えて、どこかがおかしい――人にうまく化けた怪物の正体が少しずつ明らかになっていく展開がスリリングです。最後までどう落ち着くのかわからず、ハラハラしながら読んだという声がありました。
- 受けのためならすべてを利用し、狂気的な強さで敵をなぎ倒していく攻めの執着愛が、この作家さんらしいと評判です。受けを虐げてきた者たちが報いを受ける展開にすっきりします。
- 悲惨な境遇を必死に生き抜いてきた受けが、最後には新しい身分と最強の恋人を手に入れて歩き出す、おとぎ話のような結末です。
- 受けが教会で受けてきた扱いがあまりにつらく、任務のためにほかの男性と関係を持つ場面もあるため、苦手な人は注意が必要です。
- 攻めの正体がはっきりしないまま終わる部分があり、もっとわかりやすくしてほしかったという声と、はっきりさせないでほしかったという声の両方がありました。
一生かけて償います、と貴方は笑った (宮緒葵)
前世で、大好きだった騎士アウグストに殺された皇子カノン。わがままだった自分を悔い、生まれ変わった今世では慎ましく生きるつもりだった。ところが魔力を持つことが知られ、かつての城へ集められることに。そこで出会ったのは、あの騎士と同じ名と姿を持つ男だった。折しも、人になりすます悪霊「人狼」が紛れ込み、疑いをかけられたカノンは彼に匿われて……。八百年越しの因縁を描く転生ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2026/08/01 |
| ページ数 | 250ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 八百年もの間カノンを待ち続けたアウグストの執着が、宮緒葵さんらしいと好評です。殺された理由の真相が明かされ、タイトルと結びつくラストが良かったという声が多くありました。
- 閉ざされた場所で人狼ゲームのような騒動が起こる構成がハラハラして飽きないと評判です。文章が上手く、最後まで一気に読めたという声もあります。
- 二人の進展や真相の暴露が終盤に詰め込まれている、人が死ぬ場面もあり人に勧めにくいという意見があります。
- 文庫としては価格が高く、手に取るのをためらったという声も多くありました。
二つの爪痕 (宮緒葵)
大学生の陽太の姉は、社長令息の峻成と婚約中。弟のように自分をかわいがってくれる峻成になら、姉を安心して任せられると思っていました。ところが結婚を目前にして姉の様子が急変し、ホストクラブに入れ込んでいるらしいと知ります。真相を確かめようと動き出した陽太は、謎めいた人気ホストと出会って……。二人の男の執着に絡めとられていく青年を描く、三角関係のBLです。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2013/06/01 |
| ページ数 | 235ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- タイプの違う二人の攻めが、手段を選ばず陽太を囲い込もうとする腹黒な執着ぶりが好評です。執着愛や溺愛ものが好きな人にすすめたいという声が多くありました。
- 飽きさせない構成と、それぞれに心の歪みを抱えた登場人物が魅力的だと評判です。ラストで明かされる兄の周到さにぞっとしたという感想もあります。
- チャラいのに主人公にだけ甘えるホストのキャラクターが新鮮だったという意見や、イラストが作品の雰囲気に合っていたという声もありました。
- 振り回されるばかりのお姉さんが気の毒すぎる、主人公が流されやすいという声が多くありました。
- 展開が早く、攻め側の心情の掘り下げが足りない、終盤はコメディのようになったという意見もあります。
悪夢のように幸せな (宮緒葵)
両親を亡くし、親戚の柊慈のもとで暮らす一希。美しく優しい柊慈の、深すぎるほどの愛情に包まれて日々を送っていた。ところが柊慈の親友で極道の功に、自分でも気づかないまま惹かれ始めてしまう。そんな折、柊慈が功をかばって撃たれ、連れ去られる事件が起こり……。三人の男たちの想いが思いもよらない形で絡み合う、執着愛の物語です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2011/07/01 |
| ページ数 | 254ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 最後の最後まで先が読めず、ミステリーのような展開に引き込まれて一気に読んだという声が多くありました。
- 穏やかな顔の裏で周到に計算を重ねる柊慈の執着ぶりが圧巻で、タイトルの付け方も秀逸だと評判です。
- 結末の後味の悪さや、利用される功が気の毒だという声が多く、読む人を選ぶという意見がありました。
- 表紙から三人での結末を期待すると肩透かしになる、暴力的な場面があるので注意という声もあります。
百年待てたら結婚します (宮緒葵)
妖鬼を退治する一族に生まれながら、役立たずと蔑まれて育った紀斗。結婚式の当日、突然現れた美しい人物に迫られて以来、妻とうまくいかず、男としての自信まで失って三年がたっていた。ある日、出勤途中に妖鬼の大群に襲われた紀斗を救ったのは、当主の座を奪い、絶大な権力を手にした榊だった。なぜか紀斗に執着する榊は、「僕だけのものになって下さい」と懇願してきて!?
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/07/01 |
| ページ数 | 273ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 作者らしい重い執着愛と、最後に明かされる真相の仄暗さがたまらないという声がありました。
- 妖鬼との戦いや一族の秘密など、ダークファンタジーとしての設定が魅力です。悪役の女性たちへの反撃にもすっきりします。
- 作中に「リバ」(攻めと受けが入れ替わる関係)があり、固定のカップリングが好きな人には向かないという声が多くありました。
- 二人の会話が少なく、終盤が駆け足だという意見もあります。殺戮の場面もあるので注意が必要です。
魔神皇子の愛しき小鳥 (宮緒葵)
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】「逃がしはしない。何があろうと、絶対に」辺境の村で養父母たちと暮らしていたカイは偶然が重なり、魔力がない彼には操れないはずの戦闘機を乗りこなしてしまう。その後、村を守るため、戦闘機パイロットになるカイ。右も左もわからない彼を導くのは、最も濃く魔神の血を引き、帝国最強の第二皇子クロノゼラフ。自ら伝説の死神級戦闘機に乗り、カリスマと冷酷さを併せ持つクロノゼラフは、時折カイに誰かの姿を重ねているようで……?抗えない執着の鎖に絡めとられた運命の行方は――!
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/08/17 |
| ページ数 | 229ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 81 |
獣王子と忠誠の騎士 (宮緒葵)
長く行方知れずだった王子クリスティアンは、魔獣の棲む森で獣に育てられていた。彼を探し続けてきた守護騎士ラファエルは、ついに再会を果たすが、王子は人の言葉さえ忘れていた。献身的に仕えながら、執着にも似た想いを募らせていくラファエル。一方、王子の失踪の裏には、王宮に渦巻く思惑が隠されていて……。忠誠を誓う騎士と野生の王子を描く、西洋風ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2013/07/01 |
| ページ数 | 259ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 自らを王子の犬と言い切るラファエルの振り切った忠誠ぶりが見事で、作者ならではの忠犬キャラクターを堪能したという声が多くありました。
- 噛みつくことで感情を表していた王子が、しだいに言葉を取り戻して堂々とした振る舞いを見せるようになる変化が魅力的だと好評です。育ての親ブランカとの絆や、王位をめぐる陰謀が暴かれる勧善懲悪の展開も楽しめたと評判です。
- ラファエルが王子の想いを信じられず後ろ向きなところにもどかしさを感じたという意見があります。
- 終盤で王子の変化が急すぎる、表紙の騎士の印象が本文と違う、電子版には挿絵がないという声も見られました。
エルフたちの愛しい宝玉は森の中 (宮緒葵)
「ーーやっと、この時が来た」美麗な騎士リュシアンは私生児ゆえにどこにも居場所がなく、育ての親である伯父へ恩を返すため魔族との危険な戦いへ自ら赴く日々を過ごしていた。ついに戦場で一人、絶体絶命になった際、神に愛された特別な種族であるエルフ、ボレアスとゼフィロスに助けられる。彼らは双子で、エルフの君主を務める実力者。神々しい美貌と立派な体躯を持つ二人はなぜかリュシアンを大切そうに「宝玉」と呼び、この世の楽園とも呼ばれるエルフが住まう聖なる森で共に過ごそうと誘ってくるけれど、森には思いも寄らない秘密が隠されており……?
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2025/05/09 |
| ページ数 | 280ページ |
| 評価 | 3.67 |
| スコア | 79 |
おかえりなさい、愛しい子 (宮緒葵)
父皇帝から忘れ去られた十二番目の皇子ロセルと、国を滅ぼされて側室にされたシアリーグ。暴君の目に触れぬよう、二人は後宮の片隅でひそかに絆を育んでいく。やがてロセルに帝王の才覚が芽生え、周りの思惑に巻き込まれていくが……。神話をモチーフにした、宮緒葵のダークファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/05/01 |
| ページ数 | 250ページ |
| 評価 | 3.7 |
| スコア | 78 |
口コミ
- 神話と絡めた壮大な物語で、主人公が望まぬまま王座へと進んでいく展開が面白いという声がありました。
- 作者らしい突き抜けた執着の物語として好評です。
- 特殊な関係性や描写が合わず、好みが大きく分かれるという声が多くありました。
- 暴君の最期があっけなかったという意見もあります。
聖なる捕喰 (宮緒葵)
かつて「聖母」と称えられた元カリスマモデルで、いまはモデル事務所を率いる兄の美鶴。三枝宝は、たった一人で自分を育ててくれたその兄と二人で暮らしている。兄に溺愛される日々のなかで、宝は兄が目を向ける相手すべてに激しい嫉妬を抱えていた。そんな二人の前に、兄の関心を奪いかねない存在が現れて……。宮緒葵さんが描く、兄弟の濃密な執着の物語です。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/02/01 |
| ページ数 | 256ページ |
| 評価 | 3.8 |
| スコア | 78 |
口コミ
- 兄も弟も執着が強く、登場人物全員がどこか狂っている宮緒葵さんらしい世界が突き抜けていて面白いという声が多くありました。
- 兄の腹黒な策士ぶりと、次第に本性を現していく宝の変化が見どころだと評判です。イラストが美しいという意見もあります。
- 要素やキャラクターが多すぎて話がまとまりきらず、後半は消化不良だったという声がありました。
- 赤ちゃん返りのような言動や過激な設定が受け付けられず、好みがはっきり分かれる作品だという意見もあります。
執着の強い攻めが好きな方は執着攻めのBL小説もどうぞ。
