月がきれいと言えなくて
本の山に埋もれた一通の手紙を見つけたい――。隣家の前に立ち尽くす男に声をかけた教師の須賀は、その家の主がすでに亡くなったことを告げる。呆然とする男・高村は、亡き祖父から隣人あての手紙を預かってきたのだという。しかも隣人のほうも、同じように手紙を書いていたらしい。半世紀以上も封じられてきた二通の手紙には何が書かれているのか。好奇心にかられ、二人は手紙探しを始めるが……。手紙が時を超えて人を結ぶ、心に沁みるラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 水原とほる |
|---|---|
| 発売日 | 2019/09/01 |
| ページ数 | 239ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 80 |
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口コミ
良い点
- 手紙というキーワードが優しく切なく、読み終えると題名の意味が胸に響くという声が多くありました。昭和を思わせる空気感と細やかな心理描写も好評です。
- 大人の二人がそれぞれの過去の傷と向き合い、ゆっくり距離を縮めていく物語に読み応えがあるという意見があります。
悪い点
- 年配の人の死が出会いのきっかけで、主役二人の苦い過去の話も多いため、読んでいてしんどかったという声がありました。
