椎崎夕のBL小説おすすめ|言葉より行動で守る、不器用な男たちの恋

椎崎夕さんは、幻冬舎ルチル文庫やSHYノベルズで作品を発表しているBL作家です。

口コミでは、遠慮して一人で抱え込む受けと、それを包み込む攻めのすれ違いの末に、甘い結末へたどり着く展開が評判です。

もくじ

口コミから見える作風

すれ違いのもどかしさ

相手に迷惑をかけまいと気持ちを隠す受けと、言葉の足りない攻め。

誤解を重ねながら近づいていく過程がじれったく、そのぶん結ばれたときの甘さが際立つと好評です。

攻め視点の短編

本編のあとに攻めの視点で描かれる短編で、言葉にしなかった想いがわかるのが楽しみだという声が多く見られます。

甘い話からダークな話まで

溺愛のハッピーエンドが中心ですが、歪んだ執着を描く作品や、オカルト要素のあるシリーズもあります。

おすすめの作品

好きになりなさい (椎崎夕)

ポイント 無表情な敬語の世話役が、行動で守り続ける姿が素敵と評判

母の庇護者だった宮原が世を去った夏、史哉は宮原の秘書だった有木にひとつの取り引きを持ちかける。病気がちな母に手を出さないでほしい、その代わりに自分が何でも引き受ける、と。長い付き合いなのに、無表情な有木が何を考えているのかは少しもわからない。取り引きを受け入れた有木の真意をつかめないまま月日は流れ、約束の時が近づいて……。資産家一族の思惑を背景にした、敬語の世話役と母思いの青年の物語です。

基本情報

著者椎崎夕
発売日2013/11/01
ページ数246ページ
評価 4.4
スコア84
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口コミ

良い点
  • 無表情で何も語らない有木が、行動では一貫して史哉を守り続ける姿が素敵だと評判です。普段は丁寧な敬語の彼が、巻末の書き下ろしで見せる素の口調がたまらないという声が多くありました。
  • 一族のごたごたを乗り越え、最後にはすっきりする展開が爽快だという意見があります。母を守ろうと奮闘する史哉の健気さも好評です。
  • 紫陽花のエピソードの台詞が印象的だという感想や、イラストが作品の雰囲気によく合っているという声がありました。
悪い点
  • 親戚や周辺の人物が多く、家の事情が込み入っていてまどろっこしいという意見がありました。
  • 主人公の考え方についていけない、終盤の文章に引っかかりや矛盾があって集中できなかったという声もあります。

近すぎて、遠い (椎崎夕)

ポイント 想いを隠す和と、過保護な理史。最後は甘さに満たされる

事故で両親を亡くし、自身も脚に後遺症を負った和は、遠縁にあたる理史の家で暮らしている。飲食店をいくつも営むやり手の理史は、和を何かと気にかけてくれる存在だ。和はひそかに理史へ想いを寄せているが、迷惑をかけたくない一心でその気持ちを隠し続けていた。ある事情で姉のもとを離れた過去を抱える和の前に、再び厄介な影が差して……。すれ違う二人の想いを描く物語で、続編も出ています。

基本情報

著者椎崎夕
発売日2013/12/01
ページ数254ページ
評価 4.3
スコア83
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 迷惑をかけまいと一人で抱え込む和のけなげさと、それを包み込む理史の過保護ぶりの対比が好評です。最後は甘い雰囲気に満たされると評判です。
  • 和を見守る姉や理史の親友・八嶋など周りの人物が温かく、理史の視点で描かれる短編で気持ちがすっきりしたという声もありました。
悪い点
  • 状況説明が長く展開が遅い、結ばれるまで焦れったいのに最後は駆け足だったという声がありました。
  • 姉の夫の振る舞いが不快で、その結末も肩透かしだったという意見もあります。

好きになるはずがない (椎崎夕)

ポイント 二つの顔を持つ会社員と、紳士的な年上の男のリーマンラブ

会社員の高平笙は、職場では野暮ったい髪型に眼鏡、地味な服装で目立たないように過ごしている。けれど夜の街では「セイ」と名乗り、見た目はいいのに恋が長続きしない男として知られていた。ある晩、友人に連れられて入ったバーで出会ったのは、同じ会社の別の課にいる人嫌いで有名な守川。正体を隠したまま彼と飲み仲間になった笙だったが……。二つの顔を持つ青年と、紳士的な年上の男の恋を描くリーマンラブです。

基本情報

著者椎崎夕
発売日2014/02/01
ページ数247ページ
評価 4.6
スコア84
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 亡くした恋人に似た笙を、守川が身代わりではなく一人の人として見ている点や、ゆっくり丁寧に進む展開が心地よいという声が多くありました。
  • 紳士的で大人の余裕を見せていた守川が、後半になるほど計算高く粘り強い一面をのぞかせるギャップが好評です。遊び人に見えて実は真面目な笙にも好感が持てると評判です。
悪い点
  • 守川の元恋人の妹や友人の村瀬など、周りの人物の振る舞いに苛立ってしまったという意見がありました。
  • 二人が惹かれ合うきっかけとなる場面がもっと欲しかった、遠回りな展開がもどかしいという声もあります。

はじめての一冊は

まずは、すれ違いの切なさと甘い結末を味わえる『近すぎて、遠い』からどうぞ。

そのほかの掲載作品

読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。

幻冬舎ルチル文庫の作品はルチル文庫とは?にまとめています。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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