式神の名は、鬼
満月の夜ごとに百鬼夜行が押し寄せ、妖怪たちに身を狙われる陰陽師の櫂。八百比丘尼の血を引くという彼の体は、妖怪にとってこの上ないごちそうなのです。果てしない災難を断ち切るため、櫂が目を付けたのは、数百年ものあいだ封じられていた最強の人喰い鬼・羅刹でした。封印を解くかわりに式神として妖怪除けにするはずが、羅刹は思うように従ってくれず……。夜光花さんが贈る、鬼と陰陽師の和風ファンタジー・シリーズ第1巻です。
基本情報
| 著者 | 夜光花 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/06/01 |
| ページ数 | 257ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 87 |
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口コミ
良い点
- 美しい見た目に反して、料理が下手でお金にうるさく、さっぱりした性格の櫂が新鮮だと好評です。逆境でも悲観せず、できることは何でもやる姿勢に好感が持てるという声が多くありました。
- 凶暴なはずの羅刹が鰻を持ってきたり、少しずつ櫂にほだされていったりする様子が可愛いと評判です。コミカルな掛け合いとホラーめいた場面の緩急が楽しいという感想もあります。
- 伊織や八百比丘尼をめぐる伏線が次々に張られ、先が読めない面白さで続きが気になるという声が多くありました。
悪い点
- 一冊で完結すると思って買ったらシリーズものだった、謎が残されたまま次巻へ続くので注意という意見がありました。
- 恋愛の甘さはまだ控えめで、キャラクターの性格が一貫せず気持ちが入らなかったという声もあります。
