月東湊さんは、キャラ文庫やルビー文庫で作品を発表しているBL作家です。
おとぎ話のような世界や中華風の世界を舞台にしたファンタジーが多く、口コミでは「明るい受けが孤独な攻めの心を溶かしていく姿に温かくなる」「ハラハラして引き込まれる」という声がよく見られます。
口コミから見える作風
前を向く強い受け
太陽が出ると踊る明るい小人族の青年や、母の言葉を支えに知恵で逆境に立ち向かうオメガなど、前向きでたくましい受けが好評です。
一途な攻めともふもふ
受けだけに尽くす狐の神獣や、呪われて孤独に生きる黒獅子の王子など、人ではない姿を持つ攻めが登場します。
大きくも小さくもなるもふもふの姿が魅力だという声もありました。
引き込まれる物語と余韻
ピンチの作り方が上手くハラハラした、呪いを解くかどうかの選択を含めた結末の余韻が素晴らしいという声が多くあります。
一方で、終盤が駆け足で回収されない伏線が残ったという感想もありました。
おすすめの作品
呪われた黒獅子王の小さな花嫁 (月東湊)
ポイント 黒獅子の頭を持つ孤独な王子のもとに、小人族の明るい青年が輿入れする
呪われた孤独な王子のもとに、太陽のようにまぶしい小人族の青年が輿入れしてきた!? 黒獅子の頭を持つ王子ダルガートを厭う父王が、花嫁に指名したのは小人族。人間の半分の背丈しかなく、娘もいない一族の中で名乗りを上げたのは、族長の息子リラだった。かつて戦から村を救ってくれた王子にひそかに憧れていたリラは、王宮で孤独に生きる彼の味方になりたいと願うが、ダルガートは「私の運命に巻き込んですまない」と告げてきて!? 種族を超えたラブ・ファンタジー。
基本情報
| 著者 | 月東湊 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/06/01 |
| ページ数 | 375ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 90 |
口コミ
- 太陽が出ると踊る、明るく前向きなリラが、孤独な王の心を溶かしていく姿に心が温かくなるという声がとても多くありました。
- おとぎ話のような世界観で、呪いを解くかどうかの選択を含めた結末の余韻が素晴らしいと評判です。挿絵も美しいです。
- 呪いの原因を作った父王の真意が最後までわからない、という声が多くありました。
- もっと二人のその後を読みたかったという感想もあります。
神子と神獣の守り人 (月東湊)
ポイント 力を出せない神子と、かつて命を救った狐の神獣の命がけの逃避行
橙国の神子・芙蓉は、囚われていたところを敵国の戦士・我緯に救い出される。目の前で銀の獣に姿を変えた彼は、かつて芙蓉が命を救った狐の神獣だった。芙蓉を守ると誓う我緯とともに、王に託された金の首輪を赤国へ届ける旅に出た二人。迫る追っ手から身を挺してかばってくれる我緯に、芙蓉は次第に惹かれていくが、やがて彼が深手を負ってしまい……。命がけの逃避行を描く中華風ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 月東湊 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/03/01 |
| ページ数 | 237ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- ストーリーに一度引き込まれると止まらない、ピンチの作り方が上手くハラハラしたという声が多くありました。芙蓉だけに尽くす我緯の一途さと、大きくも小さくもなるもふもふの姿が好評です。
- 力の出せない神子として苦しみながら使命に向き合う芙蓉の成長や、中華風の世界観が魅力だと評判です。円陣闇丸さんのイラストも眼福だという感想がありました。
- 終盤が駆け足で、赤の王との決着や両親の能力など回収されない伏線が残ったという声が多くありました。
- 登場人物が増える後半の展開が唐突で、表現の幅が狭いという意見や、イラストは以前の画風のほうが好みという声もあります。
籠の鳥のオメガの運命の恋人 (月東湊)
ポイント 村で育った王族のオメガと幼なじみの恋。後半は怒涛の展開に
両親の顔も知らないまま、のどかな村で礼儀作法だけを厳しく仕込まれて育ったルシェル。孤独な日々を支えてくれたのは幼なじみのレオで、二人はいつしか許されない想いを通わせる。ところが突然王都から迎えが来て、二度と村には戻れないと告げられる。自分が何者なのかも知らなかったルシェルの前に、思いもよらない運命が待ち受けていて……。王族のオメガと平民のアルファの恋を描くオメガバースです。
基本情報
| 著者 | 月東湊 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/04/01 |
| ページ数 | 237ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 「泣くくらいなら強くなって戦いなさい」という母の言葉を支えに、逆境に知恵で立ち向かうルシェルの姿が良かったという声が多くありました。気風の良い母や、嫁ぎ先の穏やかな国王も好評です。
- 前半の村で過ごす二人の初々しい日々と、後半の政略結婚からの怒涛の展開の落差が面白いと評判です。脇のカップルの王太子ベルジェイドに惹かれたという意見もあります。
- 二組のカップルが出てくるため、メインの攻めであるレオの存在感が薄いという声が多くありました。
- 序盤の実家の人々の仕打ちがつらい、終盤がご都合よく駆け足で、結ばれた後の甘い場面が物足りないという意見もあります。
はじめての一冊は
はじめてなら、口コミが多く評価も高い『呪われた黒獅子王の小さな花嫁』からどうぞ。
おとぎ話のような世界と、結末の余韻を味わえます。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
