咎人の花
幼い頃の大怪我がもとで、屋敷に閉じ込められるように暮らしてきた令嬢アレクシア。ある嵐の夜、彼女の家族は何者かに命を奪われる。血に濡れた刃を手に立っていたのは、かつて淡い恋心を抱いていたセオドアだった。十年前、アレクシアの父に濡れ衣を着せられて両親を処刑された彼は、生きるために裏社会へ身を投じていたのだ。自分を憎めと言わんばかりにアレクシアを連れ去り囚えるセオドア。引き裂かれた幼い恋は、血にまみれて歪んでいき……。冷酷な暗殺者と生き残った令嬢の愛憎を描く、ソーニャ文庫らしいダークロマンスです。
基本情報
| 著者 | 山野辺りり |
|---|---|
| 発売日 | 2022/05/01 |
| ページ数 | 328ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
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口コミ
良い点
- 互いのために憎まれようとする二人の複雑な心理がわかりやすく描かれ、闇の深いヒーローがかっこいいと評判です。ヒーロー視点の場面が切なくて涙したという声が多くありました。
- 設定が絶妙で最後まで一気に読ませる、幼い頃の初恋の描写が美しいという感想があります。山野辺りりさんの作品の中でも特に濃く、歪んだ純愛を堪能できたという声もありました。
悪い点
- 誤解が解け、傷の原因が明かされる場面があまりにあっけなく、惜しいという意見がありました。
- 二人が惹かれ合った幼い頃のエピソードが薄く、ヒロインの堂々巡りの思考やわざと誤解させる言動に苛立ったという声もあります。
