騎士は悔恨に泣く
父の命令で、平民から身を起こした騎士ユアンに嫁ぐことになった公爵令嬢トリシア。ひそかに彼を慕っていた彼女は喜びを隠せませんが、ユアンが出世のためにこの縁談を受けたこと、そして平民を手にかけた「血塗れ姫」と噂される自分を嫌っていることも知っていました。「子ども以外は望まない」と告げる彼女に、夫は冷たいまなざしを向けて……。誤解から始まる夫婦の恋を、騎士の後悔とともに描くロマンスです。
基本情報
| 著者 | 春日部こみと |
|---|---|
| 発売日 | 2018/12/01 |
| ページ数 | 334ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 85 |
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口コミ
良い点
- 「血塗れ姫」の噂の真相が終盤まで明かされず、予想外のどんでん返しと伏線の回収が見事だったという声が多くありました。恋愛小説なのにミステリーのように読めたという感想もあります。
- 妻を誤解して冷たく当たっていたユアンが、最後にタイトルどおり涙を流して許しを乞う場面が大好評です。夫婦双方の視点で心の動きが丁寧に描かれ、健気なトリシアに泣かされたという声も目立ちました。
- 徹底主義で奇人と呼ばれるトリシアの父の存在感が圧倒的で、友人ジョナスなど脇の人物もキャラが立っていると評判です。
悪い点
- ヒーローの後悔がもっと深くてもよかった、誤解を解くのが遅すぎるという意見がありました。
- 序盤の血なまぐささや説明的な文章が読みにくい、ヒーローの姉の件など回収されない筋があって物足りないという声もあります。
