黒衣の皇子に囚われて
王位継承権を奪われ、宮殿で軟禁同然の暮らしを送る孤高の皇子サディク。彼にピアノを教えるため異国に渡った日本人の音楽教師は、囚われの身でも気品を失わない皇子に心を寄せていく。ところが国を揺るがすクーデターが起き、サディクがその首謀者と通じていたことが明らかに。問いただした彼に向けられたのは、別人のように冷たいまなざしで……。真意を隠した皇子との命がけの恋を描く、アラブを舞台にしたロマンスです。
基本情報
| 著者 | 華藤えれな |
|---|---|
| 発売日 | 2012/01/01 |
| ページ数 | 269ページ |
| 評価 | 3.6 |
| スコア | 77 |
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口コミ
良い点
- クーデターを境に、穏やかな「白」の皇子が冷酷な「黒」の皇子へと変わるギャップが見事で、本心が最後まで読めずに一気に読んでしまったという声が多くありました。
- 王位をめぐる陰謀と、皇子の親友である将軍の愛憎が絡むドラマチックな展開が好評です。ひどい目に遭っても芯の強さを失わない受けに安心して読めたという意見もあります。
悪い点
- 肉体的というより精神的につらい場面が多く、甘い話を期待すると重く感じるという声がありました。
- 設定に入り込めなかった、繊細な画風のイラストと物語の雰囲気が合っていないと感じたという意見もあります。
