不器用なテレパシー
物心つく前からいつも一緒だった幼なじみの諒矢と颯。言葉にしなくても通じ合っていると信じた諒矢は、俳優を目指す颯について上京し、懸命に彼を支えた。ところがある日、颯から突然冷たく突き放され、諒矢は行き場を失ってしまう。それから二年。喫茶店の主・大森に救われ、住み込みで働く諒矢の前に、人気俳優となった颯が現れて……。すれ違った二人の再会を描く、切ない初恋の物語です。
基本情報
| 著者 | 月村奎 |
|---|---|
| 発売日 | 2012/05/01 |
| ページ数 | 204ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 82 |
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口コミ
良い点
- 月村奎先生の細やかな心理描写が心地よく、傷つきながらも想い続ける諒矢の切なさに泣いたという声が多くありました。颯の視点で語られる短編で、彼の苦しみが分かるのも好評です。
- 諒矢を救った大森さん夫妻や、編み物好きの常連のおばあさんなど、周りの人たちが温かく物語に良い雰囲気を添えていると評判です。
悪い点
- 颯が諒矢を突き放した理由など、物語の鍵となる出来事が早い段階で察しがついてしまうという声がありました。
- 相手の気持ちが分かることを「テレパシー」と呼ぶ設定に最後まで違和感が残ったという意見もあります。
