水壬楓子のBL小説おすすめ|王室護衛官から極道バディ、本格ミステリーまで

水壬楓子さんは、キャラ文庫やガッシュ文庫、リンクスロマンス、ビーボーイスラッシュノベルズなどで作品を発表しているBL作家です。

口コミでは、伏線を張り巡らせた読み応えのある物語と、ヤクザものでも笑える軽快なコメディの両方が評判です。

もくじ

口コミから見える作風

宮廷の駆け引きとサスペンス

王室護衛官や王室警護官を主人公に、後継者争いや使節をめぐる事件など、陰謀が幾重にも絡む物語が人気です。

終盤の意外な展開に驚いたという声が多く、そのぶん恋愛の甘さは控えめだという意見もあります。

極道ものの二つの顔

元官僚が経済ヤクザとして復讐に乗り出す痛快な物語もあれば、「最凶の恋人」シリーズのように周りの人々まで笑わせてくれるコメディもあります。

強面なのに不器用な男たちの人間くささが好評です。

ミステリーとしての読み応え

法医学者と刑事が過去の事件に向き合う作品や、転生を繰り返す主人公が後宮の事件を解く作品など、謎解きを軸にした物語も高く評価されています。

ページをめくる手が止まらなかったという声が目立ちます。

おすすめの作品

B.B.baddie buddy (水壬楓子)

ポイント 元官僚の経済ヤクザと武闘派の、痛快な復讐劇とバディもの

財務省のキャリア官僚だった千郷は、親友に裏切られて職を追われ、すべてを失いかけたところを鳴神組の先代組長に拾われた。組長の情夫として生きながら経済ヤクザとして頭角を現し、今では武闘派の真砂と並ぶ「組の双璧」と呼ばれる若頭補佐。先代の三回忌を迎えるころ、真砂が本気で千郷を口説きはじめ、一方で千郷はかつて自分を陥れた男への復讐に乗り出して……。頭脳派と武闘派のバディを描く極道ものシリーズの第1作です。

基本情報

著者水壬楓子
発売日2012/09/01
ページ数258ページ
評価 4.4
スコア86

口コミ

良い点
  • 元官僚がヤクザになるという異色の経歴が物語に効いていて、裏切った男への復讐劇がスピーディーで痛快だという声が多くありました。伏線の回収も見事で、読後感がすっきりしていると評判です。
  • 馴れ合わずに張り合いながら、いざという時は手を差し伸べる千郷と真砂の関係が好評です。千郷のために体を張る真砂がいい男すぎるという感想もあります。
  • 亡き先代組長の男気あふれる人物像が強く印象に残ったという声が多くありました。極道ものでも血なまぐささは控えめで、どこか上品な雰囲気があるとも評判です。
悪い点
  • ページの多くがシノギと復讐の話に割かれ、二人の恋愛面は薄く、真砂に惹かれていく千郷の心の動きがわかりにくいという意見もあります。
  • 敵に捕らわれた千郷がひどい目にあう場面があり、注意が必要だという声もありました。

王室護衛官に欠かせない接待 (水壬楓子)

ポイント 宮廷の駆け引きに伏線が光る。前作未読でも楽しめると評判

剣は苦手で、戦時中も後方支援にいただけの自分が、なぜか栄誉ある王室護衛官に選ばれ、貴族の末席に加わってしまった。戸惑うトリスタンが命じられたのは、同盟国から訪れる使節の接待係。やって来たのは戦線の英雄で、大公の懐刀と名高い伯爵イーライだった。華やかで不遜な彼に、反発と劣等感をかき立てられる日々が始まって……。王室護衛官シリーズの第2作です。

基本情報

著者水壬楓子
発売日2021/09/01
ページ数311ページ
評価 4.3
スコア85
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口コミ

良い点
  • 自己評価は低いものの、評価にふさわしくあろうと懸命に努める誠実なトリスタンに好感が持てるという声が多くありました。ここぞというときに力になるイーライも好評です。
  • 使節団の接待や後継者問題といった宮廷の駆け引きに伏線が張られ、終盤の意外な展開に驚いたと評判です。前作を読んでいなくても楽しめ、表紙や口絵のイラストが美麗だという声も多くあります。
悪い点
  • トリスタンが自分には何の功績もないと繰り返す場面が多く、少しくどいという意見があります。いい子すぎて面白みに欠ける、恋が動き出すまでが長いという声もあります。

スカーレット・ナイン (水壬楓子)

ポイント 王室を守る警護官たちの世界を、映画のようなテンポで描く

永世中立国スペンサー王国には、王家とともに王族を守る「スカーレット」と呼ばれる王室警護官たちがいる。日本人とのハーフで美しいが、表情に乏しく冷たい印象の緋流は、全警護官の頂点に立つ「スカーレット・ナイン」の一人の補佐官。ある日、狙撃手のキースを相棒として新人教育することになるが、礼儀を重んじる護衛官にしては、彼はあまりに不作法でルーズで……。王室を守る男たちの恋を描くロマンスです。

基本情報

著者水壬楓子
発売日2019/04/30
ページ数253ページ
評価 4.1
スコア81

口コミ

良い点
  • 王室を守る護衛官たちの世界や、王宮行事での警護のスリルが細やかに描かれ、映画を観ているようなテンポのよい展開で最後まで飽きないと好評です。
  • 愛情を知らずに育った緋流を、朗らかなキースが長い片想いの末に包み込んでいく大人びた恋がよかったという声が多くありました。
  • 亜樹良のりかずさんのイラストが美しく、作品の雰囲気に合っていると評判です。
悪い点
  • 役職の説明が複雑でわかりにくい、キースの素性は途中で予想がついたという意見があります。
  • 長編のわりに中身が薄く結末が物足りない、現代風の舞台に違和感があったという声もありました。

はじめての一冊は

スピーディーな展開を楽しみたいなら『B.B.baddie buddy』、宮廷ものが好きなら『王室護衛官に欠かせない接待』からどうぞ。

そのほかの掲載作品

読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。

ヤクザが登場する作品はヤクザもの特集にもまとめています。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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