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世界のすべてを君にあげるよ

世界のすべてを君にあげるよ

大病院の院長の次男・洸生と、その病院の看護師だった省也。二人の関係が知られ、彼らは海辺のさびれた町へ駆け落ちし、兄弟と偽ってひっそり暮らし始める。幸せなはずの毎日のなかで、省也は洸生の約束された将来を奪ってしまったのではないかという思いを消せずにいた。いつか訪れる別れを覚悟し、ひそかにある決意を固める省也だったが……。過去と現在を行き来しながら描かれる、切ない駆け落ちの物語です。

基本情報

著者砂原糖子
発売日2016/07/01
ページ数269ページ
評価 4.4
スコア86

口コミ

良い点
  • 過去と現在を行き来する構成で、二人の綱渡りのような暮らしが少しずつ揺らいでいく展開に最後までハラハラしたという声が多くありました。洸生の手紙の場面で泣いたという感想が目立ちます。
  • 相手を思って身を引こうとする省也と、そのすべてを見抜いて先回りする洸生の関係が好評です。しっとりした情感のある文章と、三池ろむこさんのイラストも評判です。
悪い点
  • 二人がなぜ惹かれ合ったのかがあまり描かれていない、終盤は急ぎ足でハッピーエンドにまとめた印象という意見があります。
  • シリアスで重めの話なので好みが分かれる、イラストの雰囲気が合わなかったという声もあります。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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