ファントムレター
東京でシェフとして働く梢野真頼と、店に足しげく通う幼なじみの田倉訓。かつて恋人同士だった二人は、別れてからもどこかぎこちない友人関係を続けている。同じころ、九州の田舎町では、真頼の親類にあたる治が、蔵の中で古い手紙の束を見つける。差出人「マヨリ」が「オサム」に宛てたまっすぐな想いの手紙は、やがて遠く離れた人々の時間を動かしていき……。過去と現在が交差する、手紙をめぐる物語です。
基本情報
| 著者 | 砂原糖子 |
|---|---|
| 発売日 | 2012/03/01 |
| ページ数 | 286ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 83 |
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口コミ
良い点
- 二組の物語が交互に語られ、古い手紙を通して過去と現在、都会と田舎が重なっていく構成が見事だという声が多くありました。
- 情景描写が丁寧で、懐かしさと切なさの残る読後感が好評です。「オサム」の正体に驚いた、イラストも美しいという意見もあります。
悪い点
- 前半から中盤にかけて読みにくかったという声があります。大人二人の別れの経緯などに既視感があるという意見もあります。
