竜は将軍に愛でられる
竜人族の王の末子に生まれながら、一族から疎まれて暮らしてきたアゼル。占い婆に「『25』に関わる人間と出会えば道が開ける」と告げられ、初めて村を飛び出します。空から見下ろした街道を二十五番目に通り過ぎたのは、サルゼード王国の将軍ランドールでした。危険な地へ向かう彼のそばを離れがたく感じたアゼルは、やがて戦で傷ついた彼と“血の絆”を結ぶことになり……。心やさしい将軍と竜人族の青年の絆を描く、ほのぼのとしたファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 名倉和希 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/11/01 |
| ページ数 | 253ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 88 |
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口コミ
良い点
- いかつい見た目に反して小さな生き物が大好きな将軍ランドールが、竜の姿のアゼルにすっかりほだされていく様子が笑えて楽しいという声が多くありました。副官ルースや宰相など脇役も好評です。
- 黒田屑さんのイラストが美しく、物語の雰囲気にぴったりだと評判です。ファンタジーの設定が破綻せず読みやすいという意見や、雑誌掲載作と書き下ろしの二編で二人のその後まで読めるのがうれしいという声もありました。
悪い点
- 世間を知らないアゼルが勝手に外へ出て騒ぎになる展開が何度も繰り返され、少し疲れたという意見があります。
- 流れが予想どおりで、結末がご都合主義的に感じた、誘拐の場面などでもっと将軍の活躍が見たかったという声もありました。
