神さま、お願い 恋する狐の十年愛
「あの人に会いたい。山の神さま、この耳と尻尾を消す方法を教えてください」。狐のもののけは、自分に残された命の時間と引き換えに、人の姿になる神通力を手に入れました。けれどそのせいで、想う相手は彼が誰なのか気づいてくれません。それでも再会と別れを繰り返すたびに、相手はどんな姿の彼にも友情を、やがて恋心を向けてくれて……。限られた時間のなかで続く一途な想いを描く、人と狐のせつない純愛物語です。
基本情報
| 著者 | 名倉和希 |
|---|---|
| 発売日 | 2014/01/01 |
| ページ数 | 248ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 84 |
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口コミ
良い点
- 何度出会っても惹かれ合う二人の切なさに、涙が止まらなかったという声が非常に多くありました。起承転結の運びが見事で、長い年月を描いてもテンポが良いと評判です。
- 見返りを求めず相手を想い続ける狐のいじらしさが好評です。神さまに向かって啖呵を切る場面が胸に響いた、陵クミコさんのイラストが物語に厚みを加えているという感想もありました。
- 文章がきれいで読みやすく、結末も納得できる形で心が温まったという声もあります。
悪い点
- 正体を打ち明けない理由が不自然に感じられてもどかしい、という意見がありました。
- 相手役の女性への接し方が好きになれない、書き下ろしの描写に本編と食い違う点があるという声もあります。
