王子と宰相の恋煩い やり手宰相は初心で健気な王子の純愛に絆される
代々女王が治めるダヴェルニエ王国に、王子と王女の双子が生まれた。王女は王位継承者として育てられ、王子はその支えとなるはずだったが、やり手の宰相ヒースから、王女の身の安全と国の平穏のため、成人するまで「妹の影武者」として暮らしてほしいと頼まれる。ヒースにひと目惚れしていた王子ロデリックは、その頼みを快諾し、長く王女として振る舞ってきた。約束の日が近づき、務めを果たしたら想いを告げようと決めるが……。両片想いの、年の差ロマンス。
基本情報
| 著者 | 名倉和希 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/10/01 |
| ページ数 | 250ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 85 |
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口コミ
良い点
- 宰相と王子、それぞれの視点で心の内が語られるので、互いが互いを大好きなのが伝わってきて楽しく読めます。じれったい両片想いにそわそわさせられます。
- 大好きな宰相と妹のため、危険を冒しても役目から逃げない王子の一途さと芯の強さに、応援したくなります。受けの母である女王がとても勇ましく、脇役もいきいきしています。
- 危うい場面もありつつ、つらすぎる展開はなく、安心して読めるハッピーエンドです。巻末には挿絵の先生のおまけ漫画も載っています。
悪い点
- 宰相が有能という設定のわりに、その手腕を見せる場面が少なく、大人としての葛藤も物足りなかったという声がありました。
- 王子の思考が幼く感じられることや、身代わりを認める大人たちの判断に納得できないという意見もあります。宰相が少しずつ絆されていく過程をもっと読みたかったという人もいました。
