富樫聖夜さんは、エタニティ文庫やソーニャ文庫で作品を発表しているTL作家です。
「4番目の許婚候補」シリーズは番外編まで続く人気作で、口コミでは「テンポがよく何度も読み返したくなる」「笑いと涙の緩急のつけ方がうまい」という声がよく見られます。
口コミから見える作風
ノリツッコミの一人称
ヒロインの目線で語られる陽気なノリツッコミが楽しく、文章が読みやすいと評判です。
情景描写が少なく、脳内ツッコミの続く文体が合わなかったという声もあります。
天然ヒロインと腹黒ヒーロー、にぎやかな脇役
子猫のような天然のヒロインと、腹黒さを隠し持つハイスペックなヒーローのかけ合いが好評です。
過保護な従兄弟たちなど登場人物が多いのに話が散らからないという声が多くありました。
サスペンス仕立ての執着愛も
ソーニャ文庫の作品では、姉の失踪をめぐる謀略と屈折した執着愛が描かれます。
ヒーローの仕打ちがひどく身勝手に見えたという声も多いので、作品ページで確かめてください。
おすすめの作品
4番目の許婚候補 Manami & Akihito 1 (富樫聖夜)
ポイント 庶民育ちの「4番目」の候補と、素性を隠して働く御曹司の上司
旧家の流れをくむ一族の孫娘でありながら、庶民の家庭で育ったまなみ。一族の四人の孫娘のうち誰かが、名家の御曹司と婚約しなければならないという話が持ち上がる。四番目の許婚候補である彼女が配属された職場の上司、係長の彰人こそが、実は身分を隠して働くその御曹司だった。自分が候補の一人であることを秘密にしたまま、まなみは彼の部下として働き始めるが……。二人の出会いから始まる「4番目の許婚候補」シリーズ第1巻です。
基本情報
| 著者 | 富樫聖夜 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/09/08 |
| ページ数 | 328ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 80 |
口コミ
- ヒロイン目線の一人称で、ノリツッコミの効いた軽快な文体がテンポよく読めて楽しいという声が多くありました。何度読んでも飽きないと評判です。
- ヒロインを守ろうとする過保護な従兄弟たちや、腹黒な一面を持つイケメンのヒーローなど、キャラクターが魅力的だという感想が目立ちます。漫画版から入り、漫画にない話が読めて良かったという声もあります。
- 1巻はまだ恋愛に至らず、物語の動きが遅いという意見がありました。
- 一人称で情景描写が少なく場面が想像しにくい、ヒロインの脳内ツッコミが続く文体が合わなかったという声もあります。
4番目の許婚候補 Manami & Akihito 3 (富樫聖夜)
ポイント 進展しなかった二人の仲が、この巻から一気に動き出して面白くなる
素性を隠した御曹司の上司・彰人と、婚約者候補であることを伏せて働く部下のまなみ。互いに秘密を抱えたままの二人でしたが、この巻からついに彰人がまなみを囲い込む動きを本格化させ、関係が大きく動き始めます。一族の縁談の行方、従兄弟たちの思惑、そして職場での日々……。じれったかった二人の距離が一気に縮まっていく、許婚をめぐるオフィス・ラブのシリーズ第3巻です。
基本情報
| 著者 | 富樫聖夜 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/11/07 |
| ページ数 | 360ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 1〜2巻では進展しなかった二人の仲が、この巻から一気に動き出して面白くなるという声がありました。何度読んでも楽しめると評判です。
- 彰人のまなみへの溺愛ぶりが好評です。女子会の赤裸々なガールズトークに笑ったという感想や、漫画版では描かれない両親の話や婚約後の話まで読めて満足したという声もありました。
- 文庫版の書き下ろしが「金銭感覚」をめぐる話で、ヒーローとの小ネタを読みたかった読者には期待外れだったという意見があります。
4番目の許婚候補 Manami & Akihito 番外編 (富樫聖夜)
ポイント 婚約後の甘い日々と女子会。笑いと涙の両方を味わえる番外編
旧家の血を引きながら庶民として育ったまなみと、身分を隠して働く御曹司の彰人。許婚候補の一人として始まった二人の物語は、本編を経て婚約へとたどり着いた。その後の甘い日々や、彰人の両親をめぐる「受け継がれていくもの」、従姉妹たちとの女子会、社内の騒動など、本編では描かれなかったエピソードを集めた一冊。書き下ろし「家族の夢」も収録した、「4番目の許婚候補」シリーズの番外編です。
基本情報
| 著者 | 富樫聖夜 |
|---|---|
| 発売日 | 2017/02/06 |
| ページ数 | 328ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 本編で積み重ねてきた二人の関係がここで一気に甘くなり、らぶらぶぶりを堪能できたという声が多くありました。女子会のあけすけな会話や同僚の水沢さんの暴走ぶりに大笑いしたという感想も目立ちます。
- 冒頭の「受け継がれていくもの」と書き下ろしの「家族の夢」に泣いたという声があり、笑いと涙の緩急のつけ方がうまいと評判です。漫画版を読んでから手に取り、漫画にない話が読めて満足したという人もいます。
- 本編より官能的な場面が多く、コミカルな会話を楽しみたかった人には合わなかったという意見がありました。
- 番外編は勢いに欠ける、書き下ろしが物足りない、ヒロインの脳内ツッコミが続く文体が合わなかったという声もあります。
蜜獄愛 (富樫聖夜)
ポイント 姉の夫だった将軍に閉じ込められて。謀略と執着のサスペンス
姉の夫である将軍レヴィアスにひそかな恋心を抱いていたセルレイナ。姉が彼を捨てて駆け落ちした夜、止められなかった罪の意識を抱えたまま、泥酔した彼と一夜を過ごしてしまう。それから一年、戦地から凱旋したレヴィアスは、なぜか彼女をスパイ容疑で屋敷に閉じ込める。冷たいまなざしの奥に、あの夜と同じ熱をにじませながら……。姉の失踪をめぐる謀略と、屈折した執着愛を描く物語です。
基本情報
| 著者 | 富樫聖夜 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/04/01 |
| ページ数 | 286ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 隣国と絡む謀略や姉の失踪の真相など、サスペンス仕立ての展開に引き込まれたという声がありました。導入で二人が惹かれ合うきっかけが丁寧に描かれていると好評です。
- 転んでもただでは起きない姉のキャラクターが魅力的で、話が重くなりすぎずに済んでいると評判です。花村さんのイラストと表紙の美しさも好評です。
- ヒーローのヒロインへの仕打ちがひどく、執着というより身勝手に見えたという声が多くありました。
- 姉の存在感が強すぎてヒロインが地味に見える、姉を主役にしたほうが面白かったという意見もあります。
はじめての一冊は
はじめてなら『4番目の許婚候補 Manami & Akihito 1』から刊行順にどうぞ。
1〜2巻はまだ恋が本格的に動かず、3巻から二人の距離が一気に縮まります。
番外編は完結巻のあとに読むのがおすすめです。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
