TL小説は、レーベルによって読み心地の重さがかなり違います。
明るく読みたいならティアラ文庫・ヴァニラ文庫・エタニティ文庫、重めも読みたいならオパール文庫、とことん重い愛ならソーニャ文庫が向いています。
この記事では、口コミの多い6レーベルの重さの傾向を表にし、5レーベルについては「軽め・中くらい・重め」の作品を当サイトの口コミから選びました。
ソーニャ文庫はソーニャ文庫の重さ別ガイドで18冊を紹介しています。
結論|レーベル別の重さの傾向
| レーベル | 舞台 | 重さの傾向 | この記事の選び方 |
|---|---|---|---|
| ソーニャ文庫 | 西洋ファンタジーが中心 | 重めが多い。レーベルの中に軽めもある | 専用のガイド |
| ティアラ文庫 | 西洋・王宮が中心 | 軽め〜中くらいが中心。重めは少ない | 口コミ上位30冊から |
| エタニティ文庫 | 現代の職場・お見合いが中心 | 軽め〜中くらいが中心。重めは少ない | 口コミ上位30冊から |
| オパール文庫 | 現代の御曹司・社長もの | 軽めから重めまで幅が広い。脅し・軟禁から始まる作品もある | 口コミ上位25冊から |
| マーマレード文庫 | 現代の医師・パイロット・御曹司、秘密の出産もの | 中くらいが中心。嫌な人物が出ない軽めもある | 口コミ上位25冊から |
| ヴァニラ文庫 | 西洋・王宮(婚約破棄・政略結婚)が中心 | 軽め〜中くらいが中心。重めはほとんど無い | 口コミ上位25冊から |
傾向は、各レーベルの口コミの多い作品を当サイトで読み比べた見立てで、出版社の分類ではありません。
同じレーベルでも作家と作品で大きく変わるので、最後は1冊ずつの「気になる点」で確かめてください。
重さの決め方|この記事の3段階
| 段階 | 目安 | 向いている日 |
|---|---|---|
| 軽め | ラブコメ、すれ違いの笑い、嫌な人物がほとんど出ない | 疲れているとき、はじめての1冊 |
| 中くらい | 甘さが中心だが、切なさ・つらい過去・すれ違いが混ざる | じっくり読みたいとき |
| 重め | 脅し・軟禁・執着・壮絶な生い立ちなど、暗い描写が物語の中心 | 体力のあるとき。苦手な描写を先に確かめる |
ティアラ文庫の重さ別|軽め〜中くらいが中心
ティアラ文庫の軽め
心をなくした皇帝とお飾り皇妃 結婚二年目にして溺愛生活始まりました (日車メレ)
ポイント 本音を語る指輪で、強面の皇帝の心の声が丸聞こえに
冷酷な皇帝メレディスと政略結婚したリリアーヌ。ずっと彼を慕っていたのに、ろくに顔を合わせないまま一年が過ぎた。夫に嫌われているのかも――世継ぎのため、涙をのんで公妾を勧めたところ、本音を語る魔法の指輪によって、メレディスが隠していた心の声が明らかに。「リリーたん、マジ可愛い☆」 こんなに愛されていたなんて予想外すぎます!
基本情報
| 著者 | 日車メレ |
|---|---|
| 発売日 | 2021/02/01 |
| ページ数 | 300ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 強面の皇帝と、指輪が語る本音のギャップが強烈で、電車の中では読めないほど笑ったという声がとても多くありました。
- 冷遇されても腐らずに前向きで聡明なヒロインが好感度抜群だと評判です。呪いやお家騒動もありますが、ストレスなく読めるラブコメです。
- 舞踏会でヒーローがほかの令嬢と踊る場面にいらっとしたという声がありました。
- 賢帝のはずのヒーローが周囲の策略に気づかず、ヒロインを長く苦しめたのが残念だという意見もあります。
この度、野獣なコワモテ将軍の教育係〈妻〉を拝命いたしました (日車メレ)
ポイント お見舞いに鹿を狩ってくる、野獣な将軍の教育係
王命により、救国の英雄である将軍ディオンと結婚することになった令嬢レティシア。あまりのコワモテぶりに誰からも避けられているディオンから、貴族としての立ち居振る舞いを教えてほしいと頼まれる。荒々しい言動に驚かされながらも、彼はひたむきに学び、少しずつ紳士へと変わっていく。夜も獣のようかと思えば、意外にも妻を気づかう優しさを見せて……。妻にぞっこんの番犬系軍人との溺愛ラブコメディです。
基本情報
| 著者 | 日車メレ |
|---|---|
| 発売日 | 2020/05/01 |
| ページ数 | 294ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 85 |
口コミ
- お見舞いに鹿を狩ってきたり、心が荒むと山にこもったりするディオンの野獣ぶりに笑ったという声が多くありました。不器用ながら妻のために一生懸命になる姿がかわいいと好評です。
- 自分の役目を理解して真っすぐ夫に向き合う、しっかり者のレティシアに好感が持てると評判です。互いに歩み寄って夫婦になっていく過程がほほえましいという意見も目立ちます。
- 黒田屑のイラストがワイルドな将軍の描写にぴったりだと好評です。
- 後半は誘拐事件など王道の展開で、悪人のその後が描かれずもやもやしたという意見がありました。言葉づかいや夜の場面の描き方に違和感を覚えたという声もあります。
寡黙な騎士団長の淫靡な本能 (蒼磨奏)
ポイント 無表情の騎士団長の、心の中だけ饒舌な本音
令嬢アイリーンの婚約者は、朴訥で真面目な騎士団長オルキス。口数が少なく表情もほとんど変わらない彼が何を考えているのかわからず、不安を抱えていた彼女は、吟遊詩人から心の声が聞こえる不思議な秘薬を受け取る。聞こえてきたのは、無表情の奥に隠された自分へのあふれるような想いで……。言葉の足りない騎士と健気な令嬢のすれ違いを描くロマンスです。
基本情報
| 著者 | 蒼磨奏 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/10/01 |
| ページ数 | 296ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 寡黙すぎる騎士団長の無表情と、心の声で聞こえてくる熱い本音とのギャップが面白いと好評です。口では一言なのに心では十言という対比に笑ったという声もありました。
- 薬に頼りすぎず、表情や声色から夫の気持ちを知ろうと努力するヒロインが健気で聡明だと評判です。最後に立場が逆転するエピローグが良かったという声が多くありました。
- 心の声が聞こえたり聞こえなくなったりすることで話に緩急があり、あっという間に読めたという意見もあります。挿絵が作品の世界観に合っていてきれいだと好評です。
- ヒーローがあまりに喋らないので、薬がなければ二人の関係は成り立たなかったのではと感じたという声がありました。大きな事件がなく物足りないという意見もあります。
- 都合のよい設定が多い、ヒーローがいつヒロインを好きになったのかわかりにくいという声もあります。
ティアラ文庫の中くらい
『縁結び令嬢』がモテ王子の婚活を手伝ったら、なぜか口説かれているのですが!? (ナツ)
ポイント 設定はユニーク、中身は切ない両片思い
ある呪いのせいで、特定の男性の心の声が聞こえてしまう伯爵令嬢ノエル。その力で恋の橋渡しをするうちに、『縁結び令嬢』として有名になっていた。そんな彼女が、美形でモテる第二王子リュカの婚活を手伝うことに。実は女性が苦手だという彼と本音で話すうちに、ノエルはその誠実な優しさに惹かれてしまう。無二の友になれただけで充分――そう諦めようとしたのに……。
基本情報
| 著者 | ナツ |
|---|---|
| 発売日 | 2023/05/01 |
| ページ数 | 283ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 89 |
口コミ
- ユニークな設定からコメディを想像していたら、切ない両片思いの物語で嬉しい想定外だったという声が多くありました。
- 心の声が筒抜けなのに友人関係を築いていく二人のやりとりが面白く、意地悪な登場人物もいないので、幸せな気持ちで読み終えられると評判です。家族仲の良さも好評です。
- 官能的な場面は最後のほうに少しだけなので、TLらしさを求める人には物足りないという声がありました。
- 両思いになるのが後半で、すれ違いにやきもきしたという意見もあります。
制服の恋情身代わり結婚ノスタルジア (蒼磨奏)
ポイント 従姉の名で呼ばれる、身代わりの新婚生活
両親を亡くし、店を継いだ叔父夫婦のもとで女中のように扱われてきた鈴。駆け落ちした従姉の名を名乗り、身代わりとして冷静沈着な警官・宵に嫁ぐことになる。ぎこちなく始まった新婚生活だったが、不器用な優しさを見せる彼に、鈴はしだいに惹かれていく。愛する人から別の名で呼ばれる切ない日々。そしてついに真実が知られてしまい……。恋文が二人をつなぐ、大正時代の身代わり婚の物語です。
基本情報
| 著者 | 蒼磨奏 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/06/01 |
| ページ数 | 298ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 89 |
口コミ
- つらい生い立ちでも前向きで明るい鈴に好感が持て、嘘が知られて雨の中をさまよう場面や、宵が必死に探す場面に泣いたという声が多くありました。
- 無骨なヒーローが不器用に綴る恋文が胸に沁みると好評です。雨音まで聞こえるような情景描写と、美しい挿絵も評判です。
- 話が身代わりの一本調子で山場が弱い、後半が駆け足で終わってしまったという意見もあります。
ずっと、君だけを 寡黙な黒騎士は生まれ変わりの元王女を今度こそ手放さない (蒼磨奏)
ポイント 生まれ変わったヒロインを取り戻そうとする騎士の後悔
命を落としたはずの元王女パトリシアが目覚めると、そこは隣国の公爵令嬢の体の中だった。しかもその婚約者は、かつてひそかに想いを寄せていた騎士ラディウス!? 正体を知られて婚約破棄されると思いきや、彼に強く抱きしめられて――。自分がなぜ生まれ変わったのか、その理由を探るうちに、寡黙な騎士の秘めた想いが明らかになっていく。
基本情報
| 著者 | 蒼磨奏 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/12/01 |
| ページ数 | 334ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 愛する人を失った後悔から、何を犠牲にしてもヒロインを取り戻そうとしたヒーローの想いの強さに泣いたという声が多くありました。
- 明るく前向きで行動力のあるヒロインのおかげで、重い設定でも楽しく読めると評判です。意地悪な人が出てこず、大団円の読後感も好評です。
- ドラマは少なめで、ハラハラする展開を期待すると物足りないという声がありました。
- ヒーロー視点での後悔の描写がもう少し欲しかったという意見もあります。
ティアラ文庫の重め(このレーベルで重めの作品)
お別れ確定の恋なので、こっそりあなたの子を授かろうと思います (悠月彩香)
ポイント 別れを覚悟して記憶を消すヒロイン。すれ違いが切ない
魔女の弟子として薬を作る薬師のルーシェは、怪我をした青年ランスを看病するうちに惹かれ合い、恋人同士になる。ところがある日、ランスが貴族だと知ってしまう。いつか引き離されるのなら、せめて彼との子がほしい――。覚悟を決めて過ごした夜、ルーシェは彼に記憶を奪う薬を飲ませて姿を消す。すれ違い、出会い直し、どちらかが記憶を失っても、何度でも惹かれ合ってしまう二人。先の読めない運命の恋を描く、シークレットベビーならぬ「シークレットマタニティ」ロマンス。
基本情報
| 著者 | 悠月彩香 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/04/01 |
| ページ数 | 333ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- ヒーローとヒロインのどちらも記憶を失い、それでも何度でも同じ相手に恋をする展開に先が読めず、一気に読みました。すれ違いが切なくて、記憶喪失ものが好きな人には涙なしでは読めません。
- 口の悪い師匠の魔女とおっとりしたヒロインの、本当の祖母と孫のようなやり取りが温かく、師匠の言葉は心に残りました。王妃や隣家の奥さんなど、脇を固める女性たちも素敵です。
- タイトルから軽い話を想像していたら、思いのほかシリアスで読み応えがありました。ヒーローが記憶を取り戻す場面には感動しました。
- 別れを覚悟したヒロインが、相手の子を授かるために薬を使い、その記憶まで消してしまう行動は受け入れがたいという声が多くありました。ヒロインに共感できるかどうかで評価が大きく分かれます。
- 最後、物語の核となる大きな問題があっさり解決してしまい、肩透かしに感じました。ヒーローにもっと活躍してほしかったという声もあります。
自称・保護者の騎士様が後方腕組み彼氏面で私〈聖女〉のお見合いを邪魔してきます! (あさぎ千夜春)
ポイント ヒロインの壮絶な生い立ち。終盤の同居の展開には注意
かつて過酷な境遇から最強の魔法騎士フェリクスに救い出され、養女として大切に育てられてきたオーロラ。ある日、命の危機に陥ったフェリクスを救ったことで聖女と認められ、国の決まりで結婚して子を産むよう求められる。ずっと彼を男性として想ってきたオーロラは、それ以外なら誰でも同じと投げやりにお見合いに臨むが、そこへ病み上がりのフェリクスが乱入。「オーロラが欲しかったら、俺の屍を越えていけ!」――並み居る候補を蹴散らした彼に、思わず「だったら私と結婚して」と告げると……。自信家の魔法騎士と聖女の溺愛ラブ。
基本情報
| 著者 | あさぎ千夜春 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/06/01 |
| ページ数 | 310ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 自信家で最強なのに、養女のオーロラを何より大切にしているフェリクスが格好いい。オーロラの壮絶な生い立ちが明かされる場面では涙が止まらず、彼がどれだけ彼女を想ってきたかに説得力がありました。
- すれ違いがあっという間に解消されるので、じれったい展開が苦手な人でも安心して読めます。ところどころギャグもあり、テンポよくさくっと楽しめる甘々な一冊です。
- 箒に乗る魔法の世界観や、騎士団やエルフといった脇役たちも魅力的です。オーロラが「今が幸せだから終わりにしたい」と思ってしまう切なさも、胸に残りました。
- 終盤、ヒーローを頼ってきた女性とその子どもが家に居座る展開には強いストレスを感じました。ヒロインに相談せずに同居を決めるヒーローの態度にも、がっかりしたという声が多いです。
- タイトルほどお見合いの邪魔をする場面は多くなく、両想いになるのも早いので、もう少しじれったさがほしかったです。ヒロインの過去の組織の問題が解決しないまま終わるのも気になりました。
ティアラ文庫は、口コミ上位の中で重めにあたる作品が2冊だけでした。
重い愛を読みたい日は、オパール文庫かソーニャ文庫から選ぶほうが外れにくいです。
エタニティ文庫の重さ別|軽め〜中くらいが中心
エタニティ文庫の軽め
ドS御曹司の花嫁候補 Hanako & Toma (槇原まき)
ポイント 研究ひと筋のヒロインが御曹司を振り回す
大手化粧品メーカーの研究員・華子は、瓶底眼鏡に同じ服、研究一筋で恋とは無縁の毎日。母に結婚を急かされ、効率重視で結婚相談所に登録したところ、AIがマッチングした相手はなんと勤め先の御曹司・透真だった。美人好きを公言する彼は、なぜか華子を気に入り、話はとんとん拍子に進んで……。百戦錬磨の御曹司と天然リケジョの、マリッジ・ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 槇原まき |
|---|---|
| 発売日 | 2021/11/01 |
| ページ数 | 364ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 斜め上の発想で御曹司を振り回す研究バカのヒロインが面白く、電車の中で吹き出しそうになったという声がとても多くありました。
- ヒロインにメロメロで空回りするヒーローも可愛く、嫌な人が出てこないラブコメとして楽しめると評判です。研究者らしい考察も興味深いです。
- ヒーローが惹かれたきっかけが、眼鏡を外した美貌だという点が気になったという声がありました。
- タイトルほどヒーローはドSではないという意見もあります。
お見合い相手は無愛想な警察官僚でした 誤解まみれの溺愛婚 (にしのムラサキ)
ポイント 口下手なのに心の中では饒舌な警察官僚
警察庁長官の父に勧められてお見合いした美保の相手は、コワモテで無愛想な警察官僚の修平。とんとん拍子に結婚したものの、彼が結婚を決めたのは出世のため? 疑う美保をよそに、口下手な旦那さまは破壊力抜群の甘い言葉をささやいてきて……。誤解だらけの新婚いちゃラブ物語です。
基本情報
| 著者 | にしのムラサキ |
|---|---|
| 発売日 | 2022/12/01 |
| ページ数 | 354ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- ヒロインのポップでコミカルな一人称と、口下手なのに心の中では饒舌なヒーロー視点の対比が楽しく、にまにましながら読めるという声が多くありました。
- 互いに好きなのに言えない二人の最後の告白合戦が良かったと評判です。炎かりよさんの表紙も好評です。
- ヒーローを好きな同期の女性が現実離れしていて、受け入れにくかったという声がありました。
今夜、君と愛に溺れる Yui & Kazuma (砂原雑音)
ポイント 仕事のできる同期との軽快な掛け合い
大手菓子メーカーに勤める枯れOLの結。目下のストレスは、嫌味なほど仕事ができるイケメン同期の和真だ。劣等感とライバル心を刺激されっぱなしのうえ、来る者拒まず去る者追わずで恋人が長続きしないという噂まで聞いて、印象は最悪。こいつとは絶対に合わない! そう思っていたのに、ある日、和真に熱いキスをされて……!? 極上イケメンと激ニブ女子の恋の攻防戦。文庫だけの書き下ろし番外編も収録。
基本情報
| 著者 | 砂原雑音 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/10/01 |
| ページ数 | 333ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 媚びず、さっぱりしていて仕事に一生懸命なヒロインが魅力的で、二人の軽快な掛け合いにニヤニヤしたという声がとても多くありました。
- ヒロインとヒーローの視点が交互に描かれ、クールなモテ男が本気の恋に必死になっていく様子がよくわかると評判です。御曹司ものに飽きた方にもおすすめです。
- ヒーローに彼女がいるところから始まるので、それが嫌な方もいるようです。元恋人の登場がしつこいという声もありました。
- がさつなヒロインと子どもっぽいヒーローが好きになれなかったという意見もあります。
エタニティ文庫の中くらい
仮初めの花嫁 義理で娶られた妻は夫に溺愛されてます!? (田沢みん)
ポイント 亡き義兄の遺言で始まる結婚と、最後の手紙
たった一人の家族だった義兄の大志を亡くし、天涯孤独になった桜子。そんな彼女に、義兄の親友であり初恋の人でもある冬馬が「大志の遺言だ」と求婚してくる。こうして始まった新婚生活だったが、冬馬はいつまでもよそよそしく、妻として触れようともしない。この結婚は亡き友への義理にすぎないのか――思い切って彼の寝室を訪ねた夜、その態度が一変して……。大切な人を失った二人が、結婚から本当の夫婦になっていく物語です。文庫書き下ろしの番外編も収録。
基本情報
| 著者 | 田沢みん |
|---|---|
| 発売日 | 2023/12/01 |
| ページ数 | 340ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 義兄が妹を想う深く切ない愛情に泣かされたという声が非常に多くありました。とくに最後に明かされる義兄からの手紙で号泣した、何度も読み返したという感想が目立ちます。
- 義兄とヒーロー、二人の男性から大切に守られてきたヒロインの物語として、家族や友人を含めたそれぞれの愛の形が描かれていると好評です。タイトルの印象よりずっと深い話だったという声もありました。
- 聡明で健気なヒロインと、親友との約束と想いのあいだで葛藤するヒーローの姿に、幸せになってほしいと願わずにいられなかったという感想もあります。
- 途中の誤解やすれ違いの理由が弱く、そこで気持ちが冷めてしまったという意見があります。
- 展開が読めてしまい意外性がなかった、表紙のイラストが綺麗なのに挿絵がないのが残念という声もありました。
君だけは思い出にしたくない Rinka & Ryosuke (吉桜美貴)
ポイント 表舞台を去った実業家との、閉ざされた同居
ハウスキーパーの凛花に舞い込んだのは、ある事件をきっかけに表舞台から姿を消した有名実業家・遼介と同居して、その世話をするという異例の仕事だった。親友に裏切られ、人間不信に陥った彼の暮らす山奥の豪邸で、閉ざされた日々を過ごすうちに、二人は抗えない熱情に惹かれ合っていき……。
基本情報
| 著者 | 吉桜美貴 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/03/01 |
| ページ数 | 331ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 人の悪意や誹謗中傷にも焦点を当てた読み応えのある物語で、閉ざされた空間で高まっていく二人の気持ちに一気読みしたという声が多くありました。
- 仕事を大切にし、相手を思いやるヒロインが素敵で、ヒロインの母やヒーローの叔母の言葉に泣けたと評判です。
- 東京に戻ってからの後半で話の方向性が変わり、消化不良に感じたという声がありました。
- ヒーローが気持ちをはっきり伝えないまま関係を持つのが気になったという意見もあります。
kiss once again Akane & Masahide (桜朱理)
ポイント 婚約者を妹に奪われた過去と、家族との和解
五年前、結婚を目前にして婚約者を妹に奪われた茜。家族とも距離を置き、恋から遠ざかって仕事ひと筋に生きてきました。ところがある夜、酒の勢いで、いつも衝突してばかりの「鉄仮面」上司・桂木と一夜をともにしてしまいます。「忘れてください」と告げてなかったことにしたはずが、やがて思いがけない妊娠が判明し……。過去の傷と向き合いながら、ずっと見守ってくれていた人の想いに気づいていくオフィス・ラブです。
基本情報
| 著者 | 桜朱理 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/08/08 |
| ページ数 | 344ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 家族に裏切られた茜のつらさに感情移入し、母親との和解の場面などで思わず泣いたという声が多くありました。重い設定でも作者の筆で嫌にならずに読めたと評判です。
- 茜を陰から支え、五年も想い続けてきた桂木の包容力が好評です。親友や同僚たちも魅力的で、文庫の書き下ろしで甘い二人が読めたのがうれしいという意見もあります。
- 妹夫婦や実家の両親の振る舞いにもやもやし、和解の結末に納得しきれなかったという声が多くありました。
- 合意のないまま一夜から始まる関係に引いた、「鉄仮面」など同じ表現の繰り返しがくどい、二人の会話が少なめという意見もあります。
エタニティ文庫の重め(このレーベルで重めの作品)
身代わりの婚約者は恋に啼く。 Shiho & Fuuma (なかゆんきなこ)
ポイント 双子の姉と比べられて育ったヒロイン。このレーベルには珍しく終始重め
優秀な双子の姉といつも比べられ、両親から冷たく扱われて育った志穂。彼女は、親が決めた姉の婚約者・楓馬にひそかに一目惚れしてしまいます。想いを隠し、家族とも彼とも距離を置いて暮らしていましたが、姉が突然の事故で亡くなり、代わりに志穂が楓馬と婚約することに。彼はたびたび志穂を連れ出し、甘く優しく接してくれますが、自分は姉の身代わりにすぎないと思い込んで……。許されない想いに揺れる、切ない恋物語です。
基本情報
| 著者 | なかゆんきなこ |
|---|---|
| 発売日 | 2020/12/01 |
| ページ数 | 332ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
口コミ
- この種の文庫には珍しく終始重めの雰囲気で、文章に重厚感があるという声がありました。ヒロインの心理描写が胸に迫り、登場人物一人ひとりが丁寧に描かれていると評判です。
- 毒親にさんざん傷つけられてきたヒロインが、最後に両親と絶縁し、ヒーローも彼女を守る展開にすっきりしたという声が多くありました。
- 姉の遺したノートに涙したという意見もあります。
- ヒロインが鈍感で後ろ向きな場面が長く続くので、ヒーロー視点の章もほしかったという声がありました。
- 母親がなぜここまでヒロインを憎むのか腑に落ちない、姉のずるさも許せないという意見もあります。
エタニティ文庫は、口コミ上位の中で重めにあたる作品が1冊だけでした。
重い愛を読みたい日は、オパール文庫かソーニャ文庫から選ぶほうが外れにくいです。
オパール文庫の重さ別|軽めから重めまで幅が広い
オパール文庫の軽め
潔癖な理系御曹司だと思ったら、夜はケダモノでした。 (槇原まき)
ポイント 初めての夜にタブレットでプレゼンを始める御曹司
銀行頭取の令嬢・一華の婚約者は、仕事のできる海運会社の御曹司・正。紳士的で誠実な彼だが、交際一年を過ぎてもキスさえしてこない。結婚を控えた同居生活のある夜、正は真顔で一華を誘い、タブレットを手に説明を始めて……。恋愛経験のない生真面目な御曹司と、おっとりした箱入り娘の、笑えて甘い新婚前夜の物語です。
基本情報
| 著者 | 槇原まき |
|---|---|
| 発売日 | 2018/01/01 |
| ページ数 | 303ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 初めての夜にタブレットでプレゼンを始めるヒーローと、それを素直に聞くヒロインのやり取りに笑ったという声が非常に多くありました。
- 仕事は完璧なのに恋愛はからきしの残念なイケメンぶりと、ヒロインを一途に想う心の声が可愛いと好評です。二人の視点が交互に進み、政略結婚の真相も好評です。
- 大きな事件が少なく、仲睦まじい二人の姿を安心して楽しめるという声もありました。
- タイトルの「潔癖」「理系」が内容と合っていない、官能的な場面が多すぎるという意見がありました。
- 終盤に子どもを家族の反対を越えるための手段のように語る場面が気になったという声もあります。
モテすぎ御曹司になぜか言い寄られてます (佐木ささめ)
ポイント キスされて思わず頭突きする歯科衛生士
酒造会社の娘で、歯科衛生士として働く世那。歯医者が苦手な姪を連れて通ってくる美形の御曹司・各務から、なぜか熱心に言い寄られて困惑していた。父の会社の事業をめぐって思わぬ形で再会すると、アプローチはさらに加速。勢いに押されてお試し交際を受け入れた途端、紳士だった彼が本気の顔を見せはじめて……。住む世界の違う二人の、格差ラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 佐木ささめ |
|---|---|
| 発売日 | 2023/11/06 |
| ページ数 | 320ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 終始ヒロインの気持ちを大事にする各務の溺愛ぶりが好評です。キスされて思わず頭突きしてしまう世那など、コミカルなやりとりが面白いという声が多くありました。
- 御曹司で患者の保護者で実は過去に接点もあったという要素の多い設定が、すっきり整理されて読みやすいと評判です。ヒーロー側の話で想いがよく分かる、お酒の話が楽しいという感想もありました。
- ヒロインの同僚や院長、ヒーローの親など身勝手な人物たちが痛い目にあわず、すっきりしないという意見が多くありました。
Perfume敏腕上司と溺れる恋 (白石さよ)
ポイント 厳しい上司に鍛えられて自信をつける仕事の恋
ストイックで厳しいと思っていた上司の乃木から、仮の恋人になることを提案された知紗。「ずっとお前が欲しかった」――二人きりになると大人の色香をまとう彼に甘くささやかれ、胸の高鳴りが止まらない。嘘から始まった関係のはずが、心は彼を求めていき……。香水が彩る、大人のオフィスラブ。
基本情報
| 著者 | 白石さよ |
|---|---|
| 発売日 | 2021/04/01 |
| ページ数 | 298ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 厳しいけれど頼れる上司と、彼に鍛えられて自信をつけていくヒロインの関係が素敵だという声がとても多くありました。
- 香りにまつわる描写が仕事にも恋愛にも生かされ、上海やヨーロッパの情景も美しいと評判です。愛しているからこそ自分から離れる決断をするヒロインの強さに泣いたという感想もあります。
- 企業買収の話が絡んでからの、二人が離れる理由がわかりにくいという声がありました。
- 作者のほかの作品と展開のパターンが似ている、悪役へのざまぁが描かれないという意見もあります。
オパール文庫の中くらい
ずっと、ずっと好きだった 再会愛 (緒莉)
ポイント 名画座の映画を絡めた、十年ぶりの再会
仕事で訪れた取引先で、春の前に現れた御曹司・暁。冷たい目で彼女を見下ろす彼は、十年ぶりに会う初恋の人だった。思い出すのは、駆け落ちの約束を守れなかった苦い記憶。家族のしがらみを抱えた二人は、止まっていた想いにもう一度向き合うことになり……。旭川の古い名画座を背景に、過去と現在を行き来しながら綴られる再会の恋物語です。
基本情報
| 著者 | 緒莉 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/11/01 |
| ページ数 | 285ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 過去と現在を織りまぜる構成と、祖父の名画座でかかる映画を物語に絡める作りが見事で、一本の映画を見終えたような余韻が残ると評判です。
- シニカルなヒーローとさばさばしたヒロインの掛け合いが好評です。家族の愛のかたちも温かく描かれていて、上原た壱さんのイラストも作品に合っているという声がありました。
- ヒロインが義姉にかける言葉が気になったという意見や、もう少し甘い関係が見たかったという声もあります。
いとしい君に愛を乞う 不器用な暴君は妻を溺愛する (宇奈月香)
ポイント 誤解から冷たかった夫が、なりふり構わず愛を乞う
学生時代に心を通わせながらも、母親の干渉で別れを選ばされた美緒。数年後、実業家として成功した伊織の妻となるが、彼の態度は冷たく、すれ違うばかりの日々が続く。耐えきれず彼のもとを離れた美緒を、伊織は追いかけてきて「ずっと好きだった」と告げる。その言葉は本心なのか、それとも……。誤解と負い目に縛られた夫婦が、もう一度恋をやり直していく再生のラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 宇奈月香 |
|---|---|
| 発売日 | 2018/02/01 |
| ページ数 | 302ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 誤解から冷たく当たっていた夫が、プライドを捨ててなりふり構わず妻の愛を求める姿に胸を打たれたという声が多くありました。久しぶりに恋愛小説で泣いたという感想も目立ちます。
- 二人の心理描写が丁寧で、ヒーロー視点も随所に入るため、すれ違いの切なさを最後まで飽きずに読めると評判です。ヒロインの従兄など脇役の魅力も好評です。
- 横恋慕してお金をせびってきた女性への処置が甘すぎる、許せないという意見が多くありました。
- 前半のヒーローの振る舞いがひどく、冷たくした理由にも説得力が足りない、すれ違わせる要素が多すぎるという声もあります。
僕の手の中に落ちてこい 完璧紳士の優しい執着愛 (白石さよ)
ポイント 序盤の元恋人の仕打ちはつらいが、包み込む誠実なヒーロー
三年付き合った恋人から突然別れを告げられ、仕事まで失いかけた里英。そんな彼女に、社内の出世頭であるエリート・黒木との見合い話が持ち上がる。分不相応な相手に戸惑う里英だったが、黒木はその場で結婚を宣言。優しく包み込むような彼の人柄に惹かれていくけれど、なぜか彼は最後の一線を越えようとしない。完璧紳士が秘める、愛の真実とは――。白石さよさんの『優しい嘘』を改稿し、ヒーロー視点の番外編を加えた一冊です。
基本情報
| 著者 | 白石さよ |
|---|---|
| 発売日 | 2022/06/24 |
| ページ数 | 321ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 88 |
口コミ
- 傷ついても前を向こうとするヒロインと、彼女を大きな愛で包み込む誠実なヒーローに、何度も胸を締めつけられたという声が多くありました。「切なさを書かせたら一級品」と評判です。
- ヒーロー視点の番外編で、彼の想いや見合いの裏側がよくわかり、本編をもう一度読みたくなるという感想が目立ちます。仕事の描写にも深みがあります。
- 序盤は元恋人と横恋慕する女性の仕打ちがひどく、読んでいてつらいという声がありました。
- お互いに腹を割って話さないまま進むので、もやもやするという意見もあります。
オパール文庫の重め
お見合いから溺愛! イケメンストーカー社長の求婚 (石田累)
ポイント 題名の明るさと違い、ストーカーを追うシリアスな展開
父の逮捕ですべてを失った元社長令嬢の祐未。いまは地味な身なりで営業成績トップを守る会社員として生きている。そんな彼女に取引先から断れないお見合いが持ち込まれ、現れたのは五年前にひどい言葉で振った年下の後輩・貴哉だった。見違えるほどクールな社長になった彼は、なぜか強引に結婚を迫ってくる。これは復讐なのか、それとも……。愛憎とサスペンスが絡み合うオフィスロマンスです。
基本情報
| 著者 | 石田累 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/08/01 |
| ページ数 | 301ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- タイトルから想像するより深くシリアスで、誰がストーカーなのかというサスペンス要素に引き込まれ一気読みしたという声が多くありました。
- 過去の高飛車な自分を反省し、仕事に打ち込んできた祐未の姿に好感が持てると好評です。ヒーローの秘書など脇役もいい味を出していると評判です。
- タイトルの明るい溺愛ものとは違い、重く暗い展開が続くので好みが分かれるという声が多くありました。
- 登場人物や事件を詰め込みすぎて中途半端、想いが通じ合ったあとの甘い場面をもっと読みたかったという意見もあります。
淫獣愛 私の心を奪った男 (佐木ささめ)
ポイント 写真で脅す始まり。受け入れられないという声も多い
恋人にふられた夜、バーで出会った男・梶川に酔わされ、気づけば一夜を共にしていた紫月。しかも写真を撮られ、それをたてに関係を迫られてしまう。拒むことのできないまま彼と会い続けるうちに、いつもは冷淡な男が自分にだけ見せる熱と、言葉にしない想いに気づきはじめ……。最悪の出会いから始まる、不器用な男女の執着愛を描くオパール文庫の作品です。
基本情報
| 著者 | 佐木ささめ |
|---|---|
| 発売日 | 2018/03/01 |
| ページ数 | 316ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 始まりは犯罪そのもので驚くものの、ヒーロー側の視点で行動の理由がわかると切なくなり、最後まで読んでよかったという声が多くありました。言葉ではなく行動で愛情を示す不器用なヒーローが好評です。
- 無表情で似た者同士の二人が少しずつ距離を縮めていく過程が丁寧で、後半はヒロインがヒーローを振り回す展開に笑えたと評判です。正露丸の場面が爆笑だったという声もありました。
- 官能的な場面が多めで、ボリュームがあり読み応えがあるという意見もあります。
- 写真で脅して関係を迫るヒーローのやり方がどうしても受け入れられず、怖さが消えなかったという声が多くありました。好みがはっきり分かれそうです。
- 長いわりに途中から単調になった、最後まで愛の言葉がないのが物足りないという意見もあります。
英国系御曹司の異常な愛情 (臣桜)
ポイント 拉致・軟禁から始まる。監禁・緊縛の描写に注意
結婚を控えていた結奈の前に突然現れた英国人のルーサーは、「君は俺の婚約者だ」と言い放ちます。わけもわからないまま山奥の屋敷に閉じ込められ、昼も夜もなく彼の激しい愛情にさらされる日々。やがて結奈の中に、失われていた記憶が少しずつよみがえり始めます。狂おしいほどに彼女を求めるこの男は、幼い日に将来を誓い合った幼なじみだった……? 執着と純愛が表裏一体となったラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 臣桜 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/10/01 |
| ページ数 | 297ページ |
| 評価 | 3.8 |
| スコア | 76 |
口コミ
- 拉致や軟禁という怖い始まりから、物語が進むにつれてヒーローの行動の意味がすべてつながり、胸が熱くなったという声が多くありました。記憶喪失の謎を追う展開にハラハラしたと好評です。
- 度を越すほどの執着を見せながらもヒロインを一途に守り続けるヒーローが魅力的だと評判です。結末を知って読み返すと彼の想いが伝わり二度楽しめるという感想もありました。
- 「オレンジの片割れ」をはじめとする比喩の使い方が印象的で、力強いタッチの挿絵も作品に合っているという意見もあります。官能的な場面が濃い作品だという声もありました。
- 監禁や緊縛などの要素があるので苦手な人は注意が必要だという意見があります。地の文の言葉選びが気になって入り込みにくかったという声もありました。
マーマレード文庫の重さ別|中くらいが中心
マーマレード文庫の軽め
策士な御曹司と世界一しあわせな政略結婚 (木登)
ポイント 意地悪な人物が出てこない政略結婚
外食大手の社長令嬢である主人公は、父の勧めで提携先の不動産大手の御曹司と結婚することに。ところが相手は多忙を理由に一度も顔を見せず、婚姻届さえひとりで出しに行くことになる。始まった新婚生活でも距離は縮まらず、悩みを抱える彼女。しかし実は、夫には彼女に明かしていない想いがあって……。顔も知らずに結ばれた二人が、夫婦から恋人へ、そして家族になっていく姿を描く政略結婚ものです。
基本情報
| 著者 | 木登 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/09/10 |
| ページ数 | 319ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 素直で表情豊かなヒロインがかわいく、意地悪な人物が出てこないのでストレスなく読めたという声が多くありました。
- 終盤のヒーロー視点で、実はずっとヒロインを想っていたことがわかり、じわじわと良さが増すと好評です。番外編の甘いやり取りや、ヒーローと母親の思い出の切なさも心に残ったと評判です。
- 一度も会わずに入籍させる始まり方や、過去の女性をにおわせるデリカシーのない言葉に腹が立ったという意見が多くありました。
- 想いを伝え合うまでが長く、起伏を求める人には物足りないかもしれないという声もあります。
俺様パイロットの極上溺愛 (田崎くるみ)
ポイント からかい好きなパイロットとの、ほっこりした恋
明るく仕事熱心なヒロインの心に、なぜかぐいぐいアプローチしてくるのは、俺様でからかい好きなイケメンパイロットの栄治。口では嫌いだと言いながら、面倒見がよく頼れる彼のことが気になってしまい……。女子○育ちで恋に不慣れなヒロインと、俺様パイロットの溺愛ラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 田崎くるみ |
|---|---|
| 発売日 | 2021/03/10 |
| ページ数 | 319ページ |
| 評価 | 3.9 |
| スコア | 78 |
口コミ
- ヒーローとヒロインの会話が楽しく、嫌な人が出てこないほっこりしたお話だという声が多くありました。
- 最後まで読むと幸せな気持ちになれる、ビタミン剤のような小説だと評判です。
- 序盤のヒーローのしつこいアプローチが苦手だったという声がありました。
- 二人とも幼い印象で、大人の恋愛を期待すると物足りないという意見もあります。
一途な恋人はパイロット エアポート・ラブ (高田ちさき)
ポイント 嫌な人が出ず、家族の誤解もとける空港の恋
空港の案内所で働く瀬里奈は、行きつけのパン屋でまったく同じパンを選んだ男性と、その後も喫茶店で偶然出会う。食べ物の好みがぴったり合う彼・時津統の職業は、なんとパイロットだった。両親の離婚がきっかけでパイロットとは付き合わないと決めていた瀬里奈だが、統の一途なアプローチに心が揺れて……。空港を舞台に、家族の長年の誤解もほどけていくラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 高田ちさき |
|---|---|
| 発売日 | 2020/06/10 |
| ページ数 | 319ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 優しく一途なヒーローが好評です。嫌な人が出てこず、ヒロインの両親の長年の誤解がとけて家族みんなが幸せになる結末が良かったという声が多くありました。
- 底抜けに明るいヒーローの両親のキャラクターが好きだという意見もあります。
- 障害が少なく物足りない、結婚式まで見たかったという声があります。
- パイロット嫌いのわりに空港で働くヒロインの行動に首をかしげたという意見もあります。
マーマレード文庫の中くらい
秘密で赤ちゃんを産んだら、強引社長が溺愛パパになりました (椋本梨戸)
ポイント 別れを選んだ理由に共感できる、秘密の出産
大企業の御曹司・蓮と付き合っていた紗雪は、彼の子を身ごもったものの、ある理由から彼のもとを離れ、ひとりで息子を産み育ててきた。四年後、偶然蓮と再会した紗雪は、強引に彼の超高級マンションに連れていかれ、期間限定で一緒に暮らすことに。「俺の恋はまだ終わっていない」と過保護に甘やかしてくる彼に、抑えていた想いがよみがえって……。
基本情報
| 著者 | 椋本梨戸 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/09/10 |
| ページ数 | 351ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 別れを選んだ理由も、裏切られたと思っていたヒーローの気持ちも自然で共感できたという声が多くありました。シークレットベビーものの中でも印象に残ると評判です。
- 子どもが両親の恋の道具ではなく、ひとりの人として描かれているのが好評です。ヒーローが子どもに「家族に加えてほしい」と伝える場面に泣いたという感想も。
- ヒーローの秘書の暴言にきちんとした報いがなく、もやもやしたという声がありました。
- パパになるのは終盤なので、タイトルと内容が少し違うという意見もあります。
初対面ですが結婚しましょう お見合い夫婦の切愛婚 (黒乃梓)
ポイント 期待しない結婚から、本当の夫婦になっていく
両親を事故で亡くし、人と深く関わることを避けて生きてきたヒロイン。お見合い相手の御曹司から「互いに期待しない」結婚を提案され、その言葉に共感して結婚を決める。けれど、押しつけがましくない心地よい同居生活を送るうちに、他人に興味のなかった彼の態度が少しずつ変わっていって……。スパダリ三兄弟シリーズの三男の物語です。
基本情報
| 著者 | 黒乃梓 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/05/11 |
| ページ数 | 319ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- お互いに何も望まないはずだった二人が、少しずつ歩み寄って本当の夫婦になっていく過程が丁寧で良いという声が多くありました。
- 無表情でクールなヒーローが、ヒロインに照れたり優しさを見せたりするギャップが好評です。ヒロインの両親のエピソードも切ないと評判です。
- ヒロインの従姉妹への制裁が物足りないという声がありました。
- ヒーローが人と壁を作る理由がわかりにくいという意見もあります。
秘密で出産するはずが、極上社長の執着愛に捕まりました (沙紋みら)
ポイント 誤解が解けた先に、さらに試練が来る
恋に臆病で、自分に自信を持てずにいる遥香。極上の社長・蓮と惹かれ合いながらも、すれ違いと誤解から、彼の子をひとりで産み育てる決意をします。ところが蓮はずっと遥香を想い続けていて……。誤解が解けても終わらない試練の先に、二人が手にする幸せとは。秘密の出産から始まる、ドラマチックな溺愛ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 沙紋みら |
|---|---|
| 発売日 | 2021/12/10 |
| ページ数 | 319ページ |
| 評価 | 3.8 |
| スコア | 77 |
口コミ
- 誤解が解けて幸せになれると思った矢先にさらなる試練が訪れる、ドラマのような展開に引き込まれたという声が多くありました。
- どんな状況でもヒロインを想い続けるヒーローの一途さに胸を打たれたと好評です。漫画版とあわせておすすめという意見もあります。
- ヒロインもヒーローも大人げなく好きになれなかった、産院を決めずに実家へ戻る行動に疑問を感じたという声がありました。
- 元恋人とのつながりを引きずる序盤の三角関係が合わなかった、後半の展開が急に不思議な方向へ行って戸惑ったという意見もあります。
マーマレード文庫の重め(このレーベルで重めの作品)
契約結婚の甘い罠 エリートドクターと恋する蜜月 (華藤りえ)
ポイント 同僚や親族の仕打ちがつらく、悪者の成敗が遅い
大学病院に勤める莉緒は、祖父と父が遺した病院を守る融資を受けるため、医師の婚約者を探すことになる。名乗り出たのは、アメリカ帰りの超エリート医師・司堂千紘。強引に婚約者役を引き受けたうえ、カムフラージュのための同棲にも積極的な彼に、莉緒は毎日甘く口説かれて戸惑うばかり。期間限定の婚約のはずなのに……。エリートドクターとの契約から始まるラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 華藤りえ |
|---|---|
| 発売日 | 2020/08/11 |
| ページ数 | 317ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 弟と病院のために踏ん張ってきたヒロインを一途なヒーローが救っていく展開に、はらはらどきどきしたという声が多くありました。相続をめぐる悪事も絡み、恋愛だけではない読み応えがあると好評です。
- 前作のヒーローたちが顔を出すなど、ほかの作品とのつながりも楽しいと評判です。
- 同僚や親族からの仕打ちがつらく、悪者がなかなか成敗されないので読み進めるのがしんどかったという意見もあります。
宿敵なはずが、彼の剥き出しの溺愛から離れられません (西條六花)
ポイント 体の傷痕と、ヒーローの妹が起こす事件
北海道でカフェを営むバリスタの七瀬は、事故で両親を亡くし、自分の体にも大きな傷痕を抱えている。その傷のせいで恋に臆病になっていた彼女の心を、会計士の拓人がゆっくりと溶かしていく。ところが二人の間には、互いに知らなかった残酷な因縁が隠されていて……。一度は離れた二人がもう一度向き合うまでを描く、切なくも温かいラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 西條六花 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/08/05 |
| ページ数 | 319ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- コーヒーにまつわる描写が細かく、カフェにいるような気分で読めたという声が多くありました。仕事に誇りを持つヒロインの姿が好評です。
- 被害者と加害者の家族という重い関係のなかで、それぞれの葛藤がバランスよく描かれていると評判です。諦めないヒーローや同僚のバリスタも好評です。
- ヒーローの妹が起こす事件や身勝手な言い分に、読んでいてつらくなったという意見がありました。
マーマレード文庫は、口コミ上位の中で重めにあたる作品が2冊だけでした。
重い愛を読みたい日は、オパール文庫かソーニャ文庫から選ぶほうが外れにくいです。
ヴァニラ文庫の重さ別|軽め〜中くらいが中心
ヴァニラ文庫の軽め
狂獅子陛下と猫かぶり姫の、なんてすてきな政略結婚 (藍井恵)
ポイント 溺愛・コメディ・陰謀のバランスがいいラブコメ
お転婆な王女イレーネは、「女らしくない」と元婚約者に言われて婚約を破棄された過去を持つ。次の縁談の相手は、悪評の絶えない隣国の王フェリクス。今度こそ嫌われないようにと、イレーネはおしとやかな姫を演じようと決めるが、その猫かぶりはまったく隠しきれていない。一方フェリクスも、彼女にがっついてはいけないと妙に遠慮していて……。互いに好意を持ちながらすれ違う二人の、政略結婚ラブコメディです。
基本情報
| 著者 | 藍井恵 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/10/02 |
| ページ数 | 303ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 溺愛・コメディ・陰謀・ちょっとした仕返しがバランスよく入ったラブコメだと評判です。つい欲に負けてしまうヒーローと、下手な演技をするヒロインの可愛らしさが好評です。
- 愚かな元婚約者との格の違いを見せつけるヒーローが痛快で、読後感がとても良いという声が多くありました。Ciel さんの挿絵、特にヒーローの野性味ある大人の色気が素晴らしいという感想もあります。
- 意地悪な母親や妹、元婚約者がもっとこらしめられる場面が欲しかったという声が多くありました。
- 問題がさくさく片づくご都合主義なところがある、中扉の絵が生々しくて驚いたという意見もあります。
なりゆきで誘拐したら、溺愛されました 王子様と甘い恋の攻防戦 (山野辺りり)
ポイント 空回りするヒロインとの掛け合いに笑う
男爵家の末娘アリシアは、夜会で出会った見るからに高貴な美しい男・ライナスの顔に、うっかり傷をつけてしまう。手当てのために屋敷へ連れ帰ったところ、「俺はお前に誘拐されたんだ」と言い張る彼は、仮病を盾にそのまま居座ってしまった。強引な彼に振り回されながらも惹かれていくアリシアだが、やがてライナスの正体が本国の王子だと知ってしまい……。王家の陰謀が絡む、溺愛ラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 山野辺りり |
|---|---|
| 発売日 | 2017/02/24 |
| ページ数 | 289ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 一生懸命なのに空回りするヒロインが可愛く、ヒーローとの掛け合いに声を出して笑ったという声が多くありました。動物たちに愛情を注ぐヒロインの優しさも好評です。
- 惹かれ合う二人の気持ちが丁寧に描かれ、王家の陰謀が絡む展開も重くなりすぎず一冊にきれいにまとまっていると評判です。姉を主人公にした作品と合わせて楽しめるという意見もあります。
- 本文の挿絵が好みに合わず、読んでいて気持ちが盛り下がったという声が多くありました。
- 展開が予想どおりで意外性がない、ラストの一行がなぜ十年後なのかという意見もあります。
腹黒陛下の甘やかな策略 婚活を助けたらプロポーズされました!? (月城うさぎ)
ポイント 迫られて頭突きで逃げ出すマイペースなヒロイン
伯爵令嬢でありながら占術師見習いとして星の塔で暮らすニーナは、若き国王エセルバートの花嫁選びの儀式を手伝うことに。ところが儀式の結果、国王の想い人を示す花の痣が浮かんだのはニーナ自身だった。しかも、ひそかに好意を寄せていた国王の側近は、変装したエセルバート本人だったと知り……。王妃になる覚悟がつかず逃げ出したニーナを、国王は追いかけてきて……。『王太子さまの甘すぎる偏愛』の時代をさかのぼるスピンオフです。
基本情報
| 著者 | 月城うさぎ |
|---|---|
| 発売日 | 2023/10/18 |
| ページ数 | 290ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- マイペースで明るいヒロインと腹黒な国王の掛け合いが楽しく、迫られて頭突きをして逃げ出す場面がすっきりしたという声が多くありました。乳兄弟である本物の側近の的確なツッコミも好評です。
- 前作に受け継がれる花嫁選びの儀式の始まりが描かれ、前作と読み比べる楽しさがあると評判です。悪役やライバルが出てこないので安心して読めるという意見もあります。
- イラストが大変麗しいと評判です。
- ヒロインが逃げ出してから数時間で捕まり、気持ちがあっさり変わるので盛り上がりに欠けるという声が多くありました。
- 相手の寝込みに手を出す国王の振る舞いに嫌悪感を覚えた、ストーリーが薄いという意見もあります。
ヴァニラ文庫の中くらい
冷徹王の最愛妻 身代わり姫の偽り政略結婚 (ナツ)
ポイント 打ち明けられない秘密と、切ないすれ違い
隣国の王女の身代わりとして、「冷徹王」シグリッドのもとへ嫁いだアメリア。彼がかつての初恋の人だと知ったうえで引き受けた、偽りの政略結婚だった。ところがシグリッドは、花嫁が身代わりだと一目で見抜いていて……。国の秘密を守るため真実を明かせないアメリアと、好きな女性が自分を騙そうとしていることに苦しむ王の、すれ違いの恋の物語です。
基本情報
| 著者 | ナツ |
|---|---|
| 発売日 | 2022/08/01 |
| ページ数 | 305ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 秘密を打ち明けられない理由に納得感があり、切ないすれ違いがうまく描かれているという声がありました。つらい仕打ちを受けてもうじうじせず、前向きに行動する凛としたヒロインが好評です。
- 前半の冷たさから一転、恋心を自覚して反省したヒーローの溺愛ぶりとの落差がたまらないと評判です。脇役たちの働きもよく、読後感がいいという感想が目立ちました。
- 前半、ヒーローがヒロインを拒絶する場面がつらいという声がありました。
- 嘘をつき続ける設定が気になって楽しみにくかったという意見もあります。
死を望む悪役令嬢ですが、王太子に予想外に溺愛されて困惑しています (木登)
ポイント 推しを守るために死を受け入れようとするヒロイン
ある日、自分が乙女ゲームの悪役令嬢に生まれ変わっていると気づいた令嬢ミネット。このままでは最推しの王太子リオネルが命を落としてしまう。彼を救う唯一の道は、自分が死んでゲームのヒロインと彼を結ばせること。そう覚悟を決めて奮闘するミネットだったが、なぜかリオネルはヒロインになびかず、自分ばかりが深く愛されてしまい……。推しのために死を選ぼうとする悪役令嬢の、切ない転生ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 木登 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/02/16 |
| ページ数 | 289ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 推しを守るために自分の死を受け入れようとするミネットのけなげさが切なく、涙が出たという声が多くありました。彼女を失うことを恐れるリオネルの言葉に胸を打たれたという意見もあります。
- 使用人思いのミネットや、彼女のために動くゲームヒロインのアニエスなど、登場人物の善良さが好評です。文章が読みやすく、最後はきれいにまとまる読後感が良かったと評判です。
- 神子や短命などの設定の説明が足りず、話についていけなかったという声が多くありました。
- ゲームの筋書きに固執して死のうとする動機に納得できず、ヒロインに共感しにくかったという意見もあります。
婚約破棄された伯爵令嬢ですが、すごい人と婚約し直したみたいです (火崎勇)
ポイント 家族に冷遇されたヒロインの、爽快な婚約し直し
父と後妻、異母妹に冷遇されながらも、図書館で本を読むことを楽しみに健気に暮らしてきた伯爵令嬢ウィスタリア。妹に婚約者を奪われ、公衆の面前で婚約を破棄された彼女に、図書館で交流を重ねてきた青年リシャールが求婚する。ところが婚約し直した彼は、思っていたよりずっと「すごい人」で……。
基本情報
| 著者 | 火崎勇 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/08/17 |
| ページ数 | 321ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 婚約破棄からの再婚約が爽快で、ヒーローの正体が明かされるたびにその立場がどんどん「すごく」なっていくのが面白いという声が多くありました。
- 自分を客観的に見られる、健気で聡明なヒロインを応援したくなると評判です。貴族らしい雰囲気の文章や台詞で、官能的な場面が控えめなのも好評でした。
- ヒーローが隠し事をしすぎて、ヒロインがかわいそうだという声がありました。
- ヒロインの実家への報いが甘い、王道すぎてご都合主義だという意見もあります。
ヴァニラ文庫の重め(このレーベルで重めの作品)
転生したら軍人王の王妃になってました!やりなおし王女の逆転新婚生活 (火崎勇)
ポイント 冷遇と毒殺未遂から始まる、やり直しの王妃
大国の王アレウスに嫁いだものの、夫には冷たくされ、侍女たちにも侮られてきた王女フィリーナ。毒殺されかけたことをきっかけに、意志の強かった前世の自分を思い出します。黙っていても何も変わらないと気づいた彼女は、国と民のために自ら行動を始めることに。すると、今まで目もくれなかったアレウスが彼女に興味を示しはじめて……。けれど心が通じ合う前に、謎の男たちがフィリーナの命を狙います。冷遇された王妃が自分の道を切り開いていく、やり直しの新婚ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 火崎勇 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/12/15 |
| ページ数 | 288ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 前世を思い出したヒロインが、はっきりものを言い、逆境を自力で覆していく姿が小気味よいと好評です。前世が商社の営業職だった、という設定も効いているという声がありました。
- 前世を自分の過去ではなく他人の人生をのぞいたように受け止め、その人のように強くなろうとする描き方がよかったという意見もあります。
- 女性への偏見からヒロインを冷遇し続けるヒーローに腹が立つ、なぜ好きでいられるのかわからないという声が多くありました。
- 二人が心を通わせるのが終盤になってからで恋愛の甘さが足りない、後半が駆け足だったという意見もあります。
ヴァニラ文庫は、口コミ上位の中で重めにあたる作品が1冊だけでした。
重い愛を読みたい日は、オパール文庫かソーニャ文庫から選ぶほうが外れにくいです。
つまずきやすい所と対処
| つまずき | 起きること | 対処 |
|---|---|---|
| 題名で重さを判断する | 「溺愛」と付いていても、ストーカーや脅しから始まる作品がある | 書籍ページの「気になる点」で描写を確かめる |
| レーベルの印象だけで選ぶ | ソーニャ文庫にも明るいラブコメ、ティアラ文庫にも泣ける作品がある | レーベルは目安にして、作品ごとの一言で選ぶ |
| 重めを苦手な日に読む | 監禁・暴力・家族の仕打ちなどで読むのがつらくなる | 疲れている日は軽めの段から選ぶ |
| 軽めに物足りなさを感じる | 事件が少なく、さらっと読み終わる | 中くらいの段に上げる |
よくある質問:TL小説の重さ
いちばん明るく読めるレーベルは?
口コミ上位で見ると、ティアラ文庫とヴァニラ文庫は軽め〜中くらいの作品が中心です。
現代ものならエタニティ文庫です。
重い作品を読みたいときは?
ソーニャ文庫が看板として重い愛を掲げています。
現代ものならオパール文庫に重めの作品が混ざります。
暴力や監禁の描写を避けたいときは?
書籍ページの「気になる点」に、苦手な人が注意したい描写をまとめています。
読む前に確かめてください。
まとめ
明るく読みたい日はティアラ・ヴァニラ・エタニティ、重めも読みたい日はオパール、とことん重い愛はソーニャです。
同じレーベルでも作品で変わるので、作品ごとの一言と「気になる点」で選んでください。
口コミの点数順はTL小説おすすめランキング50選にあります。

