お別れ確定の恋なので、こっそりあなたの子を授かろうと思います
魔女の弟子として薬を作る薬師のルーシェは、怪我をした青年ランスを看病するうちに惹かれ合い、恋人同士になる。ところがある日、ランスが貴族だと知ってしまう。いつか引き離されるのなら、せめて彼との子がほしい――。覚悟を決めて過ごした夜、ルーシェは彼に記憶を奪う薬を飲ませて姿を消す。すれ違い、出会い直し、どちらかが記憶を失っても、何度でも惹かれ合ってしまう二人。先の読めない運命の恋を描く、シークレットベビーならぬ「シークレットマタニティ」ロマンス。
基本情報
| 著者 | 悠月彩香 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/04/01 |
| ページ数 | 333ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
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口コミ
良い点
- ヒーローとヒロインのどちらも記憶を失い、それでも何度でも同じ相手に恋をする展開に先が読めず、一気に読みました。すれ違いが切なくて、記憶喪失ものが好きな人には涙なしでは読めません。
- 口の悪い師匠の魔女とおっとりしたヒロインの、本当の祖母と孫のようなやり取りが温かく、師匠の言葉は心に残りました。王妃や隣家の奥さんなど、脇を固める女性たちも素敵です。
- タイトルから軽い話を想像していたら、思いのほかシリアスで読み応えがありました。ヒーローが記憶を取り戻す場面には感動しました。
悪い点
- 別れを覚悟したヒロインが、相手の子を授かるために薬を使い、その記憶まで消してしまう行動は受け入れがたいという声が多くありました。ヒロインに共感できるかどうかで評価が大きく分かれます。
- 最後、物語の核となる大きな問題があっさり解決してしまい、肩透かしに感じました。ヒーローにもっと活躍してほしかったという声もあります。
