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おとぎ話のゆくえ

おとぎ話のゆくえ

古い言い伝えが残る城下町で、旧家の「若様」として周りの期待を一身に背負って生きてきた湊。そこへふらりと現れたのは、住む家も定まらず、何ひとつ執着せずに生きてきた根無し草の男・隼人だった。生まれも価値観もまるで違う二人は、出会うはずのなかった場所で少しずつ心を通わせていき……。身分違いの恋を、おとぎ話のような余韻とともに描く物語です。

基本情報

著者一穂ミチ
発売日2010/07/01
ページ数283ページ
評価 4.3
スコア83
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口コミ

良い点
  • 文章が美しく心地よく、城下町の歴史や酒蔵など現実味のある描写の上に、おとぎ話の枠がくっきり立ち上がると好評です。
  • 何にも執着しなかった隼人が湊に惹かれて変わっていく姿や、会えないことを湊が泣いて訴える場面に胸を締めつけられたという声が多くありました。
  • 巻末の番外編「共犯者のゆくえ」が良かった、幼なじみたち脇役の関係も切なくて好きだという意見もあります。
悪い点
  • 電子版では場面の切り替わりに空白行がなく、語り手と場面が急に変わって読みにくいという声がありました。
  • 隼人を最後まで好きになれなかった、めでたしで終わりつつ先行きの不安が残るという意見もあります。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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