運命ではありません
恋愛経験ゼロの澄が勤めるのは、AIで相性の良い相手を探す婚活アプリの運営会社。ある日社長に呼び出された澄は、百万人に一人レベルの相性の相手が見つかったと告げられる。その相手は、アプリの開発を担当する先輩社員の楡――つまり男性だった。AIは嘘をつかないと言い切るマイペースな楡に押され、半信半疑のままお試しの交際を始めるが……。書き下ろし「それでも、運命ではありません」も収録した、軽やかなラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 一穂ミチ |
|---|---|
| 発売日 | 2018/05/01 |
| ページ数 | 292ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 83 |
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口コミ
良い点
- つかみどころのない楡に振り回されてはツッコむ澄の掛け合いが夫婦漫才のようで楽しいという声が多くありました。恋愛漫画好きの澄が作中の漫画の台詞を重ねる場面も好評です。
- 人の気持ちに無頓着だった天才肌の楡が、澄と接するうちに普通の人間らしく動揺していく姿が良かったと評判です。凝った仕掛けで最後に「そういうことか」と思わせる構成に感心したという声も目立ちます。
- 澄の妹と幼なじみの公のカップルや、病室での家族のやり取りなど、周囲の人々の描き方が良かったという感想がありました。
悪い点
- 楡が澄をだますような形で近づいたのに、きちんと報いを受けず受けが優しすぎるという意見がありました。
- 作者の作品のなかでは薄味で、二人の気持ちの変化が伝わりにくい、書き下ろしの元恋人の話で澄がかわいそうだったという声もあります。
