街の灯ひとつ
同窓会で、自分のことをやけに詳しく知る見覚えのない男に声をかけられた会社員の初鹿野。思い出せないまま二人で飲み直し、酔いにまかせて一夜を過ごしてしまう。翌朝、男から好きだと告げられ、その正体がかつて因縁のあった元同級生・片喰だと気づく。長年想い続けてきた片喰の一途すぎる愛情に戸惑いながらも、初鹿野は少しずつ向き合っていくことになり……。再会から始まる同級生同士の恋を描いた物語です。
基本情報
| 著者 | 一穂ミチ |
|---|---|
| 発売日 | 2010/12/01 |
| ページ数 | 255ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 88 |
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口コミ
良い点
- 初鹿野の記録を何冊もつけるほどのストーカーぶりなのに、純粋でどこか憎めない片喰が好評です。その想いを受け止めて「責任を取る」と言える初鹿野が男前だという声が多くありました。
- 発光生物や落雷など光にまつわるモチーフが物語に巧みに織り込まれ、辛い過去の上に穏やかな結末へたどり着く構成が見事だと評判です。何度も読み返したくなるという声が目立ちました。
悪い点
- 二人の親にまつわる設定が重く、人によっては受け入れにくいという意見がありました。
- くっついてからの話が中心で起承転結は弱め、要素を詰め込みすぎという声もあります。
