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甘い手、長い腕

甘い手、長い腕

会社を辞め、両親の離婚以来ほとんど会っていなかった父のもとを訪ねた理一。病床の父のそばにいたのは、近所の毛糸工場の息子・真尋だった。毛糸をこよなく愛し、ふわりとつかみどころのない真尋に最初は戸惑う理一だったが、成り行きで父のシャツ工場を手伝ううちに、理性では抑えられない感情を知っていく……。町工場を舞台に、家業と家族、そして不器用な恋を編み上げていく物語です。

基本情報

著者一穂ミチ
発売日2014/04/01
ページ数264ページ
評価 4.2
スコア83

口コミ

良い点
  • 何事も理屈で片づけてきた理一が、真尋と出会って嫉妬やときめきに戸惑う姿が微笑ましく、二人の取り合わせが自然でしっくりくるという声が多くありました。
  • 真尋の心の動きを毛糸の編み目になぞらえる表現や、町工場の厳しさ、家族との絆の描き方が丁寧で、読後感が温かいと好評です。理一の母の千鶴など脇の人物も生き生きしていると評判です。
悪い点
  • 淡々とした素朴な話で起伏が少なく、恋愛の部分にあまり萌えられなかったという意見がありました。
  • 工場でのもめごとが人づてに語られるだけで、肝心の苦労が伝わりにくいという声もあります。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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