小林典雅さんは、ディアプラス文庫で作品を発表しているBL作家です。
作者自ら「ビタミンBL」と呼ぶ、明るく笑えるラブコメディが持ち味で、口コミでは「声を出して笑った」「疲れたときや重い話のあとに読むと元気が出る」という声がとても多く見られます。
口コミから見える作風
独特の長台詞と脳内ツッコミ
登場人物の心の声や長い台詞がとにかく面白く、クールに見えた攻めが心の中では饒舌にヘタレている、というギャップが人気です。
好みは分かれますが、はまると抜け出せない作風です。
作品どうしのつながり
国民的スター・真中旬の同級生たちの物語や、『王子ですが、お嫁にきました』とつながるスピンオフなど、作品どうしがゆるやかにつながっているのも楽しみのひとつです。
おすすめの作品
友達じゃいやなんだ (小林典雅)
ポイント 同窓会で再会したモテ男の、非モテ指南と偽装恋人。後半の攻め視点が爆笑
顔よし、スタイルよし、性格よし。完璧すぎるモテ男の元同級生・堂上がストーカー被害に遭っていると同窓会で知ったフリーライターの佳人は、彼に「非モテ指南」をしながら、偽装恋人の役まで引き受けることに。ところが堂上には、ずっと隠してきた想いがあって……。小林典雅の、同窓会から始まる再会ラブコメディです。
基本情報
| 著者 | 小林典雅 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/01/01 |
| ページ数 | 201ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 88 |
口コミ
- 声を出して笑ってしまうほど面白く、疲れたときや重い話のあとに癒やされるという声がとても多くありました。
- 前半の受け視点ではスパダリに見えた攻めが、後半の攻め視点では受けへの想いがあふれるヘタレぶりを見せるギャップが好評です。自分を低く見ていた受けの男前ぶりも人気で、他作品の人気キャラクターが登場するのも楽しいと評判です。
- 独特の言葉選びや文体が合わなかったという声がありました。
- 後半は過去と現在が入り乱れ、集中が途切れたという意見もあります。
王子ですが、お嫁にきました (小林典雅)
ポイント おとぎの国の王子が、警察官の部屋の風呂場に現れる
警察官の葉室岳の部屋の風呂場に、ある日突然、金髪碧眼の王子様が現れた! 顔も知らない姫との結婚を前に、「本気の恋」を探して願いの泉に飛び込んだという王子アシェルと、お供のしゃべるリス・ピム。リアリストの岳は疑いながらも、成り行きで二人の面倒を見ることになって……。おとぎの国の王子と現代日本の警察官の、異世界トリップ・ラブコメディです。
基本情報
| 著者 | 小林典雅 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/07/01 |
| ページ数 | 207ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 84 |
口コミ
- リアリストの攻めがメルヘンな状況を一つ一つ現実的に受け止めていく過程と、脳内ツッコミが楽しいという声がとても多くありました。
- 素直で一途な王子と、驚くたびに粗相してしまうリスのピムが可愛いと評判です。悪い人がほとんど出てこない、多幸感のあるお話です。
- 恋愛以外の描写が細かく、王子を受け入れるまでの前半が長いという声がありました。
- もう少しピンチの展開があってもよかったという意見もあります。
恋する小リス、いりませんか? (小林典雅)
ポイント 言葉を話す小リスと、冤罪で流された流刑囚。もふもふファンタジー
オオタカにさらわれて絶体絶命だった言葉を話す小リスのイリヤを助けたのは、冤罪で北の地に流された流刑囚ライジェルだった。素っ気ないけれど優しい彼に心惹かれたイリヤは、その濡れ衣を晴らそうと奮闘する。けれど、人を信じられなくなった彼の頑なな心を溶かすのは、種族の違い以上に難しくて……。『王子ですが、お嫁にきました』のスピンオフで、もふもふファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 小林典雅 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/06/01 |
| ページ数 | 205ページ |
| 評価 | 4.7 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 健気で一途な小リスのイリヤがとにかく可愛く、読んで元気が出る「ビタミンBL」だという声がとても多くありました。
- 寡黙で無愛想に見えた攻めが、後半の攻め視点では受けにメロメロなのがわかり、笑ってしまうと評判です。緒花さんのイラストも好評です。
- 冤罪を晴らす場面があっさりしているという声がありました。
- 攻め視点の短編の理屈っぽい語りが、好みに合わなかったという意見もあります。スピン元を読んでいなくても楽しめます。
御曹司の恋わずらい (小林典雅)
ポイント 財閥の御曹司と使用人の息子の、長い両片想い。『友達じゃいやなんだ』のスピンオフ
大財閥・九石家の使用人の息子として生まれた匠馬にとって、主家の御曹司・薫は幼なじみであり、守らなければならない存在でもあった。互いに相手しか見ていないのに、身分の違いから一歩引いてしまう匠馬と、懸命にアプローチする薫の想いはすれ違うばかりで……。『友達じゃいやなんだ』のスピンオフで、単独でも楽しめます。
基本情報
| 著者 | 小林典雅 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/11/10 |
| ページ数 | 208ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 長いすれ違いの両片想いを経て結ばれる感動と、恋人になってからのバカップルぶりが最高だという声が多くありました。
- 天真爛漫なのに行動力抜群の御曹司・薫の規格外なエピソードに笑ったという感想が多く、須坂紫那さんのイラストも好評です。
- 現代ものとしては展開が荒唐無稽すぎて笑えなかったという声がありました。
- 終わり方が好みではなかったという意見もあります。
はじめての一冊は
はじめてなら『友達じゃいやなんだ』から。
気に入ったら、スピンオフの『御曹司の恋わずらい』へどうぞ。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
- 囚われのオメガ王子と恋の奴隷
- ロマンス、貸します
- 若葉の戀
- 深窓のオメガ王子と奴隷の王
- 可愛いがお仕事です
- 密林の彼
- 執事と画学生、ときどき令嬢
- あなたの好きな人について聞かせて
- 藍苺畑でつかまえて
- 王子と狼殿下のフェアリーテイル
- 武家の初恋
- 恋する一角獣
- 管理人さんの恋人
- 先輩、恋していいですか
- ひとめぼれに効くクスリ
- デートしようよ
- 素敵な入れ替わり
笑える作品は笑えるラブコメ特集にもまとめています。
