本・図書館・書店が舞台のBL・TL小説おすすめ|司書、古書店主、本好きの二人の恋

静かな書架のあいだで、同じ本に手を伸ばした。

本や図書館が舞台の恋は、好きな本を勧め合い、言葉を交わすうちに少しずつ距離が縮まっていく、穏やかなときめきが魅力です。

司書や書店員、古書店主といった本に囲まれて働く人たちの暮らしも丁寧に描かれ、読んでいるだけで本のある場所に出かけたくなります。

現代の街の図書館から、王宮図書館で身分を隠した王子と出会うファンタジーまで、本好きにうれしい作品がそろっています。

もくじ

こんな人におすすめ

  • 図書館や書店、古書店の空気が好きな方
  • 本を通じてゆっくり心を通わせる恋を読みたい方
  • 司書や書店員が主人公の、穏やかな物語に癒やされたい方

現代:図書館と司書の恋

片恋のスピカ (中庭みかな)

ポイント 貸出カウンターで出会った職員に憧れ、図書館で働き始める静かな恋

勤めていた会社を辞め、引きこもるように暮らしていた乙矢。そんな彼を外の世界へ連れ出してくれたのは、図書館の貸出カウンターで出会った職員の霧島柊吾でした。憧れのまま図書館でアルバイトを始めた乙矢は、胸にくすぶる想いを誰にも明かすつもりはありません。けれど、七つ年上で優しく穏やかな柊吾との距離は少しずつ近づいて……。傷ついた二人がゆっくり寄り添っていく、図書館を舞台にした恋の物語です。

基本情報

著者中庭みかな
発売日2019/04/17
ページ数316ページ
評価 4.5
スコア88

口コミ

良い点
  • 柔らかく美しい文章で、傷を抱えた乙矢が柊吾に恋をしてゆるやかに近づいていく過程が心地よいと好評です。七夕飾りの銀紙の星を手渡す場面など、タイトルにつながる描写がきれいだという声がありました。
  • 前半は乙矢、後半は柊吾の視点で進み、穏やかに見える柊吾の嫉妬や暴走といった意外な一面も楽しめると評判です。脇役のアラシさんとのやり取りに泣いたという感想もあります。
悪い点
  • 乙矢の過去のつらい描写が長く続き、起伏が少なくて読み進めにくかったという意見がありました。
  • 柊吾が元恋人の結婚式でスピーチを引き受ける展開に納得できない、乙矢の今後の仕事がはっきりしないという声もあります。

今宵、あなたへ恋物語を Rio & Kyogo (ととりとわ)

ポイント 職を失う司書が、夜ごと本を読む朗読係に。上品な語り口の一冊

勤めている図書館の閉館が決まり、ひと月後には職を失う司書の莉緒。次の仕事に悩んでいた彼女のもとに、名家の執事が現れ「坊ちゃまの専属朗読係になってほしい」と申し出る。半信半疑で屋敷を訪ねると、待っていた“坊ちゃま”は美しい実業家だった。その日から、夜ごと彼のために本を読む特別な時間が始まって……。本の世界を愛する紳士と、崖っぷちの司書が紡ぐロマンティックな恋の物語で、文庫版には書き下ろしの番外編も収録されています。

基本情報

著者ととりとわ
発売日2022/05/01
ページ数345ページ
評価 4.4
スコア84
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 強引に迫るのではなく、穏やかで丁寧に想いを伝えるヒーローが好評です。想い続けた相手を少しずつ振り向かせていく上品な執着が良かったという声が多くありました。
  • 朗読の場面が豊富で、ゆったりと優しい時間が流れる雰囲気が素敵だと評判です。作中で読まれる絵本や小説も魅力的で、文章が優美で読みやすいという意見もあります。
  • 屋敷の執事やお手伝いさんたち、図書館の同僚など、周りの人々が温かいのも好評でした。
悪い点
  • ヒーローが仕事をする場面がほとんどなく、おとぎ話を読んでいるような現実感の薄さを感じたという声がありました。
  • 終盤の同僚のストーカーとの対決がかなりハードだった、ヒーローが少し強引に思えるところもあるという意見もあります。

貴公子司書の溺愛ライブラリー (伊勢原ささら)

ポイント 美形の司書がもてなす一風変わった図書館で、内気な本好きが成長する

司書を夢見るフリーターの星名愁は、区立図書館で素敵な男性・都築と出会う。民間図書館の館長だという彼に誘われて見学に行くと、そこは美形の司書たちが女性客をもてなす、執事カフェのようなユニークな図書館だった。司書として採用したいと言われた愁だが、地味で内気な自分に華やかな接客ができるとは思えず……。本好きの青年の成長と恋を描くボーイズラブです。

基本情報

著者伊勢原ささら
発売日2019/01/18
ページ数255ページ
評価 4.0
スコア80
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 自信のなかった愁が都築の言葉に背中を押され、見た目を変え、苦手な接客を少しずつ克服していく姿がまぶしいという声が多くありました。
  • こんな図書館カフェがあったら通いたいという感想が多く、紳士的な館長と草食系の受けのお似合いぶりや、大胆な女性チーフも好評です。
悪い点
  • 作中の図書館の仕組みに違和感がある、キャラクターの設定や展開がさらっとなぞるだけで浅いという意見がありました。

独占愛欲 一途なエリート社長の花嫁に任命されました (有允ひろみ)

ポイント ロマンス小説好きの司書に、物語のような恋が訪れる

図書館で働く桃花は、まるで恋愛小説から抜け出してきたような魅力的な男性・時雄と出会う。「君の恋人になりたい」――なぜか最初から一途に、情熱的に想いを伝えてくる彼に振り回されながらも、気づけば恋に落ちていた桃花。甘く愛される幸せな日々のなか、ある女性から彼をめぐって宣戦布告されてしまい……。図書館司書のヒロインが主役の、溺愛ロマンスです。

基本情報

著者有允ひろみ
発売日2020/10/09
ページ数319ページ
評価 3.7
スコア76
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • ロマンス小説好きのヒロインが、自分の身にロマンス小説のような恋が起きてうっとりする様子が、読んでいて照れくさくなるほどだという声がありました。
  • 作中の朗読会が楽しそう、カバーイラストがかわいいという意見もあります。
悪い点
  • ヒロインが意地悪なライバルに振り回されてばかりでいらいらした、ヒーローの有能さが分かるエピソードがもっと欲しかったという声がありました。

うさぎ系男子の溺愛ルール (榛名悠)

ポイント 人懐っこい司書と、口は悪いが料理で甘やかすシェフのほのぼのした恋

寂しがり屋で、誰とでも仲良くしたくていつも笑顔でいる図書館司書の由貴。けれどその愛想の良さを「うさぎみたいに多情だ」と責められてしまう。相手は王子様のような美形なのに口が悪く、由貴にだけ厳しいビストロのシェフ・深見恭介。ところが実はうさぎを飼っている深見は、見た目も仕草もうさぎのような由貴に心を揺さぶられ、自慢の料理で餌付けしたり頭をなでたりと構い始めて……。シェフと司書の甘くほのぼのとした恋を描くラブストーリーです。

基本情報

著者榛名悠
発売日2016/01/01
ページ数285ページ
評価 4.4
スコア83
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 最悪の出会いのあと、すぐに由貴を甘やかし始める恭介の溺愛ぶりと、恭介が飼っているうさぎのプウの可愛らしさに癒やされたという声が多くありました。巻末のプウ視点の短編も好評です。
  • 理不尽に叱られても自分の悪いところを見つめ直す由貴の素直さに好感が持てると評判です。同居人から恋人になるまでをゆっくり描いていて、カワイチハルさんのイラストが作品にぴったりだという声もありました。
悪い点
  • 由貴に想いを寄せていた恭介の弟がその後まったく触れられず、兄が横から恋人にしてしまってよいのかと気になったという意見が多くありました。
  • 大きな事件がなく、題名ほど溺愛の度合いは強くないと感じたという声もあります。

現代:書店・古書店、一冊の本から

京恋路上ル下ル (夕映月子)

ポイント 京の町家の古書店を舞台に、京言葉と街の暮らしが息づく恋物語

京の町家で古書店を営む伊織は、家庭を大切にする年上の男にばかり心ひかれる。だからひたむきな青年にまっすぐ想いを告げられても、きっぱりと突き放した。家族の愛を失った自分とは違い、愛に恵まれた彼にはまっとうな恋をしてほしいから。それでも青年はあきらめず、いけずな美人店主を追いかけ続ける。かみ合わない恋の道の先で、伊織が彼の変化に気づくとき……。京都の街を舞台に、はんなりと紡がれる恋物語です。

基本情報

著者夕映月子
発売日2013/11/01
ページ数235ページ
評価 4.6
スコア85
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 京言葉が自然に溶け込んだ文章と、古書店や銭湯、和菓子や祭りなど京都の暮らしの描写が魅力的だと評判です。読むと京都に行きたくなるという声が多くありました。
  • 何度振られてもあきらめない青年が、伊織を支えられる頼もしい存在へと変わっていく過程が良かったという意見があります。終盤の伊織の台詞に泣かされたという感想も目立ちます。
  • 伊織を見守る祖父や幼なじみの温かさが好評です。まさお三月さんの表紙と挿絵が作品の雰囲気にぴったりだという声もありました。
悪い点
  • 視点が二人の間でこまめに切り替わり、もう少し一方の心情を読みたいところで肩透かしだったという意見がありました。
  • 伊織を捨てた家族のくだりがつらい、二人がどこに惹かれ合ったのかわかりにくいという声もあります。

内気な黒猫は幼なじみに愛される (伊勢原ささら)

ポイント 猫と話せる古書店主が、迷い猫探しを通して幼なじみと向き合う

祖母から受け継いだ古書店「黒猫堂」を営む猫美には、猫と話せるという不思議な力があった。その力を生かして迷い猫探しや困りごとの相談も引き受けているが、引っ込み思案で人づきあいが苦手。話し相手は猫と、幼なじみの陽平だけだ。社交的で人気者の陽平が、どうして子どもの頃からずっと友達でいてくれるのか、猫美には不思議で仕方がない。そんなある日、「猫屋敷」と呼ばれる家について気になる情報が入って……。

基本情報

著者伊勢原ささら
発売日2025/01/20
ページ数317ページ
評価 4.1
スコア81
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 猫と飼い主、猫同士の温かいエピソードに泣けるという声が多く寄せられています。猫が好きな人に特におすすめです。
  • 断られても変わらず猫美に尽くし続ける、幼なじみの一途さに胸がきゅんとします。勇気を振り絞って気持ちを伝える場面は感動的です。
悪い点
  • 内気でうじうじした主人公に、いらいらしたという声がありました。攻めがそこまで惹かれる理由に説得力がほしかったという意見もあります。

大好きすぎて意気地なし (さとむら緑)

ポイント 地味な書店員に、顔なじみの常連客が必死の告白

平凡で地味な書店員の尋水は、ある日、顔なじみの客でエリート会社員の優一から突然告白されます。あまりの必死さと真剣さに押され、友達としてなら、と付き合いを了承した尋水。仕事帰りに食事をしたり、休日に出かけたり、まるでデートのような時間を重ねるうち、友情以上の気持ちが芽生えていきます。それなのに肝心の優一はなかなか手を出してくれなくて……。やきもきさせられる純愛ストーリーです。

基本情報

著者さとむら緑
発売日2016/07/09
ページ数237ページ
評価 4.2
スコア80
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • エリートなのにヘタレで、それでも隙をついて口説いてくる優一のギャップが魅力だという声がありました。
  • 恋に不慣れな二人がもだもだする初々しさが楽しく、軽めに読めると好評です。
悪い点
  • 優一が友達に戻ろうと言ってしまう失言や、意気地なしになる理由に萌えられなかったという意見がありました。
  • 二人がお互いのどこに惹かれたのかがピンと来ない、短い鉤括弧の後に台詞が続く書き方が読みにくいという声もあります。

魔人が叶えたい三つのお願い (秀香穂里)

ポイント 図書館で見つけた古い絵本から、スランプの作家のもとに魔人が現れる

行きつけの図書館で見つけた古めかしい絵本。書けない日々が続く小説家の來栖がその本を開くと、煙とともに褐色の肌をした精悍な魔人が現れた。三百年ぶりに目を覚ましたという魔人シンは「三つの願いをなんでも叶えてやろう」と尊大に言い放ち、來栖が胸にしまっていた秘密まで見抜いてしまう。願いを決められないまま始まった奇妙な同居生活の行方は……。絵本の魔人とスランプ中の作家が紡ぐ、不思議な千夜一夜の恋物語です。

基本情報

著者秀香穂里
発売日2020/02/01
ページ数267ページ
評価 4.6
スコア86
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 作家としての迷いや創作の苦しみがとてもリアルで、魔人との会話が作家と編集者のやりとりのようだったという声がありました。來栖が自分の殻を破っていく成長物語として読めると評判です。
  • 世話焼きで家事もこなす魔人シンが意外なほどスパダリで、正反対の二人の掛け合いが楽しいと好評です。呪いを打ち破る結末にぐっときたという感想もありました。
悪い点
  • 序盤は願いもなかなか叶わずスローな展開で、読むのに時間がかかったという声がありました。
  • 二人ともキャラクターが弱めで、攻めが魔人である必要があったのか疑問だったという意見もあります。

異国・ファンタジー:王宮図書館と本好きの二人

婚約破棄された伯爵令嬢ですが、すごい人と婚約し直したみたいです (火崎勇)

ポイント 図書館で語り合ってきた青年の正体が、明かされるたびに大きくなる

父と後妻、異母妹に冷遇されながらも、図書館で本を読むことを楽しみに健気に暮らしてきた伯爵令嬢ウィスタリア。妹に婚約者を奪われ、公衆の面前で婚約を破棄された彼女に、図書館で交流を重ねてきた青年リシャールが求婚する。ところが婚約し直した彼は、思っていたよりずっと「すごい人」で……。

基本情報

著者火崎勇
発売日2021/08/17
ページ数321ページ
評価 4.2
スコア83

口コミ

良い点
  • 婚約破棄からの再婚約が爽快で、ヒーローの正体が明かされるたびにその立場がどんどん「すごく」なっていくのが面白いという声が多くありました。
  • 自分を客観的に見られる、健気で聡明なヒロインを応援したくなると評判です。貴族らしい雰囲気の文章や台詞で、官能的な場面が控えめなのも好評でした。
悪い点
  • ヒーローが隠し事をしすぎて、ヒロインがかわいそうだという声がありました。
  • ヒロインの実家への報いが甘い、王道すぎてご都合主義だという意見もあります。

敏腕皇太子の執着愛 跡取り公女は甘く誘惑される (白柳いちか)

ポイント 図書館の司書との穏やかな時間から始まる、国を継ぐ者同士の物語

公国の跡取りとして、帝国で日々努力を重ねる公女シャルロット。周りが華やかな交流に夢中になるなか、地味な装いで図書館に通う彼女の楽しみは、司書のディディエと過ごす穏やかな時間だった。ところが彼の正体は、身分を隠した帝国の皇太子。互いに国を継ぐ立場にある二人のあいだには、大きな壁が立ちはだかっていて……。図書館から始まる、皇太子と跡取り公女の恋の物語です。

基本情報

著者白柳いちか
発売日2020/01/17
ページ数289ページ
評価 4.0
スコア80
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 敏腕と言われる皇太子が、シャルロットのことになると一喜一憂する姿が面白いという声がありました。展開が早くテンポよく読めると好評です。
  • 周囲の評価に惑わされず自分の務めに向き合うシャルロットと、それを否定せず支えるディディエの関係に安心できると評判です。友人が過保護に彼女を守る様子や表紙のイラストが良いという感想もありました。
悪い点
  • 冒頭の各国の事情の説明が長いわりに、跡継ぎの問題があっさり片づいて肩透かしだったという意見がありました。才女という設定のヒロインの言動に違和感がある、後半の皇太子の振る舞いに納得できないという声もあります。

瑠璃の書の司は碧の王子の番 (魚形青)

ポイント 王宮図書館で本を通じて心を通わせる、宗教まで作り込んだ王宮ファンタジー

その美しさゆえに、特別な性に生まれた「種器」ではないかと疑われ続けてきた僧侶のナイティス。憧れの王宮図書館で司書見習いとして働き始めた彼は、聡明な第三王子シグレスと本を通じて心を通わせていく。ところが好色な第二王子に目を付けられ、窮地を救ったシグレスが示した手立ては、彼の妃として過ごすことだった……。宗教や王家のしきたりが息づく世界で描かれる、オメガバース風の王宮ファンタジーです。

基本情報

著者魚形青
発売日2020/09/01
ページ数253ページ
評価 4.2
スコア83

口コミ

良い点
  • オメガバースを「貴種」「種器」という独自の言葉に置き換え、宗教や宗派まで丁寧に作り込んだ世界観が好評です。これがデビュー作とは思えないほど読み応えがあるという声が多くありました。
  • 本好き同士の二人のやりとりや、ナイティスを嫌っていた黒騎士ケディンが騎士の誓いを立てる場面など、脇役の想いまで細やかに描かれているのが良かったと評判です。
  • みずかねりょうさんの表紙と挿絵が美しいと好評です。
悪い点
  • 作中で髪が伸びたと書かれているのに、挿絵ではずっと短い髪のままなのが残念という声が多くありました。
  • シグレスが一年の旅に出る後半は存在感が薄れ、大きな事件も少なく拍子抜けした、主人公の心の動きに共感しにくいという意見もあります。

嫌われ吸血鬼は契約結婚で愛を知る (村崎樹)

ポイント 本に囲まれて暮らす田舎の司書が、王立図書館に潜む謎に関わる

グランディバ王国の片田舎で司書を務めるシリルは、驚異的な能力と引き換えに味覚を失い、吸血鬼のような白い肌と赤い瞳、銀の髪へと姿が変わる病を抱えている。「フォーク」と呼ばれる彼らが味を感じられるのは、「ケーキ」と呼ばれる人間の体液だけ。周囲に恐れられてきたシリルは、それを求めることもなく、本に囲まれて静かに暮らしていた。そんな彼に、好色家と噂の第三王子エヴァンとの縁談が舞い込む。王立図書館に潜む内通者を探るため、婚約者として協力してほしいというのだが……。

基本情報

著者村崎樹
発売日2025/11/28
ページ数238ページ
評価 4.2
スコア80
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 偏見のなかで本の世界に閉じこもってきた受けが、王子や職場の同僚と接するうちに少しずつ感情豊かになっていく過程が可愛らしいと評判です。
  • 遊び人と噂されながら、実は国に尽くし、一途に受けを想い続けてきた王子がスパダリです。設定がしっかりしていて、ケーキバースが苦手だった人でも楽しめたという声がありました。挿絵も美しいです。
悪い点
  • 結末があっさりしていて、先が読めすぎるという声がありました。
  • タイトルから吸血鬼ものだと思って読むと、ケーキバースの設定に戸惑うかもしれません。

銀の騎士は異世界メイドがお気に入り (上原緒弥)

ポイント 休日の本屋で好きな本を勧め合った相手は、騎士団長だった

突然、異世界にトリップしてしまった香穂。王城でメイドとして働きながら元の世界に帰る方法を探していたある日、休日の本屋で出会った青年と、好きな本を勧め合う仲になる。その正体は、騎士団長のカイルだった。異世界人の自分が彼と結ばれるなどあり得ないと想いを封印しようとするが、なぜかカイルに迫られてしまい……。

基本情報

著者上原緒弥
発売日2021/04/01
ページ数366ページ
評価 4.0
スコア80
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 異世界でも元の世界に帰ろうと頑張る、謙虚で健気なヒロインに好感が持てるという声がありました。
  • 番であるヒロインを深く愛しながらも自制する、紳士的な獣人の騎士団長が素敵だと評判です。嫌な展開が少なく、安心して読めます。
悪い点
  • 大きな山場がなく、登場人物の描写が弱いという声がありました。
  • 獣人の設定があまり生かされていないという意見もあります。

公爵閣下と屋根裏の花嫁 (弓月あや)

ポイント すべてを失い、英国の公爵の領地で身分を隠して司書として働く

大正時代。裕福な家に育った病弱な真舟は、英国へ渡る船の上で、美しい英国の公爵エドワードと出会い心を寄せる。だが英国に着いた真舟を待っていたのは、家族の訃報と家の破産という知らせだった。さらに大切な兄の形見まで奪われ、すべてを失った彼は、偶然たどり着いたエドワードの領地で、身分を隠したまま屋根裏に住む司書として働きはじめて……。苦難の果てに幸せをつかむ、身分違いの恋の物語です。

基本情報

著者弓月あや
発売日2010/02/01
ページ数242ページ
評価 4.3
スコア84

口コミ

良い点
  • 次々と不幸に見舞われながらも健気に生きる真舟の姿に、本気で泣いてしまったという声が多くありました。最後がハッピーエンドで救われたと好評です。
  • 真舟を大切にしていた兄の存在がとても印象的で、兄視点の番外編も良かったと評判です。登場人物が皆魅力的で引っかかりなく読めるという感想もあります。
悪い点
  • 裕福な家からの転落や屋根裏での暮らしが名作童話を思わせ、既視感から物語に入り込めなかったという意見がありました。
  • エドワードの出番が少なく恋愛が取って付けたように感じる、家の倒産などの出来事があっさり処理されているという声もあります。

選ぶときのコツ

本が舞台の恋は、大きな事件より日々の積み重ねを描く作品が多めです。

感想で「文章が美しい」「穏やか」という声がある作品はじっくり浸りたい方に、「テンポがいい」「爽快」という声がある作品は展開を楽しみたい方に向いています。

あわせて読みたい

書く人や編集者の恋は作家・編集者・アーティストのBL特集、猫が結ぶ恋は猫・犬・動物が結ぶ恋の特集にもまとめています。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

運営者とサイトの方針について →
もくじ