京恋路上ル下ル
京の町家で古書店を営む伊織は、家庭を大切にする年上の男にばかり心ひかれる。だからひたむきな青年にまっすぐ想いを告げられても、きっぱりと突き放した。家族の愛を失った自分とは違い、愛に恵まれた彼にはまっとうな恋をしてほしいから。それでも青年はあきらめず、いけずな美人店主を追いかけ続ける。かみ合わない恋の道の先で、伊織が彼の変化に気づくとき……。京都の街を舞台に、はんなりと紡がれる恋物語です。
基本情報
| 著者 | 夕映月子 |
|---|---|
| 発売日 | 2013/11/01 |
| ページ数 | 235ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 85 |
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口コミ
良い点
- 京言葉が自然に溶け込んだ文章と、古書店や銭湯、和菓子や祭りなど京都の暮らしの描写が魅力的だと評判です。読むと京都に行きたくなるという声が多くありました。
- 何度振られてもあきらめない青年が、伊織を支えられる頼もしい存在へと変わっていく過程が良かったという意見があります。終盤の伊織の台詞に泣かされたという感想も目立ちます。
- 伊織を見守る祖父や幼なじみの温かさが好評です。まさお三月さんの表紙と挿絵が作品の雰囲気にぴったりだという声もありました。
悪い点
- 視点が二人の間でこまめに切り替わり、もう少し一方の心情を読みたいところで肩透かしだったという意見がありました。
- 伊織を捨てた家族のくだりがつらい、二人がどこに惹かれ合ったのかわかりにくいという声もあります。
