魚形青さんは、ルビー文庫で作品を発表しているBL作家です。
中華風の宮廷や異世界、獣人の世界を舞台にした作品が多く、口コミでは「二人の掛け合いが楽しい」「伏線がしっかり回収される」という声がよく見られます。
口コミから見える作風
テンポのいい掛け合い
おっとり天然な皇子と腹黒な悪人面の宰相、「俺に魔法をかけただろう」と大真面目に乗り込んでくる騎士団長など、二人のやりとりに笑わされるという声が多くありました。
不器用な攻め
言葉の足りない宰相や、「ちゃんとご飯を食べているか」と何度も聞く世話焼きの騎士団長など、不器用な攻めが可愛いと好評です。
すれ違いにやきもきした、最後まで素直にならない攻めにいらいらしたという声もあります。
作り込まれた世界と伏線
中華風の世界観の完成度や、癒し手が「猫吸い」をするセンチネルバースなど、設定の面白さが評判です。
設定が多くて終盤が駆け足に感じた、恋愛面の盛り上がりが控えめだという意見もありました。
おすすめの作品
黒狼宰相は白銀の皇子を執愛する (魚形青)
ポイント 本好きで欲のない第七皇子と、なぜか彼を皇帝にしたい黒狼の宰相
地方で実家の書店を手伝い、本さえあれば幸せな雪明のもとに、黒い狼の耳を持つ居丈高な宰相・楊天宇がやってくる。皇太子候補の相次ぐ死により、第七皇子である雪明にも招集がかかったのだという。縁のない話だと思いつつ宮殿へ向かった雪明は、なぜか自分を皇帝にしたい天宇に全力で守られながら、世継ぎを決める怪しげな「秘儀」に臨むことになって……。
基本情報
| 著者 | 魚形青 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/07/01 |
| ページ数 | 222ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 84 |
口コミ
- おっとり天然な皇子と、腹黒な悪人面の宰相の軽快な掛け合いが楽しいという声が多くありました。
- 本好きで欲のない主人公が、戸惑いながらも皇帝らしくなっていく過程が丁寧で、伏線もしっかり回収されると評判です。中華風の世界観の完成度も好評です。
- 攻めの言葉が足りず、すれ違いにやきもきしたという声がありました。
- 恋愛面の盛り上がりが控えめで、その後の国の様子まで読みたかったという意見もあります。
暴れ猫ガイドは狼戦士の溺愛から逃げられない (魚形青)
ポイント 強気で自由奔放な猫獣人のガイドと、最強の狼戦士の喧嘩バディもの
狼の戦士のうち、センチネルと呼ばれる者を癒せるのは、なぜか猫族だという。そのせいで、兄弟同然の若様レミを連れ去った狼戦士たちに反感を抱いていた猫獣人のフィン。ところが隊長のゲイルから、フィンにも癒し手(ガイド)の素質があると告げられ、村を守るため部隊に同行することに。戸惑いながらも役目を受け入れるうち、最強と呼ばれながら特定のガイドを持たないゲイルのことが気になり始めて……。最強狼戦士と暴れ猫ガイドの、喧嘩バディのセンチネルバース。
基本情報
| 著者 | 魚形青 |
|---|---|
| 発売日 | 2025/07/01 |
| ページ数 | 237ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 81 |
口コミ
- ガイドがセンチネルを癒す方法が「猫吸い」と呼ばれるのが面白く、猫好きにはたまらないという声がありました。強気で自由奔放な受けが本物の猫のように可愛いです。
- 人間の戦争に傭兵として駆り出される獣人たちの物語で、最後は自治を勝ち取るハッピーエンドです。
- 文庫一冊に対して設定が多く、終盤が駆け足に感じたという声がありました。戦場での濡れ場など、展開に無理を感じる場面もあります。
騎士団長は異世界バーで恋に落ちる (魚形青)
ポイント 店ごと異世界に転移したバーテンダーと、取り調べに来た堅物の騎士団長
敬愛する祖父が遺したバーでバーテンダーをしていた薫。ところが叔父が店の土地を勝手に売ってしまい、立ち退きを迫られる。天涯孤独で行き場のない薫が絶望した翌朝、ドアを開けると、店ごと異世界に転移していた。訪れた客にカクテルを出してみると大評判に。さらに店で飲んだ男女の恋が次々と実り、「恋が叶うお酒」と噂になる。噂を聞きつけた騎士団長が、怪しい魔法を使っているのではと取り調べにやって来るが……。堅物騎士団長と恋に臆病なバーテンダーの、異世界ほのぼの恋酒場。
基本情報
| 著者 | 魚形青 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/10/01 |
| ページ数 | 254ページ |
| 評価 | 3.4 |
| スコア | 75 |
口コミ
- カクテルを飲んだ翌日、「俺に魔法をかけただろう」と大真面目に乗り込んでくる騎士団長が面白いと評判です。本人は魔法のせいだと思っていても、言っていることは告白そのもの。そのやりとりに笑ってしまいます。
- 部下や受けに「ちゃんとご飯を食べているか」と何度も聞く、不器用で世話焼きな騎士団長が可愛らしいです。異世界の材料でお酒を手作りする場面など、バーに行きたくなる描写も魅力です。
- 最後には伏線がきちんと回収され、読後感のいいハッピーエンドで終わります。
- 最後まで「恋の魔法のせい」と言い続ける攻めに、責任逃れのようでいらいらしたという声がありました。好きになるきっかけが唐突だという意見もあります。
- 文章が読みにくいと感じた人や、盛り上がりに欠けると感じた人もいました。
はじめての一冊は
はじめてなら、口コミの多い『黒狼宰相は白銀の皇子を執愛する』からどうぞ。
欲のない皇子が皇帝らしくなっていく過程と、宰相との掛け合いを一緒に楽しめます。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
獣人が登場する物語は獣人BL特集、中華風の宮廷ものは中華風ファンタジー特集にもまとめています。
