嫌いな男
ひとりきりの部署で販促の仕事をそつなくこなしてきた千裕のもとに、キャリア採用の向居がやってきた。何でもできる彼にうっすら敗北感を覚えていた千裕だが、ある日、向居のまなざしにひそむ熱に気づいてしまう。優越感に浸る千裕に、向居は去り際に痛烈なひと言を残して……。会社員同士の等身大の恋を、前半は千裕、後半は向居の視点で描く、甘くて苦い大人のラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 安西リカ |
|---|---|
| 発売日 | 2022/05/01 |
| ページ数 | 224ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 90 |
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口コミ
良い点
- 向居に突きつけられた厳しい言葉を受け止め、仕事への向き合い方を変えて成長していく千裕が魅力的だという声が多くありました。自分の非を認めてきちんと謝るまっすぐさも好評です。
- 仕事では有能なのに恋愛になると急に臆病になる向居のギャップが好評です。後半の向居視点で彼の切実な想いがわかり、深みが増したと評判でした。
- 仕事の描写にリアリティがあり、クライマックスの展示会が盛り上がったという声があります。無理のない話運びと読みやすい文章も高く評価されていました。
悪い点
- くっつくまでが早く、もっとじっくり読みたかったという声がありました。脇役の伊崎の恋が既婚者相手で同情できない、終盤が伊崎の話に寄っていたという意見もあります。
- 挿絵のキャラクターの印象が本文とずれている、向居の辛辣な台詞が刺さりすぎてつらかったという声もあります。
