鈴木あみのBL小説おすすめ|流刑島から王都へ、復讐と恋の大河ロマン

鈴木あみさんは、ガッシュ文庫やB-PRINCE文庫で作品を発表しているBL作家です。

口コミでは、作り込まれた世界の中で運命に翻弄される二人を描く、スケールの大きな物語が評判です。

つらい展開も多いぶん、その先に用意された救いに泣けたという声がよく見られます。

もくじ

口コミから見える作風

権謀術数と恋の二本立て

「Heimat Rose」は、冤罪で全てを奪われた男の復讐劇と、恋の行方が同時に進んでいく物語です。

展開が早いのに中身がしっかりしていて、つい引き込まれるという感想が目立ちます。

まっすぐな受けと苛烈な攻め

どんな目に遭っても人を信じることをやめない受けと、目的のためなら手段を選ばない攻めの組み合わせが好評です。

かつての親友が宿敵になっていく切なさも、読みどころとして挙がっています。

読む人を選ぶ痛さ

途中の巻には痛ましい展開が続く場面もあり、読む人を選ぶという声もあります。

そのぶん、甘い場面や結末で救われたという感想が多く寄せられています。

おすすめの作品

Heimat rose 繋囚 (鈴木あみ)

ポイント 流刑島で拾った謎の男と始まる、復讐と恋の物語の幕開け

凶悪犯だけが送られる流刑島ヴァルハイ。その北の果ての離島で暮らすチュールは、ある日、海岸で一人の男を拾う。男の名はレイ。ほかの囚人とはどこか違う謎めいた雰囲気をまとい、明晰な頭脳と並外れた力を持つ彼は、やがて島を支配し、船を造って王都を目指すと言い出した。冤罪で全てを奪われた彼の目的は、かつての親友への復讐だった。そんなレイに惹かれていくチュールは、彼についていくことを決めるが……。架空の王国を舞台に、王位をめぐる権謀術数と恋が交差する大河ロマン「Heimat Rose」の第1巻です。

基本情報

著者鈴木あみ
発売日2010/03/01
ページ数301ページ
評価 4.7
スコア85

口コミ

良い点
  • 架空の君主国での王位継承をめぐる駆け引きと、チュールとレイの恋が二本立てで進む壮大な物語にぐいぐい引き込まれたという声が多くありました。展開が早いのに内容がしっかりしていると評判です。
  • どんな目に遭ってもまっすぐで人を信じる心を失わないチュールと、復讐のためなら手段を選ばない苛烈なレイの組み合わせが好評です。ノベルス版から読み返しても同じところで泣けたという意見があります。
悪い点
  • 全4巻で1冊では完結しないため、できれば4冊まとめて読むほうがよいという声がありました。

Heimat Rose 覇王 (鈴木あみ)

ポイント 運命にもてあそばれる二人を描く、一気読みの声が多い巻

花吹雪の舞う季節、王都は新王の戴冠式に華やいでいた。ついにレイが王位に就き、隣にはオルタンス姫が微笑んでいる。その光景を遠くから見つめ、涙するチュール。まだこんなにも愛しているのに、もう会うことは叶わない……。チュールはもういないと信じ、政治に打ち込むレイ。一方、反逆者となって姿を消したフェルマノワールは――。書き下ろしと単行本初収録の短編も収めた、大河ロマン「Heimat Rose」の第3巻です。

基本情報

著者鈴木あみ
発売日2010/05/01
ページ数255ページ
評価 4.5
スコア83

口コミ

良い点
  • 物語がよく作り込まれていて、復讐劇として単純に面白いという声が多くありました。つらい展開のあとに甘い場面がきちんと用意されていて救われると評判です。
  • どんな目に遭っても人を愛し、信じることをやめないチュールの強さに心を打たれたという意見があります。想い合う二人が運命にもてあそばれる悲恋の巻として、一気に読んでしまったという声も好評です。
悪い点
  • 序盤からしんどい展開が続くという声がありました。

Heimat Rose 花冠 (鈴木あみ)

ポイント 長い物語が良い形で締めくくられたと評判の最終巻

炎に包まれる城のなかで、剣を交えるレイとフェルマノワール。どこで道を誤ったのか、引き返すことはできなかったのか――かつて親友だった二人の胸には、いまも慕わしさがくすぶっている。そして再会を果たしたチュールとレイが選ぶ未来とは。商業誌未発表の続編も完全収録した、大河ロマン「Heimat Rose」の最終巻です。

基本情報

著者鈴木あみ
発売日2010/06/01
ページ数267ページ
評価 4.6
スコア85

口コミ

良い点
  • 波乱万丈の物語が良い形で締めくくられ、レイとチュールが仲むつまじく暮らす結末に救われたという声が多くありました。宿敵フェルマノワールの最期もじんわりと心に残ると評判です。
  • ノベルス版から長く愛読してきた読者が、書き下ろしの短編まで読めて最高だったと好評です。昔と同じところで号泣したという意見もあります。
悪い点
  • 終盤のレイの振る舞いがひどく、二人の世界に寄りすぎて脇のキャラクターが置き去りに感じたという声がありました。
  • 文庫版のイラストより、ノベルス版の絵のほうがしっくりくるという意見もあります。

はじめての一冊は

1冊では完結しないので、まずは『Heimat rose 繋囚』から順に読み進めるのがおすすめです。

そのほかの掲載作品

読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。

復讐が軸になる物語は復讐もの特集でも紹介しています。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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