沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね
小さな不動産会社の新人・水上来人は、相続した山の処分に困る客のため、伊勢神宮にほど近い山へ調査に出かける。インドア派の来人が山奥で迷いかけたそのとき、目の前に現れたのは小さな沼。まばゆい光とともにそこから姿を見せたのは、息をのむほど美しい海皇神だった。ところがこの神様、なぜか近畿弁で陽気にしゃべり倒し、来人を沼の底へ引きずりこんで……。神様と会社員の恋を描く、ハイテンションなファンタジー・コメディです。
基本情報
| 著者 | 綺月陣 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/09/20 |
| ページ数 | 270ページ |
| 評価 | 3.9 |
| スコア | 78 |
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口コミ
良い点
- 美形なのに近畿弁でまくしたてる海皇様と、冷静にツッコむ来人のやりとりが漫才のようで、笑いながら一気に読めたと評判です。二十年も来人を待っていた一途さにほろりとしたという声もありました。
- 金の斧や浦島太郎といった昔話に、ゼウスや天照大神まで登場する何でもありの設定が楽しいと好評です。職場の先輩・角崎さんとのかみ合わない会話も笑いどころに挙げられています。
- 小山田あみ先生の涼しげなブルーの表紙や挿絵が美しいという声が多くありました。落ち込んだときに気楽に読める明るい一冊だと評判です。
悪い点
- ノリとツッコミの勢いや近畿弁になじめず入り込めなかった、BLらしい切なさやときめきは薄いという意見がありました。
- 展開が唐突で大団円が早くに見えてしまう、受けが子を宿す設定などが盛りだくさんすぎて食傷気味になったという声もあります。
