いつも覚悟はできている
一族経営の大企業、マサキ・コーポレーションの若き社長・真崎史彦と、その専属秘書で恋人の水澤倫章。長い年月を共に歩んできた二人に、かつてない危機が訪れる。ある晩、真崎が赤ちゃんを抱いて帰宅し、「正真正銘、俺たちの息子だ」と言い放ったのだ。何の相談もなかった事実に激怒した倫章は、真崎の頬を叩いて家を飛び出してしまうが……。「三人で家族になろう」――新しい家族の形に向き合う、「いつも」シリーズの一冊です。
基本情報
| 著者 | 綺月陣 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/12/01 |
| ページ数 | 309ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
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口コミ
良い点
- いつもは真崎に丸め込まれがちな倫章が、自分の考えを貫いて悩み抜く姿が良かったという声がありました。器の大きな倫章が、子どもとの接し方がわからない真崎の意識を変えていく場面も好評です。
- 子どもを持てないカップルが一般的でない方法で家族をつくることについて考えさせられた、新しい家族の形を見た物語だという感想があります。赤ん坊にうろたえる真崎など、笑える場面も楽しめると評判です。
悪い点
- 倫章に無断で子どもをもうけた真崎や、周囲の人物の身勝手さに納得できないという声が非常に多くありました。前作の設定を変えた後付けの説明に感じ、シリーズへの思い入れが強いほど受け入れられなかったという厳しい意見が目立ちます。
- 倫章がすぐに許してしまうのがもどかしい、赤ん坊の可愛さでなし崩しに流されたのが不満という意見もあります。
