パブリックスクール [3]
イギリス名門貴族の御曹司にして世界有数の海運会社を率いるエドと、日本の出版社で働く礼。遠く離れて暮らす恋人同士の二人は、礼の長期出張をきっかけに三か月間ひとつ屋根の下で過ごすことになる。ところが、かつての反動のように甘く優しいエドは嫉妬も束縛も人一倍で、礼が仕事で作家と会うだけでも不機嫌を隠せず……。恋人として初めて迎える聖夜をエドの視点でたどる「八年目のクリスマス」ほか3編を収めた、シリーズの後日談となる一冊です。
基本情報
| 著者 | 樋口美沙緒 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/06/01 |
| ページ数 | 347ページ |
| 評価 | 4.7 |
| スコア | 92 |
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口コミ
良い点
- 身分や責任、周囲の悪意を抱えたままのエドを、それごと愛すと決める礼の姿が、一つひとつ納得のいくエピソードの積み重ねで描かれていて良かったという声が多くありました。
- 礼のためだけに努力を重ねてきたエドのひたむきさに涙した、長い年月をかけて育んだ二人の結末を堪能できると好評です。
- 「つるばらの感傷」では友人ジョナスの目を通して二人の八年間が語られ、何度も読み返したくなる後日談だと評判です。
悪い点
- お金と愛のどちらがあっても幸せをつかむのは難しいというシビアで現実的な物語なので、お伽話のような甘さを求める人には酷かもしれないという意見があります。
- 電子限定版のSSは甘い雰囲気でまあまあの満足度だった、この巻はなくてもよかったという感想も見かけたという声もあります。
