魔人が叶えたい三つのお願い
行きつけの図書館で見つけた古めかしい絵本。書けない日々が続く小説家の來栖がその本を開くと、煙とともに褐色の肌をした精悍な魔人が現れた。三百年ぶりに目を覚ましたという魔人シンは「三つの願いをなんでも叶えてやろう」と尊大に言い放ち、來栖が胸にしまっていた秘密まで見抜いてしまう。願いを決められないまま始まった奇妙な同居生活の行方は……。絵本の魔人とスランプ中の作家が紡ぐ、不思議な千夜一夜の恋物語です。
基本情報
| 著者 | 秀香穂里 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/02/01 |
| ページ数 | 267ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 86 |
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口コミ
良い点
- 作家としての迷いや創作の苦しみがとてもリアルで、魔人との会話が作家と編集者のやりとりのようだったという声がありました。來栖が自分の殻を破っていく成長物語として読めると評判です。
- 世話焼きで家事もこなす魔人シンが意外なほどスパダリで、正反対の二人の掛け合いが楽しいと好評です。呪いを打ち破る結末にぐっときたという感想もありました。
悪い点
- 序盤は願いもなかなか叶わずスローな展開で、読むのに時間がかかったという声がありました。
- 二人ともキャラクターが弱めで、攻めが魔人である必要があったのか疑問だったという意見もあります。
