鳥谷しずさんは、幻冬舎ルチル文庫やルビー文庫、ディアプラス文庫で作品を発表しているBL作家です。
口コミでは「妖や子どもたちが可愛い」「声を出して笑った」という声がとても多く、癒やされたいときに選ばれている作家です。
口コミから見える作風
可愛い脇役たち
管狐や一反木綿などの妖、雅な言葉づかいで突然歌い出す白狐の子どもたち、着物を着た子猫など、脇役の可愛さに癒やされたという声がとても多くありました。
遊び心のある笑い
タブレットやアプリを使いこなす妖たちや、攻めの独特なこだわりに冷静につっこむ受けなど、くすっと笑える場面が好評です。
こだわりの設定に好みが分かれるという声もあります。
家族になっていく温かさ
子どもや甥を一緒に育てるうちに、二人が本物の家族になっていく物語が多く、温かさに癒やされるという声が目立ちます。
大きな事件が少なく、あっさりしていると感じた読者もいるようです。
おすすめの作品
獣皇子と初恋花嫁 (鳥谷しず)
ポイント 平安京に似た異世界に落ちた教師と、雪豹の獣人の東宮
身投げしようとする人を助けて川に落ちた教師の立夏。目覚めた先は、獣人や耳と尻尾を持つ人々が暮らす、平安京に似た異世界だった。不審者として捕らえられ危うい目に遭った立夏を救ったのは、雪豹の獣人である麗しい東宮・紫藤。山荘にかくまわれた立夏は、額に浮かんだ「呪禁師」の徴が獣人を惹きつけてしまうと教えられる。徴を消す方法を聞いて慌てる立夏だったが……。もふもふの和風異世界トリップ・ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 鳥谷しず |
|---|---|
| 発売日 | 2016/09/01 |
| ページ数 | 221ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 着物を着た子猫の篝丸がとにかく可愛くて癒やされたという声が多くありました。紫藤の尻尾をもふもふして喜ぶ立夏も微笑ましいと好評です。
- 平安調の世界観がしっかり作られ、ファンタジーとして読み応えがあると評判です。額の徴をめぐる立夏の慌てぶりに笑ったという感想もあります。
- 高貴で落ち着いた紫藤の雰囲気と、みずかね先生の美麗なイラストが好評です。官能的な場面が濃いめだという声もあります。
- 終盤の戦いが聖剣を抜いただけであっけなく終わり、立夏の剣の腕が生かされていないという意見が多くありました。
- 設定が細かいわりにご都合主義に感じる、前半は展開がゆっくりで退屈だったという声もあります。
愛しのオオカミ、恋家族 (鳥谷しず)
ポイント 初恋の人と再会し、生まれ変わった白狐たちを一緒に育てる
獣医学生の蓮は、自分が持つ「治癒師」の力を避けて生きてきた。ところが初恋の人・蘭篠と再会し、「鬼狩り師」となった彼から瀕死の使鬼、白嵐と紅嵐の治療を頼まれる。その方法は、特殊な薬で二匹を体内に取り込み、力を分け与えてから生み直す「擬似出産」だった。生まれ変わった白狐たちを育てるため、蓮は蘭篠と一緒に暮らしはじめ……。不思議な家族の日々を描く、ほのぼのとした子育てファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 鳥谷しず |
|---|---|
| 発売日 | 2016/10/01 |
| ページ数 | 351ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 生まれ直した白狐の白嵐と紅嵐が、すぐに歌って踊り出す「突発性ミュージカル症」で、雅な言葉づかいも愛らしいと大好評です。読みながら声を出して笑ったという声もありました。
- 料理上手な蘭篠と蓮、白狐たちが本物の家族になっていく温かさに癒されたという声が多くありました。肉球の匂いが好きな蓮の風変わりなこだわりなど、遊び心のある笑いも好評です。
- 大きな事件がほとんどなく、鬼狩り師などの設定が生かされないまま日常が続くのが肩透かしだったという意見がありました。
- 官能的な場面が長く濃いと感じた、二人が結ばれるまでの気持ちの描き方があっさりしているという声もあります。
嫁入り先は坂の上の白狐 (鳥谷しず)
ポイント 妖が見える弁護士が、一族の取り決めで白狐のもとへ嫁ぐ
妖が見える弁護士の雪原は、一族の取り決めで、白狐の妖・白鷹のもとへ嫁ぐことになり憂鬱だった。白鷹もまた、雪原には好きな人がいるのだろうと心苦しく思っていた。ところが婚礼の夜、花の精に呪いをかけられた雪原のために、白鷹はやむなく彼と結ばれることに。呪いに翻弄されながら、少しずつ距離を縮めていく二人だったが……?
基本情報
| 著者 | 鳥谷しず |
|---|---|
| 発売日 | 2023/04/19 |
| ページ数 | 381ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 管狐のあんこや一反木綿の松風など、妖たちがとにかく可愛いと評判です。妖の世界が現代に適応していて、タブレットやアプリを使う描写にも笑えます。
- お互いに言葉が足りずにすれ違う二人が、最後にしっかり想いを伝え合うまでの過程が切なく、読後の満足度が高いという声がありました。
- 口が悪く、肝心なことを言わない受けの性格が苦手だという声がありました。
- 体から始まる関係や、官能的な場面の多さに好みが分かれます。
溺愛スウィートホーム (鳥谷しず)
ポイント キャリア警察官の署長と、甥を育てるイクメン刑事
名家に生まれたキャリア警察官の遥は、ゲイであることを隠したまま、断り切れない見合い話を前にしていました。結婚する前に一度だけ思いを遂げたいと夜の街へ出た彼を案じて声をかけてきたのは、見知らぬ男。ところがその男・鷹遠は、遥の赴任先の部下となる刑事で、しかも兄のかつての義弟でした。亡き姉の遺した甥を育てるイクメン刑事の鷹遠と、署長の遥。複雑な縁でつながった二人が家族になっていく、子育てBLです。
基本情報
| 著者 | 鳥谷しず |
|---|---|
| 発売日 | 2016/07/01 |
| ページ数 | 233ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 可愛い甥っ子と子猫が登場するほのぼのとした家族の物語に、鳥谷しずさんらしい攻めの独特なフェチが加わる、そのバランスが面白いという声が多くありました。
- 攻めのこだわりに冷静につっこむ遥のクールさや、誠実で優しい鷹遠が好評です。橋本あおいさんのイラストがお話にぴったりで、巻末の漫画も楽しいと評判です。
- 複雑な親族関係が最後にはすべて良い方向にまとまる、悪人のいない大団円だという感想がありました。
- 恋に落ちる過程や家族へのカミングアウトなど、悩みそうな部分があっさり解決していてご都合主義に感じたという意見がありました。
- 警察官という堅い職業と攻めのフェチの設定が合わず受け入れられなかった、遥の兄の身勝手さが気になったという声もあります。
はじめての一冊は
はじめてなら『愛しのオオカミ、恋家族』からどうぞ。
歌って踊る白狐の子どもたちに笑って、家族の温かさに癒やされる一冊です。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
- 淫竜婚姻譚 蜜蘭は乱れ咲く
- 紅狐の初恋草子
- 間違いだらけの恋だとしても
- 兄弟ごっこ
- 初恋と色情のトランス
- 契約に咲く花は
- 捜査官は愛を乞う
- その兄弟、恋愛不全
- お試し花嫁、片恋中
- 流れ星ふる恋がふる
- 探偵の処女処方箋
- 恋色ミュージアム
- 放課後ベッドで囁いて
- 蜜色の恋
- 新世界恋愛革命
- スリーピング・クール・ビューティ
- 神の庭で恋萌ゆる
獣人が登場する物語は獣人BL特集、あやかしや和風の世界は和風・大正ロマン特集にもまとめています。
