大切な人との思い出が、ある日すっぽりと消えてしまう。
それでも、また同じ人に惹かれていく――。
記憶喪失ものは、忘れられた側の切なさと、記憶がなくても変わらない想いの強さが胸を打つジャンルです。
記憶を取り戻していく過程で過去の真実が明かされるので、ミステリーのように先が気になる作品も多く見られます。
こんな人におすすめ
- 「記憶がなくても、また好きになる」という展開に弱い方
- 忘れられた側の、切なくも一途な想いを味わいたい方
- 過去の真実が少しずつ明かされていく物語が好きな方
恋人や夫の記憶が消える(TL)
大嫌いなあなたと結婚したら、世界一幸せな妻になりそうです!? (山野辺りり)
ポイント 目覚めたら、大嫌いだった幼なじみと結婚していた
事故で三年分の記憶を失った陽菜。目覚めると、なんと大嫌いだった幼なじみの郁哉と結婚していた!? どうして嫌いな相手と夫婦になったのかわからず、家を飛び出す陽菜。けれど郁哉は「僕は今も昔も君が好きなんだ」と執拗に追いかけてきて……。新婚夫婦の、恋のやり直しの物語です。
基本情報
| 著者 | 山野辺りり |
|---|---|
| 発売日 | 2022/02/25 |
| ページ数 | 285ページ |
| 評価 | 3.9 |
| スコア | 78 |
口コミ
- 記憶を失われても焦らず、無理強いせず、もう一度好きになってもらおうと努力する郁哉の一途さに胸を打たれたという声がありました。
- 両想いになってからのいちゃいちゃぶりや、深い愛情に包まれる読み応えが好評です。
- ヒロインが郁哉を好きになっていく過程が薄く、あっさり好きになりすぎるという声が多くありました。
- ヒーローの過去の意地悪がひどく、ざまぁの仕方も幼稚だという意見もあります。ヒーロー視点は最後だけです。
お別れ確定の恋なので、こっそりあなたの子を授かろうと思います (悠月彩香)
ポイント どちらかが記憶を失っても、何度でも惹かれ合う二人
魔女の弟子として薬を作る薬師のルーシェは、怪我をした青年ランスを看病するうちに惹かれ合い、恋人同士になる。ところがある日、ランスが貴族だと知ってしまう。いつか引き離されるのなら、せめて彼との子がほしい――。覚悟を決めて過ごした夜、ルーシェは彼に記憶を奪う薬を飲ませて姿を消す。すれ違い、出会い直し、どちらかが記憶を失っても、何度でも惹かれ合ってしまう二人。先の読めない運命の恋を描く、シークレットベビーならぬ「シークレットマタニティ」ロマンス。
基本情報
| 著者 | 悠月彩香 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/04/01 |
| ページ数 | 333ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- ヒーローとヒロインのどちらも記憶を失い、それでも何度でも同じ相手に恋をする展開に先が読めず、一気に読みました。すれ違いが切なくて、記憶喪失ものが好きな人には涙なしでは読めません。
- 口の悪い師匠の魔女とおっとりしたヒロインの、本当の祖母と孫のようなやり取りが温かく、師匠の言葉は心に残りました。王妃や隣家の奥さんなど、脇を固める女性たちも素敵です。
- タイトルから軽い話を想像していたら、思いのほかシリアスで読み応えがありました。ヒーローが記憶を取り戻す場面には感動しました。
- 別れを覚悟したヒロインが、相手の子を授かるために薬を使い、その記憶まで消してしまう行動は受け入れがたいという声が多くありました。ヒロインに共感できるかどうかで評価が大きく分かれます。
- 最後、物語の核となる大きな問題があっさり解決してしまい、肩透かしに感じました。ヒーローにもっと活躍してほしかったという声もあります。
海に沈む深愛 記憶喪失のCEOは身代わり妻を今夜も離さない (石田累)
ポイント 記憶障害を抱えるCEOと、亡き妻に似たヒロイン。本格サスペンス
米国の大手企業CEO、バトラーを招く式典を任された警備会社の香子。ところが到着した彼の息子にいきなり「ママ」と抱きつかれ、記憶障害を抱えるバトラー本人からも、亡き妻に似ている香子に一緒に過ごしてほしいと熱望される。自分は妻の身代わりにすぎないのに……。切ない想いに揺れる香子に、さらなる運命の波が押し寄せる。
基本情報
| 著者 | 石田累 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/11/22 |
| ページ数 | 316ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 恋愛ものと思って読むと驚くほど本格的なサスペンスで、後半はスパイ映画のような展開に一気に読んでしまったという声が多くありました。
- ヒロインが記憶を取り戻してからの怒涛の展開がスリリングです。緊迫した場面が続くなか、ヒーローの幼い息子が癒やしになっています。
- サスペンス部分が多く、恋愛の描写はあっさりめです。甘いTLを期待すると物足りないかもしれません。
- 時系列が前後するので理解するのが大変だという声や、挿絵が作品の雰囲気に合わないという意見がありました。
結婚できずにいたら、年下王子に捕まっていました 引きこもり新婚生活編 (市尾彩佳)
ポイント 夫と結婚した記憶だけを失った妻と、動揺する年下の夫(続編)
「君を愛する僕を、体でも思い出して」――年下の王子フレデリックの妻となったジュディス。臣籍降下して公爵となった夫は中央の政治に関わりたくないのに、王宮からある令嬢を預かってほしいと頼まれる。夫が令嬢を避けるなか、放っておけずにもてなそうとしたジュディスは、ある事故に巻き込まれ、夫と結婚した記憶だけを失ってしまう。策士で駄々っ子な年下公爵と記憶喪失の新妻の、邪魔ばかり入る新婚生活。『結婚できずにいたら、年下王子に捕まっていました』の続編。
基本情報
| 著者 | 市尾彩佳 |
|---|---|
| 発売日 | 2026/04/03 |
| ページ数 | 278ページ |
| 評価 | 3.7 |
| スコア | 76 |
口コミ
- 妻の記憶喪失に動揺して感情を乱す年下の夫に、初めて年相応の可愛さを感じたという声がありました。最後はお互いの気持ちを素直に確かめ合う大団円です。
- 記憶喪失によって、前作と同じようなやりとりが繰り返されるので、食傷気味だったという声が多くありました。
- 自己肯定感の低いヒロインや、ヒロインを蚊帳の外に置いて物事を進めるヒーローに、いらいらしたという意見もあります。
極上ドクターの旦那様はシークレットベビーとママを溺愛中 (真彩)
ポイント 双子の父親との記憶だけを失った看護師と、一途な医師
看護師として働きながら、双子をひとりで育てている真緒。事故の影響で、子どもたちの父親との記憶を失っていた。そんな彼女の前に現れたのは、腕は超一流なのに無愛想な医師・寛貴。彼こそが双子の父親で、別れたあとも真緒を一途に想い続けていたのだった……。記憶喪失のヒロインと極上ドクターのシークレットベビーものです。
基本情報
| 著者 | 真彩 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/02/10 |
| ページ数 | 319ページ |
| 評価 | 3.8 |
| スコア | 77 |
口コミ
- 一途に想い続けてきたヒーローと、少しずつ家族になっていく過程に泣けたという声が多くありました。
- 看護師の仕事や子育ての描写がリアルで、双子のそらくんとうみちゃんが可愛いと評判です。記憶喪失の謎が解き明かされていく展開も好評です。
- ヒロインを傷つけたヒーローの父親を、あっさり許す結末に納得できないという声がとても多くありました。
- 保育園から子どもを連れ出す義母の行動が不快だったという意見もあります。
溺愛王は亡国の王女を逃がさない ふしだらな蜜月と高潔の契り (すずね凜)
ポイント 記憶を失った王女と、夫を名乗る大帝国の王
命を狙われ、湖に身を投げた亡国の王女アナイス。一年後に目覚めた彼女は記憶を失っていて、傍らには自分の夫だと名乗る大帝国の王オクタヴィアンがいた。献身的に看病してくれる彼に惹かれていくアナイスだったが、彼は何かを隠しているようで……。十年以上前の出会いから想い合ってきた、初恋同士の物語です。
基本情報
| 著者 | すずね凜 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/03/17 |
| ページ数 | 301ページ |
| 評価 | 3.7 |
| スコア | 76 |
口コミ
- すべての悪意からヒロインを遠ざけたいという、一途すぎるほどのヒーローの溺愛が好きだという声がありました。
- 記憶喪失の謎や二人の出会いが少しずつ明かされていく展開が好評です。
- 官能的な場面が多く、ストーリーが物足りないという声がありました。
- ヒロインに薬を飲ませて記憶を戻さないようにするヒーローのやり方に、引いてしまったという意見もあります。
BL
恋をしていたころ (安西リカ)
ポイント 七年ぶりに再会した元恋人は、二人の日々を覚えていなかった
建築事務所で働く一葉には、胸の痛みとともに封印してきた、生涯でただ一人の同性の恋人がいた。七年ぶりに連絡してきたその彼・仁科は、事故の影響で、恋人だった日々の記憶を失っていて……? 才能の差に苦しんで別れを選んだ一葉と、記憶をなくしても再び一葉に惹かれていく仁科の、大人の再会愛です。
基本情報
| 著者 | 安西リカ |
|---|---|
| 発売日 | 2021/04/01 |
| ページ数 | 223ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 89 |
口コミ
- 記憶をなくしても、また一葉に恋をする仁科の姿に「運命としか言いようがない」という声が多くありました。七年の別離を経て成長した一葉が、今度こそ向き合う姿が胸に響きます。
- 記憶喪失はほどよいスパイスで、大人同士のしっとりとした再会愛として丁寧に描かれていると評判です。再会後の土砂降りの雨の場面に泣いたという感想も。柴犬のはちみつも可愛いです。
- 自分から振ったのに、相手があっさり受け入れたことを根に持ち続ける一葉に共感できなかったという声がありました。
- 大きな山場はなく、復縁が早めだという意見もあります。
騎士と王太子の寵愛オメガ 青い薔薇と運命の子 (滝沢晴)
ポイント 過去の記憶がないオメガの前に、隣国の騎士が現れる
祖父と幼い息子ミールとともに、貧しい農村で暮らすオメガの青年キラには、過去の記憶がない。気づいたときには身重の体で臥せっていて、出産後は労働力として酷使されてきた。ところがある日、隣国アーフターブから凛々しい騎士ジャムシードがやってきて、キラこそが後宮から姿を消した王太子の寵妃で、ミールはその御子だと告げる。いぶかりながらも、キラ親子は騎士に付き添われて隣国へと旅立つが……。
基本情報
| 著者 | 滝沢晴 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/08/20 |
| ページ数 | 265ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 89 |
口コミ
- 母を守ろうとする小さな騎士ミールがとにかく可愛く、親子の絆に心を揺さぶられたという声が多くありました。
- 記憶を取り戻すにつれて、本来の「瞬間湯沸かし器」な性格が戻ってくる受けが面白く、伏線もきれいに回収されると評判です。読後感が爽やかです。
- 騎士の正体が早い段階で予想できてしまう、真実を明かさない理由が取ってつけたようだという声がありました。
- 序盤は受けと子どもが村でひどい扱いを受ける場面が続きます。
愛されたがりさんと優しい魔法使い (川琴ゆい華)
ポイント 魔女に記憶を奪われた魔法使いの、ハートフルなラブコメ
卵料理の店を営む史が、駅でときどき見かける素敵な彼。ところがある日の彼は、ハートのタイピンに魔法のステッキという、センスが行方不明な格好をしていた。しかも「俺はきみをしあわせにしないと、普通の人間に戻してもらえない」と、なぜか史にすがってきて……? 魔女に記憶を奪われた魔法使いと、愛されたがりの青年のハートフル・ラブコメディ。
基本情報
| 著者 | 川琴ゆい華 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/11/01 |
| ページ数 | 237ページ |
| 評価 | 4.7 |
| スコア | 87 |
口コミ
- ぶっ飛んだ設定なのに、互いのコンプレックスと向き合う意外と深いお話で、ほっこり温まるという声が多くありました。嫌な人が出てこないので安心して読めます。
- おいしそうな卵料理や、笠井あゆみさんが描く「デラックスな魔女」がインパクト抜群だと評判です。魔法のステッキを持った英国紳士風の攻めがツボだという感想も。
- 官能的な場面がとても多く、魔法がそちらにばかり使われるのが残念だという声がありました。
- 攻めの記憶が最後まで戻らない結末に、もやもやしたという意見もあります。
転生した守銭奴、聖者の偽りを暴く (宮緒葵)
ポイント 献身的に世話を焼く、記憶を失った奴隷の正体
借金の取り立て中に命を落とした闇金業者の新名が目を覚ますと、そこは異世界。子どもの頃から夢の中で交流していた唯一の友人アウルムの体に転生していた。どんな病も治せる清らかな聖者でありながら、力を奪われ、虐げられて命を落としたアウルム。その無念を晴らすため、新名は復讐を誓う。献身的に世話を焼いてくれるのは、記憶を失った奴隷のジン――なぜか高い魔力を持つ謎の男だ。中身が別人だと知っても忠誠を捧げてくる彼と共に、新名の復讐劇が始まる。
基本情報
| 著者 | 宮緒葵 |
|---|---|
| 発売日 | 2026/01/01 |
| ページ数 | 335ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 前世の経験を活かして、虐げられた友のために容赦なく復讐を進めていく主人公の骨太なメンタルが爽快です。悪役は最後まで悪役なので、成敗される場面では胸がすっとしました。
- 中身が別人と知ってもなお忠誠を捧げ、闇の魔法で颯爽と助けてくれるジンが格好いい。もう一人、主人公に執着する聖騎士も登場して、二人がバチバチにぶつかる展開にも盛り上がりました。
- BLの要素を抜きにしても物語として面白く、一気に読みました。報われなかったもう一人の主人公への救いが最後に用意されていたのも、うれしかったです。
- 続きがありそうな終わり方で、すべての謎が解けるわけではありません。一冊で完結する話を求める人は注意が必要です。
- この作者の作品としては執着や甘い場面が控えめで、濃い溺愛を期待すると物足りないかもしれません。序盤の暴力の描写には、少し怖さを感じる場面もあります。
神楽坂様、初恋の謎解きのお時間です (佐倉温)
ポイント 記憶を失った青年の霊の謎を解く、骨董店ミステリー
卓越した頭脳を持つ御曹司・神楽坂全。その完璧な幼なじみを持つ穂高は、人の魂が宿った品を扱う骨董店の店主だ。全は会うたびに「穂高、好きだ」と告げてくるが、穂高はある過去の出来事から、好意を受け取る資格がないと思い込んでいた。ある日、形見だというアンティークチェアを引き取ると、椅子には生前の記憶を失った青年の霊が憑いていた。死んだ理由を知りたいと訴える彼のために、穂高は全に相談を持ちかけるが…?
基本情報
| 著者 | 佐倉温 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/07/01 |
| ページ数 | 222ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 84 |
口コミ
- ミステリー仕立ての謎解きと、幼なじみのこじらせた初恋がうまく絡み合っていると評判です。どんなときも受けの味方でいる、一途な攻めの愛が素晴らしいという声が多くありました。
- タヌキの姿をしたドジな神様「虎ちゃん」がコミカルで、シリアスな話を和ませてくれます。
- 要素が多く、話があちこちに広がりすぎているという声がありました。
- 謎解きは推理小説としてはゆるめで、恋人になってからの二人がもっと読みたかったという意見もあります。
彷徨う記憶と執愛の星 (戸田環紀)
ポイント 記憶を失った青年と、何かを隠している鉄道王
事故で自分に関する記憶をすべて失ったアシュリー。傍らにいたのは、鉄道会社の社長で、孤児だった自分を引き取ってくれたというレイモンドだった。手厚く面倒を見てくれる知的で包容力のある彼に惹かれていくアシュリー。けれど、記憶を失う前の友人と出会ったことで、レイモンドが何か重要なことを隠しているのではという疑いが芽生えて……。
基本情報
| 著者 | 戸田環紀 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/12/28 |
| ページ数 | 259ページ |
| 評価 | 3.8 |
| スコア | 78 |
口コミ
- 周囲の話と食い違う自分の過去に不安が募っていく展開がスリリングで、何が真実なのかハラハラしながら読んだという声が多くありました。
- 蒸気機関車が走り始めた英国風の世界観と、北沢きょうさんのイラストがぴったりだと評判です。明かされる過去の理由に深みがあるという感想もあります。
- 真実がなかなか明かされず、途中でだれてしまったという声がありました。
- 後半が慌ただしく、詰め込みすぎてわかりにくいという意見もあります。
拾われ令息は堅物探偵に愛される (志波咲良)
ポイント 記憶をなくした便利屋と、彼を探し続けてきた探偵
闇医者だった養父を亡くし、貧困街で便利屋を営むシオン。ある日、声をかけてきた探偵ロイドは、シオンのペンダントを見て顔色を変えた。その出所を知りたがる彼に、うまく丸め込まれて仕事を手伝うことになったシオン。依頼をこなすうちに信頼が芽生え、離れがたく感じ始めたころ、ある任務の最中に、拾われる前の失われた記憶がよみがえって……。
基本情報
| 著者 | 志波咲良 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/11/01 |
| ページ数 | 229ページ |
| 評価 | 3.6 |
| スコア | 78 |
口コミ
- 過去にとらわれず惹かれ合っていく二人の恋の展開が良く、正体が明かされてからのロイドの「お仕えモード」と素の顔の使い分けがたまらないという声が多くありました。
- 主従ものの要素もあり、大団円で安心して読めると評判です。
- 追っていた事件の元が解決されないまま終わるという声がありました。
- 文章が少し読みづらい、恋愛と物語がどっちつかずに感じたという意見もあります。
恋人が思い出せません (海野幸)
ポイント 二か月分の記憶を失った会社員と、恋人を名乗る年下の美形
目覚めたら、超好みの恋人ができていた会社員の幸人。どうやら階段から落ちて、二か月分の記憶を失っているらしい。幸人にベタ惚れだという年下の美形青年・直道と、とりあえず逢瀬を重ねてみることにするが、彼は幸人に深い傷を残した過去の人物と関わりがあって……。「桜が散る頃までに」という約束をめぐる、年下攻めの記憶喪失ラブです。
基本情報
| 著者 | 海野幸 |
|---|---|
| 発売日 | 2025/08/01 |
| ページ数 | 253ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 84 |
口コミ
- 記憶喪失と謎解きが組み合わさり、ハラハラしながら読めたという声が多くありました。
- 拗ねたり大人ぶったりしながら健気に尽くす年下攻めが可愛く、臆病な受けの心を癒していく深い愛情が好評です。心と記憶のあり方を多角的に描いた物語だという感想もあります。
- 記憶喪失の設定があまり生かされていないという声がありました。
- 受けの逡巡が多く、情報過多に感じた、価格が高めだという意見もあります。
初恋も二度目の恋も (彩東あやね)
ポイント 記憶を失った俺様社長が別人のように優しく。記憶が戻ると……
幼なじみで上司でもある社長・一颯のことが、昔から苦手だった秘書の史也。ところが事故で記憶を失った一颯は、それまでの俺様ぶりが嘘のように優しくて……。療養先の別荘で二人きりの日々を過ごすうち、史也の気持ちは変わっていく。けれど記憶が戻ると、記憶を失っていたあいだのことは消えてしまうと知り……。俺様社長と純情秘書の、年下攻めラブです。
基本情報
| 著者 | 彩東あやね |
|---|---|
| 発売日 | 2022/07/01 |
| ページ数 | 222ページ |
| 評価 | 3.9 |
| スコア | 79 |
口コミ
- 記憶喪失という王道の設定がしっかり生きていて、甘くてキュンキュンするという声が多くありました。
- 意地悪だと思っていた態度が実は好意の裏返しだった、というすれ違いが好評です。伊東七つ生さんのイラスト、特に扉絵が素晴らしいと評判です。
- 受けの心変わりが早く、くっつくまでの過程が駆け足に感じたという声がありました。
- 言葉遣いや性的な場面の一部の表現が合わなかったという意見もあります。
心を半分残したままでいる 1 (砂原糖子)
ポイント 記憶を失いやすい主人公が、日記に残る恋人「M」を探す。全3巻
記憶を失いやすい持病を抱える静良井は、日記に残されたかつての恋人『M』を探していた。行きつけの喫茶店のマスター・中上と親しくなり、一緒に手がかりを追ううち、静良井はやがて中上こそが『M』なのではと疑い始める。けれど中上の態度にはどこか謎めいたところがあって……。記憶と恋をめぐる、3巻完結の長編シリーズ第1巻です。
基本情報
| 著者 | 砂原糖子 |
|---|---|
| 発売日 | 2018/06/01 |
| ページ数 | 329ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 謎の置き方が絶妙で、「Mは誰なのか」と気になって止まらない、分厚さを感じずに読めたという声が多くありました。衝撃的な引きで終わるため、続巻をそろえてから読むのがおすすめだと評判です。
- 喫茶店の窓際の席やオリジナルブレンドなど、何気ない場面に中上の静かな想いがにじむと好評です。葛西リカコさんの繊細なイラストも美しいと評判です。
- 登場人物がみな煮え切らず、1巻だけでは切なさが伝わりにくかったという意見があります。
- 静良井の恋人を名乗っていた久遠の身勝手さに腹が立ったという声もありました。
選ぶときのコツ
記憶喪失ものは、口コミで「好きになり直す過程があっさりしている」「記憶を失う理由に納得できない」という声が出やすいジャンルです。
作品ページの「良い点・気になる点」で、切なさの度合いや展開の丁寧さを確かめてから選ぶと、好みに合う一冊に出会いやすくなります。
あわせて読みたい
別れた相手とのやり直しは再会TL特集、泣ける物語は泣けるTL・BL特集、謎解きのある作品はミステリーBL特集にもまとめています。
