鈍色の空、ひかりさす青
家にも外にも安らげる場所がなく、何も期待せずに日々をやり過ごしてきた基。ある日、すれ違ったスーツ姿の男に助けられ、一週間かくまわれることになる。男の名は那智。訳ありの過去を背負った弁護士だった。人に優しくされたことのない基は、戸惑いながらも那智に惹かれていく。けれど自分のような人間がそんな想いを抱けば嫌われると思い込み、彼から離れようとして……。重い現実のなかで救いを探す二人を描いた物語です。
基本情報
| 著者 | 崎谷はるひ |
|---|---|
| 発売日 | 2010/04/01 |
| ページ数 | 349ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
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口コミ
良い点
- 重く苦しい展開が続くぶん、那智と出会って少しずつ人らしい感情を取り戻していく基の姿に救われたという声が多くありました。
- 暗い題材でも話がしっかり組み立てられていて、読み終えた満足感があると好評です。続編の『ひとひらの祈り』まで読むのがおすすめという声も目立ちました。
悪い点
- 主人公が受ける暴力の描写が多く、数ページ飛ばしたほどつらかったという意見が多くありました。
- 同人誌時代の作品の改稿で、今の作者の作品に比べると文章や展開が粗く感じたという声もあります。
